ミスミグループ本社

【ミスミグループ本社】決算短信の「経営成績等の概況」はどう変わったか(2025年3月期→2026年3月期)

決算短信定性文(経営概況)リサーチ 2026.09.18
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通期は利益項目ごとの増減要因説明が詳しくなった一方で見通し欄が簡素化し、四半期は外部環境要因の言及内容が入れ替わっただけで粒度は前年同期並み。

目次

調査の概要

本記事は、東証プライム市場の時価総額上位500社を対象に、決算短信の「経営成績等の概況」相当部分の記載がどう変化したかを調べた調査の一部で、ミスミグループ本社分です。

通期: 2025年3月期決算短信 と 2026年3月期決算短信(開示日: 2025年4月25日 → 2026年4月30日)

四半期: 2026年3月期 第1四半期決算短信 と 2027年3月期 第1四半期決算短信(開示日: 2025年7月25日 → 2026年7月31日)

ここでいう定性文とは、決算短信のうち「1. 経営成績等の概況」相当の見出しから、次の大見出しの手前までの記述を指します。文字数は、タイトル名(『』)を除外し、空白を除いて計測しています。

通期決算短信の比較

文字数: 4,275字 → 4,169字(前期比-2.5%、減少)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(974字) → あり(945字)

変化の型: 要因分析深化型、簡素化型

増えた要素

  • Fictiv Inc.買収(M&A関連費用・連結対象化)によるFA事業営業利益減少要因の説明
  • 米国における連結納税制度導入に伴う繰延税金資産計上・法人税等調整額減少という当期純利益増加要因の説明
  • 金型部品事業における地域別(中国・アジア堅調 vs 米州・欧州自動車低迷)の明細説明

減った要素

  • 顧客時間価値向上に向けた地域市場・新商品・新サービス開発加速に関する説明(今後の見通し欄)
  • IT・生産・物流の事業基盤進化に関する重複的な言及(今後の見通し欄)

要約: 経営成績の概況ではFictiv Inc.買収に伴うM&A関連費用や、米国の連結納税制度導入による法人税等調整額の減少など、利益項目ごとの増減要因がより具体的に説明されるようになった。一方で今後の見通しは顧客時間価値向上や事業基盤進化に関する記述が削られ、予想数値と簡潔な市場認識のみとなり簡素化された。両者が相殺し全体の粒度はほぼ同等。

四半期決算短信の比較

文字数: 3,066字 → 2,821字(前期比-8%、減少)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(65字) → あり(128字)

変化の型: 出来事型

増えた要素

  • データセンター・半導体関連投資に牽引された需要拡大の説明
  • 自動車関連需要の一部持ち直しへの言及

減った要素

  • アメリカ関税政策による自動車関連稼働低迷の詳細説明(前年同期固有の事象)
  • M&A関連費用による営業利益減少要因の説明(前年同期固有の事象)

要約: 業績予想の修正資料(中間期・通期の数値テーブル)という構成は前年同期と同じだが、言及される外部環境要因が米関税政策・自動車減速からデータセンター・半導体特需・中東情勢へ入れ替わり、全体の説明文量はやや簡潔になった。

定性文の全文(前期・今期)

通期 2025年3月期

出典: ミスミグループ本社 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年4月25日(https://www2.jpx.co.jp/disc/99620/140120250424523292.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当連結会計年度における世界経済は、製造業を中心とする設備投資需要がグローバルで緩やかな回復基調を継続しました。自動車や通信関連の需要が中国、アジアおよび日本を中心に底堅く推移しました。一方、欧州では市況の低迷が続き、アメリカでは先行き不透明感が増し、設備投資意欲の低迷により本格的な需要回復が見られませんでした。こうした環境において、当社はメーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしています。これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の確実短納期ニーズに応えることで世界の製造業を中心とした自動化関連産業に貢献しています。これまで当社が築いてきたIT、生産、物流の強固な事業基盤やグローバル拠点網を活用しながら、新商品・新サービスを含む新事業開発を継続し、顧客の需要を的確に捉えることに努めました。この結果、連結売上高は401,987百万円(前年同期比9.3%増)となり、過去最高を更新しました。利益面につきましては、持続的成長に向けた施策に関わる支出は継続しましたが、売上数量増・商品ミックス改善および為替効果等により、営業利益は46,480百万円(前年同期比21.2%増)、経常利益は49,901百万円(前年同期比20.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は36,549百万円(前年同期比29.8%増)となりました。売上高 営業利益セグメントの名称前連結会計年度当連結会計年度 増減比前連結会計年度当連結会計年度 増減比(百万円) (百万円) (%) (百万円) (百万円) (%)FA事業 118,219 135,803 14.9 15,097 22,510 49.1金型部品事業 79,932 86,451 8.2 9,139 9,504 4.0VONA事業 169,497 179,732 6.0 14,128 14,466 2.4合計 367,649 401,987 9.3 38,365 46,480 21.2

