※本記事はコレックホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社コレックホールディングスは2026年2月期通期決算を発表した。売上高は6,685百万円(前期比+3.4%)と増収を確保したものの、Aoie社の助成金不適切申請問題の影響を受け、EBITDAは111百万円(同▲62.7%)、営業利益は63百万円(同▲71.4%)と減益となった。一方、当期純利益は40百万円(同+101.8%)で増益を確保し、東証スタンダード市場の上場維持基準はすべて適合した。
連結業績(当期 実績)
通期の売上高は6,685百万円で前期比+3.4%の増収となった。EBITDAマージンは1.7%(前期4.6%)、営業利益率は0.9%(前期3.4%)に低下した一方、経常利益は69百万円(前期比▲68.5%)、当期純利益は40百万円(前期比+101.8%)で、EPSは5.49円(前期2.72円)となった。
| 項目 | 当期(2026年2月期) | 前期(2025年2月期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,685 | 6,468 | +3.4% |
| EBITDA | 111 | 299 | ▲62.7% |
| 営業利益 | 63 | 220 | ▲71.4% |
| 経常利益 | 69 | 222 | ▲68.5% |
| 当期純利益 | 40 | 19 | +101.8% |
| EPS(円) | 5.49 | 2.72 | +101.8% |
セグメント別の状況
3セグメント(エネルギー、アウトソーシング、メディアプラットフォーム)のうち、エネルギーセグメントはAoie社の助成金問題の影響で売上高1,595百万円(前期2,820百万円)、EBITDAは▲292百万円(前期191百万円)と赤字転落した。アウトソーシングセグメントは売上高3,132百万円(前期比+57.5%)、EBITDA247百万円(同+79.8%)と大幅増収増益。メディアプラットフォームセグメントは売上高1,928百万円(同+18.9%)、EBITDA445百万円(同+120.0%)となり、グループ内で最も高いEBITDAマージン(23.1%)を維持した。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| エネルギー | 売上高 | 1,595 | 2,820 |
| エネルギー | EBITDA | ▲292 | 191 |
| アウトソーシング | 売上高 | 3,132 | 1,989 |
| アウトソーシング | EBITDA | 247 | 137 |
| メディアプラットフォーム | 売上高 | 1,928 | 1,624 |
| メディアプラットフォーム | EBITDA | 445 | 202 |

通期業績予想
2027年2月期の業績予想は、売上高8,101~8,138百万円(前期比+21.2%~+21.7%)、EBITDA281~318百万円(同+152.2%~+185.3%)、営業利益228~265百万円(同+262.6%~+321.1%)、当期純利益197~221百万円(同+391.1%~+451.2%)と、各利益項目で大幅な増益を見込んでいる。
| 項目 | 2027年2月期予想 | 2026年2月期実績 | 成長率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8,101~8,138 | 6,685 | +21.2%~+21.7% |
| EBITDA | 281~318 | 111 | +152.2%~+185.3% |
| 営業利益 | 228~265 | 63 | +262.6%~+321.1% |
| 経常利益 | 211~248 | 69 | +202.3%~+255.1% |
| 当期純利益 | 197~221 | 40 | +391.1%~+451.2% |
| EPS(円) | 26.91~30.20 | 5.49 | +390.0%~+450.0% |

株主還元
2026年2月期の配当は1株当たり9円を予定しており(5月27日開催予定の株主総会に付議予定)、2027年2月期も9円/株を予定している。DOE5%を目標とした安定配当の継続に加え、2026年2月末日の基準日より新たに株主優待制度(QUOカード贈呈制度)を導入。毎年2月末および8月末の株主名簿に記載された100株以上保有の株主に、それぞれQUOカード1,000円分(年間合計2,000円分)を贈呈する。
| 項目 | 2025年2月期 | 2026年2月期 | 2027年2月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 普通配当(円/株) | 8 | 9 | 9 |

中期経営計画
中期経営計画「CORREC Innovation 2029」では、2029年2月期に売上高120億円、EBITDA10億円を目標に掲げている。2026年2月期はAoie社の助成金問題の影響を受け、売上高・EBITDAともに計画対比でビハインドの状況にあるが、3年後の計画値は変更せず据え置く方針。また、2026年3月31日付で株式会社りそな銀行とのコミットメントライン契約(借入極度額10億円、無担保・無保証、契約期限は1年間で2年の延長オプション付き)を締結し、今後の成長資金として活用する。

※本記事はコレックホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。