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ソフトバンクグループ、2026年3月期は純利益5兆23億円で日本企業史上最高益 NAVは40.1兆円に拡大

決算サマリー 2026.08.05
ソフトバンクグループ、2026年3月期は純利益5兆23億円で日本企業史上最高益 NAVは40.1兆円に拡大

※本記事はソフトバンクグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ソフトバンクグループ株式会社(SBG)は2026年5月13日、2026年3月期(2025年度)通期決算を発表した。連結売上高は7兆7,987億円(前期比+5,549億円)、投資損益は7兆2,865億円(同+3兆5,854億円)、税引前利益は6兆1,349億円(同+4兆4,302億円)、親会社の所有者に帰属する純利益は5兆23億円(同+3兆8,489億円)と、全ての利益項目で大幅増益となった。純利益5兆23億円は日本企業として史上最高益(各社公表資料およびIR BANKから当社作成、2025年度)。NAV(時価純資産)は2026年3月末時点で40.1兆円と当社史上最大を更新した。

目次

連結業績(当期 実績)

2025年度の連結業績は、売上高7兆7,987億円、投資損益7兆2,865億円、税引前利益6兆1,349億円、純利益(親会社の所有者に帰属する純利益)5兆23億円。純利益は2020年度に記録した4兆9,880億円を上回り、当社史上最高益・日本企業として史上最高益となった。

項目当期(2025年度)前期(2024年度)増減
売上高77,987億円72,438億円+5,549億円
投資損益72,865億円37,011億円+35,854億円
税引前利益61,349億円17,047億円+44,302億円
純利益50,023億円11,533億円+38,489億円
純利益の推移(当社史上最高益)
出典:ソフトバンクグループ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.11

重要指標(NAV・LTV・手元流動性)

投資持株会社であるSBGは、保有株式価値から純負債を差し引いたNAV(時価純資産)、純負債を保有株式価値で除したLTV、手元流動性を重要指標としている。2026年3月末時点のNAVは40.1兆円(2025年3月末25.7兆円)、LTVは17.0%(同18.0%)、手元流動性は3.5兆円(同3.4兆円)となり、NAVは大幅増加、LTVや手元流動性は改善した。なお、2026年5月12日時点の株価・為替レートを適用したプロフォーマNAVは47.7兆円。

項目2025年3月末2026年3月末
NAV(時価純資産)25.7兆円40.1兆円
LTV(純負債/保有株式価値)18.0%17.0%
手元流動性3.4兆円3.5兆円
NAVの推移(当社史上最大NAV、25年度末プロフォーマ47.7兆円)
出典:ソフトバンクグループ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.13

セグメント別(事業別)の状況

SBGの主要な保有株式・事業には、ビジョン・ファンド事業(SVF1、SVF2、LatAm)、Arm、ソフトバンク(株)等がある。SVF事業の投資損益(活動開始来累計)はSVF1が+$24.2B、SVF2が+$21.8B、LatAm他が-$0.4B。SVF全体の累計投資利益は$45.7B(前年度末比+$46.2B)に拡大し、SVF2は累計投資損益が黒字転換した。Armは2025年度売上高が$4,920M(前年度比23%増、米国会計基準)で過去最高となり、EPS(完全希薄化後)も$1.77と過去最高を更新した。

セグメント指標当期前期
SVF1投資損益(活動開始来累計)+$24.2B
SVF2投資損益(活動開始来累計)+$21.8B
LatAm他投資損益(活動開始来累計)-$0.4B
Arm売上高$4,920M$4,007M
ArmEPS(完全希薄化後)$1.77$1.63
SVFセグメント投資損益(活動開始来累計)の推移
出典:ソフトバンクグループ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.40

通期業績予想

SBGとして連結業績数値の通期予想は本資料に開示されていない。一方、子会社Armは中期目標として、2025年度実績(売上高$4,920M、EPS$1.77)に対し、2030年度に売上高$25B超(5年で5倍)、EPS$9超(完全希薄化後、5年で5倍)を目指すとしている。

項目予想前期(実績)
Arm売上高(2030年度目標)$25B超$4,920M(2025年度実績)
Arm EPS(2030年度目標、完全希薄化後)$9超$1.77(2025年度実績)

株主還元

自己株式取得(自社株買い)の2025年度累計取得額は-¥93.2B。財務方針に変更はなく、LTVは通常時25%未満で運用(異常時でも上限35%)、少なくとも2年分の社債償還資金を保持する方針を継続している。配当金額等の具体的な記載は本資料になし。

財務方針(LTV運用方針・社債償還資金の保持方針)
出典:ソフトバンクグループ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.66

中期経営計画/トピック

SBGは「ASIのNo.1プラットフォーマー」を掲げ、AIモデル・AIチップ・AIインフラ・フィジカルAIの各領域で投資を拡大している。OpenAIへの累計投資額は2026年10月に$64.6Bへ拡大する見込みで、$30Bの追加出資完了後の持分は約13%となる。Armは初の自社CPUチップを発表し、Ampereの買収を完了した。ロボティクスではABB Roboticsの買収を発表($5.4B、2026年後半に買収完了予定)し、ロボティクス投資先約20社の集約を完了した。SB Energyは米国オハイオ州でデータセンターと電力の一体開発(データセンター容量10GW)を含む官民連携AIインフラプロジェクトを発表するなど、AI関連投資を進めている。

※本記事はソフトバンクグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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