①FA事業FA事業は、中国では通信関連需要の攻略やエコノミーシリーズ、日本においてはmeviyなど、各地域特性に合った独自施策が奏功し、売上高は135,803百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益は22,510百万円(前年同期比

49.1%増)となりました。②金型部品事業金型部品事業は、自動車関連需要の緩やかな回復により、中国や日本を中心に顧客ニーズを獲得し、売上高は86,451百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は9,504百万円(前年同期比4.0%増)となりました。

③VONA事業VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた製造・自動化関連設備部品、MRO(消耗品)等間接材を販売するミスミグループの流通事業です。アジアや中国が成長をけん引し、売上高は179,732百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益は14,466百万円(前年同期比2.4%増)となりました。2

(2)当期の財政状態の概況資産、負債及び純資産の状況

① 資産当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ6,057百万円(+1.5%)増加し、419,574百万円となりました。流動資産は4,424百万円(+1.4%)増加し、317,805百万円となりました。これは主に現金及び預金が10,448百万円(+7.0%)増加した一方で、商品及び製品が7,082百万円(△11.0%)減少したことによるものであります。固定資産は1,633百万円(+1.6%)増加し、101,769百万円となりました。このうち有形固定資産は1,480百万円(+2.9%)増加し、52,522百万円となりましたが、これは主に建物及び構築物が7,284百万円(+51.1%)増加、使用権資産が900百万円(+16.8%)増加した一方で、建設仮勘定が6,744百万円(△79.2%)減少したことによるものであります。また、無形固定資産は2,826百万円(△7.8%)減少し、33,283百万円となり、投資その他の資産は2,979百万円(+22.9%)増加し、15,963百万円となりました。

② 負債負債合計は、前連結会計年度末と比べ1,672百万円(+2.5%)増加し、67,510百万円となりました。このうち流動負債は1,947百万円(+3.9%)増加し、51,876百万円となりましたが、これは主に未払法人税等が1,314百万円(△22.7%)減少した一方で、賞与引当金が2,764百万円(+88.7%)増加したことによるものであります。また、固定負債は274百万円(△1.7%)減少し、15,634百万円となりましたが、これは主に、リース債務が570百万円(+11.3%)増加、繰延税金負債が394百万円(+60.8%)増加した一方で、事業整理損失引当金が1,077百万円(△94.6%)減少したことによるものであります。これらの結果、流動比率は6.1倍となり、継続して高い安定性を維持しております。

③ 純資産純資産合計は前連結会計年度末と比べ4,384百万円(+1.3%)増加し、352,064百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金の増加及び自己株式の取得等により株主資本が8,321百万円(+2.8%)増加したこと、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が3,552百万円(△7.3%)減少したことによるものであります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度の83.3%から83.2%となりました。3

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べて5,117百万円減少し、128,259百万円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、60,461百万円の純収入となりました(前年同期は54,567百万円の純収入)。この主な内訳は、税金等調整前当期純利益が49,940百万円、減価償却費が17,718百万円、売上債権の増加額が3,438百万円、棚卸資産の減少額が7,477百万円、法人税等の支払額が14,041百万円であります。投資活動によるキャッシュ・フローは、32,452百万円の純支出となりました(前年同期は18,995百万円の純支出)。この主な内訳は、固定資産の取得による支出が15,434百万円、定期預金の預入による支出が37,780百万円、定期預金の払戻による収入が21,679百万円であります。財務活動によるキャッシュ・フローは、31,759百万円の純支出となりました(前年同期は18,968百万円の純支出)。この主な内訳は、自己株式の取得による支出が20,164百万円、配当金の支払額が9,653百万円であります。(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期自己資本比率(%) 80.0 79.8 82.3 83.3 83.2時価ベースの自己資本比率(%) 316.2 300.0 248.1 140.7 161.5キャッシュ・フロー対有利子負債

