※本記事はベリテが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ベリテは2026年5月13日、2026年3月期(第82期、2025年4月~2026年3月)の決算補足説明資料を公表した。売上高は9,441百万円(前期比+1,494百万円、+18.8%)と増収となった一方、売上原価や人件費等の増加により、営業利益は700百万円(前期比▲175百万円)、経常利益は658百万円(同▲261百万円)、当期純利益は322百万円(同▲247百万円)と、いずれも減益となった。当初予想との比較では、売上高は上振れしたものの、営業利益以下の各利益は下振れした。次期(2027年3月期)は増収増益を見込む一方、配当は減配を予想している。
業績(2026年3月期 実績)
当初予想(売上高8,437百万円、営業利益915百万円、経常利益877百万円、当期純利益527百万円)と比較すると、実績の売上高は9,441百万円で+11.9%の上振れとなったが、営業利益は700百万円で▲23.4%、経常利益は658百万円で▲25.0%、当期純利益は322百万円で▲38.9%と、いずれも当初予想を下回った。売上総利益率は69.2%から66.3%へ低下し、販管費比率は58.2%から58.9%へ上昇した。販管費の内訳では人件費が2,330百万円から2,998百万円(+668百万円、比率は29.3%から31.8%)へ増加したことが主な要因となっている。
| 項目 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,441百万円 | 7,947百万円 | +1,494百万円 (+18.8%) |
| 売上原価 | 3,181百万円 | 2,446百万円 | +735百万円 (+30.0%) |
| 売上総利益 | 6,260百万円 | 5,501百万円 | +759百万円 (+13.8%) |
| 販管費 | 5,559百万円 | 4,625百万円 | +933百万円 (+20.2%) |
| 営業利益 | 700百万円 | 875百万円 | ▲174百万円 (▲20.0%) |
| 経常利益 | 658百万円 | 919百万円 | ▲261百万円 (▲28.4%) |
| 当期純利益 | 322百万円 | 569百万円 | ▲247百万円 (▲43.4%) |

販管費の主な増減
販管費のうち、販売費・人件費・設備管理費の内訳は次のとおりである。人件費の増加幅が最も大きく、販管費比率上昇の主因となっている。
| 項目 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 販売費 | 826百万円 (売上比8.8%) | 709百万円 (売上比8.9%) | +116百万円 (▲0.1pt) |
| 人件費 | 2,998百万円 (売上比31.8%) | 2,330百万円 (売上比29.3%) | +668百万円 (+2.4pt) |
| 設備管理費 | 1,449百万円 (売上比15.4%) | 1,317百万円 (売上比16.6%) | +132百万円 (▲1.2pt) |

財政状態
2026年3月末の資産合計は8,485百万円(前期末比+933百万円)となった。流動負債の増加等により負債合計は4,264百万円(同+1,180百万円)に増加し、純資産合計は4,220百万円(同▲247百万円)に減少した。この結果、自己資本比率は59.2%から49.7%へ低下し、1株当たり純資産は164.63円から155.53円へ減少した。
| 項目 | 2026年3月末 | 2025年3月末 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 流動資産 | 7,085百万円 | 6,321百万円 | +764百万円 |
| 固定資産 | 1,399百万円 | 1,230百万円 | +168百万円 |
| 資産合計 | 8,485百万円 | 7,552百万円 | +933百万円 |
| 流動負債 | 4,246百万円 | 3,066百万円 | +1,180百万円 |
| 固定負債 | 18百万円 | 18百万円 | ▲0百万円 |
| 負債合計 | 4,264百万円 | 3,084百万円 | +1,180百万円 |
| 純資産合計 | 4,220百万円 | 4,467百万円 | ▲247百万円 |
| 自己資本比率 | 49.7% | 59.2% | ