※本記事はアイチ コーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
アイチコーポレーションが2026年3月期(25年度)の決算を発表した。売上高は596.1億円、営業利益は75.1億円と増収増益を確保した一方、経常利益は中国景気減速の影響による持分法利益の減少で減益となった。当期純利益は66.5億円で前期比5.1%増となり、年間配当は前期の55円から60円に増配した。26年度(2027年3月期)は売上高630.0億円、営業利益79.0億円への更なる増収増益を見通している。
連結業績(25年度 実績)
売上高は596.1億円(前期比+3.1億円、+0.5%)、営業利益は75.1億円(同+0.7億円、+1.0%、営業利益率12.6%)となった。24年度はシャシ認証問題による繰越売上があったが、25年度も増収増益を確保。経常利益は81.7億円(同△0.5億円、△0.6%)と、中国景気減速の影響による持分法利益の減少で減益となった。当期純利益は66.5億円(同+3.2億円、+5.1%)。
| 項目 | 当期(25年度) | 前期(24年度) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 596.1億円 | 593.0億円 | +3.1億円(+0.5%) |
| 営業利益 | 75.1億円(12.6%) | 74.4億円(12.5%) | +0.7億円(+1.0%) |
| 経常利益 | 81.7億円(13.7%) | 82.2億円(13.9%) | △0.5億円(△0.6%) |
| 当期純利益 | 66.5億円(11.2%) | 63.3億円(10.7%) | +3.2億円(+5.1%) |
セグメント別の状況
トラックマウント式は24年度のシャシ認証問題による繰越売上の反動で340億円(前期比△11億円)に減少。一方、サービスはレンタル業界向け修理(オーバーホール)売上の増加により132億円(同+12億円)に伸長した。自走式は96億円(同+3億円)、SSLは10億円(同△7億円)、その他は18億円(同+6億円)。売上高合計は596億円(同+3億円)。
| セグメント | 24年度 | 25年度 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| トラックマウント式 | 351億円(59.1%) | 340億円(57.0%) | △11億円 |
| 自走式 | 93億円(15.6%) | 96億円(16.2%) | +3億円 |
| SSL | 17億円(2.8%) | 10億円(1.7%) | △7億円 |
| サービス | 120億円(20.3%) | 132億円(22.1%) | +12億円 |
| その他 | 12億円(2.1%) | 18億円(3.0%) | +6億円 |
| 合計 | 593億円(100%) | 596億円(100%) | +3億円 |


通期業績予想(26年度)
26年度(2027年3月期)は、売上高630.0億円(前期比+33.9億円、+2.9%)、営業利益79.0億円(同+3.9億円、+2.1%、営業利益率12.5%)、経常利益85.0億円(同+3.3億円、+0.9%)、当期純利益67.0億円(同+0.5億円、+2.6%)を見通す。セグメント別ではトラックマウント式358億円、自走式108億円、SSL18億円、サービス135億円、その他11億円、合計630億円を計画する。
| 項目 | 予想(26年度) | 前期(25年度実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 630.0億円 | 596.1億円 |
| 営業利益 | 79.0億円(12.5%) | 75.1億円(12.6%) |
| 経常利益 | 85.0億円(13.5%) | 81.7億円(13.7%) |
| 当期純利益 | 67.0億円(10.6%) | 66.5億円(11.2%) |

株主還元
株主還元を安定的に向上させることを基本に、配当性向60%以上を基準とする方針を掲げる。25年度の年間配当は60円(前期55円)となり、26年度は年間65円(予想)へのさらなる増配を計画する。なお、2025年5月には自己株公開買付(128億円)を実施した。
| 区分 | 24年度 | 25年度(実績) | 26年度(予想) |
|---|---|---|---|
| 中間 | 20円 | 30円 | 33円 |
| 期末 | 35円 | 30円 | 32円 |
| 年間 | 55円 | 60円 | 65円 |

中期経営計画/トピック
2025年に伊藤忠商事および豊田自動織機と業務資本提携を実施し、両社の持分法適用会社となった。26年5月末時点の出資比率(議決権ベース)は伊藤忠商事27.3%、豊田自動織機21.4%。両社との協業を軸に、メンテナンスリース事業の立上げ(2025年9月)や中古車流通網の確立(いすゞユーマックス活用)などライフサイクルビジネスの拡大を進めるほか、欧州・ASEANを中心とした海外事業の成長を加速し、29年度の海外売上高目標を150億円とする。
※本記事はアイチ コーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。