11.2 13.0 24.4 12.5 12.5比率(%)インタレスト・カバレッジ・

541.8 623.9 270.4 371.0 386.7レシオ(倍)

1. 自己資本比率:自己資本/総資産2. 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産3. キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー4. インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い(注)1. 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

2. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。3. キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債には、2020年3月期よりIFRS第16号「リース」の適用に伴い、リース債務を含めております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。4

(4)今後の見通し世界経済および日本経済は、グローバルサプライチェーンの地域ブロック化が進み、アメリカの関税政策による影響の顕在化など、景気の先行きが一層不透明になっています。今後は厳しい経営環境が続くものと想定する一方で、産業界では様々な社会課題を見据えて自動化の需要はグローバルで持続的に伸びていくと認識しています。当社では、こうした顧客のニーズに対応すべく、今後もIT、生産、物流の事業基盤を進化させ、「グローバル確実短納期」にさらに磨きをかけてまいります。顧客時間価値の向上に向けて、地域市場、新商品、新サービス等の開発を加速させるとともに、異なる市場毎のニーズに対応できるように、各市場に合致したデジタルモデル化を推進してまいります。2026年3月期の連結業績予想については、アメリカの関税影響とそれに伴う各国設備投資需要の減退を一定の想定に基づき反映し、売上高は400,000百万円、営業利益は43,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は32,000百万円と予想しております。なお、今後事業環境の変化等により、本業績予想は変動する可能性があります。開示すべき事象が生じた際には速やかにお知らせいたします。(為替の前提レートは米ドル:139.0円、ユーロ:153.0円、人民元:19.3円です。)注)2025年4月17日取締役会で決議いたしましたFictiv Inc.の買収に関しましては、その影響額は精査中となるため、上記業績予想には含まれておりません。

[業績予想に関する留意事項]この資料に掲載されている2026年3月期の見通し及び将来に関する記述部分につきましては、国内及び諸外国の経済状況、各種通貨の為替レートの変動、業績に影響を与えるその他の要因等、現時点で入手可能な情報をもとに、当社グループが合理的であると判断した一定の前提に基づいておりますが、リスクや不確実性を含んでおります。従いまして、これらの将来に関する記述のみに全面的に依拠して投資判断を下すことは控えるようお願いいたします。実際の業績は、様々な要素により、これら業績予想とは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には当社グループを取り巻く経済情勢、市場の動向、為替レートなどが含まれます。

通期 2026年3月期

出典: ミスミグループ本社 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年4月30日

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当連結会計年度における世界経済は、アメリカの関税政策やそれに伴う各国への影響、地政学リスクの高まりなど先行き不透明な状況が継続しました。これにより主要顧客産業である自動車関連の稼働も膠着状態が続きました。一方、中国・アジアを中心に、通信関連や半導体関連向けの需要は堅調に推移しました。こうした環境において、当社はメーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしています。これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の確実短納期ニーズに応えることで世界の製造業を中心とした自動化関連産業に貢献しています。これまで当社が築いてきたIT、生産、物流の強固な事業基盤やグローバル拠点網を活用しながら、新商品・新サービスを含む新事業開発を継続し、顧客の需要を的確に捉えることに努めましたが、一部地域においてはアメリカの関税政策による需要低迷の影響を受けました。この結果、連結売上高は441,383百万円(前年同期比9.8%増)となりました。利益面につきましては、独自施策による数量増等が、持続的成長に向けた施策に関わる支出および7月からFictiv Inc.の業績を連結範囲に含めた影響を吸収し、営業利益は47,613百万円(前年同期比2.4%増)、経常利益は49,095百万円(前年同期比1.6%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、米国における連結納税制度の導入に伴い、繰越欠損金に係る繰延税金資産を計上したこと等により法人税等調整額が減少したため、40,457百万円(前年同期比10.7%増)となりました。売上高 営業利益セグメントの名称前連結会計年度当連結会計年度 増減比前連結会計年度当連結会計年度 増減比(百万円) (百万円) (%) (百万円) (百万円) (%)FA事業 135,803 160,498 18.2 22,510 20,283 △9.9金型部品事業 86,451 88,368 2.2 9,504 8,694 △8.5VONA事業 179,732 192,516 7.1 14,466 18,635 28.8合計 401,987 441,383 9.8 46,480 47,613 2.4

①FA事業FA事業は、日本の設備投資需要の低調が継続した一方、中国の通信関連需要の攻略をはじめ、meviy、エコノミーシリーズ、D-JIT等の独自施策による需要獲得により海外地域が総じて堅調に推移したことから、売上高は160,498百万円(前年同期比18.2%増)、営業利益は、M&A関連費用に加え、Fictiv Inc.の業績を連結対象とした影響もあり、20,283百万円(前年同期比9.9%減)となりました。

②金型部品事業金型部品事業は、中国・アジアの堅調な成長が、需要低迷で弱含むその他地域をカバーし、売上高は88,368百万円(前年同期比2.2%増)、一方、営業利益においては、米州・欧州が自動車低迷の影響を受け、8,694百万円(前年同期比8.5%減)となりました。

③VONA事業VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた製造・自動化関連設備部品、MRO(消耗品)等間接材を販売するミスミグループの流通事業です。全地域で総じて堅調に推移し、売上高は192,516百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は18,635百万円(前年同期比28.8%増)となりました。2

(2)当期の財政状態の概況資産、負債及び純資産の状況

① 資産当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ45,394百万円(+10.8%)増加し、464,969百万円となりました。流動資産は22,150百万円(△7.0%)減少し、295,654百万円となりました。これは主に子会社株式の取得に伴う現金及び預金が46,354百万円(△29.1%)減少した一方で、受取手形及び売掛金が20,130百万円(+25.7%)増加、商品及び製品が2,985百万円(+5.2%)増加したことによるものであります。固定資産は67,545百万円(+66.4%)増加し、169,314百万円となりました。このうち有形固定資産は4,115百万円(+7.8%)増加し、56,638百万円となりましたが、これは主に建物及び構築物が1,468百万円(+6.8%)増加、使用権資産が1,123百万円(+17.9%)増加したことによるものであります。また、子会社株式の取得に伴うのれんの増加により無形固定資産は57,087百万円(+171.5%)増加し、90,370百万円となり、投資その他の資産は6,342百万円(+39.7%)増加し、22,306百万円となりました。

② 負債負債合計は、前連結会計年度末と比べ14,949百万円(+22.1%)増加し、82,460百万円となりました。このうち流動負債は13,304百万円(+25.6%)増加し、65,180百万円となりましたが、これは主に支払手形及び買掛金が8,663百万円(+40.9%)増加したことによるものであります。また、固定負債は1,644百万円(+10.5%)増加し、17,279百万円となりましたが、これは主に、リース債務が695百万円(+12.4%)増加、繰延税金負債が665百万円(+63.8%)増加したことによるものであります。これらの結果、流動比率は4.5倍となり、継続して高い安定性を維持しております。

③ 純資産純資産合計は前連結会計年度末と比べ30,444百万円(+8.6%)増加し、382,509百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金の増加及び自己株式の取得等により株主資本が5,474百万円(+1.8%)増加したこと、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が25,073百万円(+55.7%)増加したことによるものであります。これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度の83.2%から81.7%となりました。3

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べて24,056百万円減少し、104,202百万円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、52,190百万円の純収入となりました(前年同期は60,461百万円の純収入)。この主な内訳は、税金等調整前当期純利益が48,498百万円、減価償却費が17,939百万円、売上債権の増加額が11,598百万円、法人税等の支払額が12,733百万円であります。投資活動によるキャッシュ・フローは、43,203百万円の純支出となりました(前年同期は32,452百万円の純支出)。この主な内訳は、固定資産の取得による支出が14,288百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が48,483百万円、定期預金の預入による支出が12,324百万円、定期預金の払戻による収入が36,070百万円であります。財務活動によるキャッシュ・フローは、41,801百万円の純支出となりました(前年同期は31,759百万円の純支出)。この主な内訳は、自己株式の取得による支出が25,132百万円、配当金の支払額が11,322百万円であります。(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期自己資本比率(%) 79.8 82.3 83.3 83.2 81.7時価ベースの自己資本比率(%) 300.0 248.1 140.7 161.5 149.6キャッシュ・フロー対有利子負債

13.0 24.4 12.5 12.5 16.8比率(%)インタレスト・カバレッジ・

623.9 270.4 371.0 386.7 283.5レシオ(倍)

1. 自己資本比率:自己資本/総資産2. 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産3. キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー4. インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い(注)1. 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

2. 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。3. キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債には、2020年3月期よりIFRS第16号「リース」の適用に伴い、リース債務を含めております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。4

(4)今後の見通し2027年3月期の連結業績予想については、地政学リスクをはじめとした不透明な状況が続く一方、データセンターや半導体等の成長産業における自動化需要はグローバルで持続的に高まっていくものと想定し、売上高は491,500百万円、営業利益は55,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は37,400百万円と予想しております。なお、中東情勢緊迫化による原材料価格や輸送費上昇の可能性はあるものの、見通し不確定として、連結業績予想への数値影響は織り込んでおりません。今後事業環境の変化等により、本業績予想を修正すべき事象が生じた際には速やかにお知らせいたします。(為替の前提レートは米ドル:152.0円、ユーロ:179.0円、人民元:22.0円です。)

[業績予想に関する留意事項]この資料に掲載されている2027年3月期の見通し及び将来に関する記述部分につきましては、国内及び諸外国の経済状況、各種通貨の為替レートの変動、業績に影響を与えるその他の要因等、現時点で入手可能な情報をもとに、当社グループが合理的であると判断した一定の前提に基づいておりますが、リスクや不確実性を含んでおります。従いまして、これらの将来に関する記述のみに全面的に依拠して投資判断を下すことは控えるようお願いいたします。実際の業績は、様々な要素により、これら業績予想とは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与えうる重要な要素には当社グループを取り巻く経済情勢、市場の動向、為替レートなどが含まれます。

四半期 2026年3月期 第1四半期

出典: ミスミグループ本社 2026年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年7月25日(https://www2.jpx.co.jp/disc/99620/140120250724520043.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況当第1四半期における世界経済は、アメリカの関税政策やそれに伴う各国への影響、不安定な為替相場など先行き不透明な状況が継続しました。これによりグローバルで主要顧客産業である自動車関連の稼働低迷の影響を受けました。一方、中国においては、通信関連や電子・電機関連等需要は堅調に推移しました。こうした環境において、当社はメーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしています。これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の確実短納期ニーズに応えることで世界の製造業を中心とした自動化関連産業に貢献しています。これまで当社が築いてきたIT、生産、物流の強固な事業基盤やグローバル拠点網を活用しながら、新商品・新サービスを含む新事業開発を継続し、顧客の需要を的確に捉えることに努めましたが、一部地域においてはアメリカの関税政策による需要低迷の影響を受けました。この結果、連結売上高は99,368百万円(前年同期比0.2%減)となりました。利益面につきましては、持続的成長に向けた施策に関わる支出は継続し、為替影響及びM&A関連費用の発生等により、営業利益は9,627百万円(前年同期比18.6%減)、経常利益は10,272百万円(前年同期比20.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,219百万円(前年同期比22.0%減)となりました。・報告セグメントの業績

①FA事業FA事業は、日本・欧州の設備投資需要が低調に推移も、中国の通信関連需要の攻略をはじめmeviyやエコノミーシリーズなど、独自施策による需要獲得でその他地域がカバーし、売上高は33,569百万円(前年同期比0.0%増)、営業利益は、M&A関連費用が加わり、3,922百万円(前年同期比36.8%減)となりました。

②金型部品事業金型部品事業は、中国や日本においては増収維持も、欧州・米州を中心に自動車関連需要の低迷を受け、売上高は21,060百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益は2,116百万円(前年同期比13.3%減)となりました。

③VONA事業VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた製造・自動化関連設備部品、MRO(消耗品)等間接材を販売するミスミグループの流通事業です。中国やアジアが成長をけん引し、売上高は44,738百万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は3,588百万円(前年同期比13.0%増)となりました。2

(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況①資産、負債及び純資産の状況に関する分析当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ521百万円(△0.1%)減少し、419,053百万円となりました。この主な要因は、子会社株式の取得に伴う現金及び預金の減少により流動資産が49,772百万円(△15.7%)減少したこと、有形固定資産が671百万円(△1.3%)減少したこと、子会社株式の取得に伴うのれんの増加により無形固定資産が50,702百万円(+152.3%)増加したこと、および投資その他の資産が780百万円(△4.9%)減少したことによるものです。総負債は、前連結会計年度末と比べ1,838百万円(+2.7%)増加し、69,348百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金、未払金が増加した一方で賞与引当金の減少により流動負債が1,412百万円(+2.7%)増加したこと、固定負債が426百万円(+2.7%)増加したことによるものです。純資産は、前連結会計年度末と比べ2,359百万円(△0.7%)減少し、349,704百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金の増加により株主資本が884百万円(+0.3%)増加した一方で、為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が3,206百万円(△7.1%)減少したことによるものです。この結果、自己資本比率は前連結会計年度の83.2%から82.8%となりました。

②キャッシュ・フローの状況当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ36,222百万円減少し、92,036百万円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、4,859百万円の純収入となりました(前年同期は9,088百万円の純収入)。この主な内訳は、税金等調整前四半期純利益が10,272百万円、減価償却費が4,164百万円、賞与引当金の減少額が2,877百万円、売上債権の増加額が2,037百万円、仕入債務の減少額が3,241百万円、未払金の増加額が2,362百万円、法人税等の支払額が2,989百万円であります。投資活動によるキャッシュ・フローは、30,029百万円の純支出となりました(前年同期は17,160百万円の純支出)。この主な内訳は、固定資産の取得による支出が2,658百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が48,483百万円、定期預金の預入による支出が3,480百万円、定期預金の払戻による収入が24,655百万円であります。財務活動によるキャッシュ・フローは、10,272百万円の純支出となりました(前年同期は11,659百万円の純支出)。この主な内訳は、取得した子会社の借入金の返済による支出が3,289百万円、配当金の支払額が6,422百万円であります。3

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明当第1四半期の連結業績につきましては、アメリカの関税影響を受け自動車関連産業を中心に設備投資需要に慎重な姿勢が見られました。一方、当社は顧客の需要を的確に捉えることに尽力し、持続的な成長に向けて実行した新商品・新サービス開発を含む新事業政策は概ね計画通りに推移しました。2026年3月期第2四半期累計期間および通期の連結業績予想につきましては、2025年6月17日(米国時間)付で完全子会社化したFictiv Inc.の連結後業績の反映、並びに足元の需要や為替動向を勘案し、下記のとおり修正いたします。なお、今後事業環境の変化等により、本業績予想は変動する可能性があります。開示すべき事象が生じた際には速やかにお知らせいたします。(2025年7月1日から2026年3月31日までの期間における平均為替レートについては、米ドル:139.0円、ユーロ:160.0円、人民元:19.3円を前提としております。)

[2026年3月期 第2四半期 (累計) (2025年4月1日~2025年9月30日) 連結業績予想]親会社株主に帰属1株当たり売上高 営業利益 経常利益する中間純利益 中間純利益(百万円) (百万円) (百万円)(百万円) (円)今回修正予想 204,000 19,400 20,000 13,900 50.60前回発表予想 193,000 20,000 20,500 14,800 53.88

[2026年3月期 通期 (2025年4月1日~2026年3月31日) 連結業績予想]親会社株主に帰属1株当たり売上高 営業利益 経常利益する当期純利益 当期純利益(百万円) (百万円) (百万円)(百万円) (円)今回修正予想 422,000 42,900 43,300 30,800 112.12前回発表予想 400,000 43,500 44,500 32,000 116.50配当予想につきましては、本日公表いたしました「連結業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ」のとおりです。4

四半期 2027年3月期 第1四半期

出典: ミスミグループ本社 2027年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年7月31日(https://www2.jpx.co.jp/disc/99620/140120260730504270.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況当第1四半期連結累計期間における世界経済は、中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりなど、先行き不透明な状況が継続しました。こうした環境において、当社はメーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしています。これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の確実短納期ニーズに応えることで世界の製造業を中心とした自動化関連産業に貢献しています。これまで当社が築いてきたIT、生産、物流の強固な事業基盤やグローバル拠点網を活用しながら、新商品・新サービスを含む新事業開発を継続し、顧客の需要を的確に捉えることに努めました。これにより、当社グループは、AI関連投資を背景として拡大したデータセンターおよび半導体関連向け需要に加え、主要顧客産業である自動車関連の一部に見られた需要の持ち直しを取り込みました。この結果、連結売上高は131,440百万円(前年同期比32.3%増)となりました。利益面につきましては、営業利益は17,837百万円(前年同期比85.3%増)、経常利益は17,830百万円(前年同期比73.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11,703百万円(前年同期比62.1%増)となりました。・報告セグメントの業績

①FA事業FA事業は、グローバルで設備投資需要の回復基調を的確に捉えたほか、データセンター関連需要の取り込みに加え、Fictiv、エコノミーシリーズ、D-JIT、meviy等のデジタルモデル施策が業績を牽引したことにより、売上高は51,555百万円(前年同期比53.6%増)、営業利益は8,130百万円(前年同期比107.3%増)となりました。

②金型部品事業金型部品事業を取り巻く環境は、地域により濃淡が見られたものの、総じて堅調に推移しました。この結果、売上高は24,205百万円(前年同期比14.9%増)、営業利益においては2,931百万円(前年同期比38.5%増)となりました。

③VONA事業VONA事業は、ミスミブランド以外の他社製品も含めた製造・自動化関連設備部品、MRO(消耗品)等間接材を販売するミスミグループの流通事業です。欧州を除く全地域が二桁成長で伸長し、増収効果に加え収益性が改善したことにより、売上高は55,679百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益は6,776百万円(前年同期比88.8%増)となりました。2

(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況①資産、負債及び純資産の状況に関する分析当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ8,941百万円(+1.9%)増加し、473,910百万円となりました。この主な要因は、受取手形及び売掛金、原材料及び貯蔵品の増加により流動資産が10,244百万円(+3.5%)増加した一方で、投資その他の資産が1,167百万円(△5.2%)減少したことによるものです。総負債は、前連結会計年度末と比べ4,492百万円(+5.4%)増加し、86,952百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金、その他の流動負債等が増加した一方で、賞与引当金の減少により流動負債が4,179百万円(+6.4%)増加したこと、固定負債が313百万円(+1.8%)増加したことによるものです。純資産は、前連結会計年度末と比べ4,448百万円(+1.2%)増加し、386,957百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が増加した一方で、自己株式の取得により株主資本が減少したため株主資本が1,610百万円(△0.5%)減少したこと、および為替換算調整勘定等のその他の包括利益累計額が6,100百万円(+8.7%)増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は前連結会計年度の81.7%から81.1%となりました。

②キャッシュ・フローの状況当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ312百万円減少し、103,890百万円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローは、11,302百万円の純収入となりました(前年同期は4,859百万円の純収入)。この主な内訳は、税金等調整前四半期純利益が17,709百万円、減価償却費が4,799百万円、賞与引当金の減少額が2,193百万円、売上債権の増加額が2,825百万円、法人税等の支払額が3,290百万円であります。投資活動によるキャッシュ・フローは、90百万円の純支出となりました(前年同期は30,029百万円の純支出)。この主な内訳は、固定資産の取得による支出が3,866百万円、定期預金の預入による支出が2,060百万円、定期預金の払戻による収入が6,315百万円であります。財務活動によるキャッシュ・フローは、14,068百万円の純支出となりました(前年同期は10,272百万円の純支出)。この主な内訳は、自己株式の取得による支出が4,157百万円、配当金の支払額が9,262百万円であります。3

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明2027年3月期の連結業績予想については、地政学リスクをはじめとした不透明な状況が続く一方、Fictiv、エコノミーシリーズ、D-JIT、meviy等のデジタルモデル施策の効果が想定を上回るペースで発現・継続していることに加え、データセンターおよび半導体関連投資を背景とした需要の拡大を反映し、以下のとおり修正いたします。なお、今後事業環境の変化等により、本業績予想を修正すべき事象が生じた際には速やかにお知らせいたします。(2026年7月1日から2027年3月31日までの期間における平均為替レートについては、米ドル:155.0円、ユーロ:182.0円、人民元:22.5円を前提としております。)

[2027年3月期 第2四半期 (中間期) (2026年4月1日~2026年9月30日) 連結業績予想]親会社株主に帰属1株当たり売上高 営業利益 経常利益する中間純利益 中間純利益(百万円) (百万円) (百万円)(百万円) (円)今回修正予想 266,000 35,000 35,200 23,300 88.18前回発表予想 238,400 24,100 24,600 16,700 63.03

[2027年3月期 通期 (2026年4月1日~2027年3月31日) 連結業績予想]親会社株主に帰属1株当たり売上高 営業利益 経常利益する当期純利益 当期純利益(百万円) (百万円) (百万円)(百万円) (円)今回修正予想 532,000 67,000 67,300 44,800 169.67前回発表予想 491,500 55,000 55,900 37,400 141.17配当予想につきましては、本日公表いたしました「連結業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ」のとおりです。4

本記事は各社が開示した決算短信の記載を機械的に抽出・比較し、AIが要約したものです。数値・表現は原資料をご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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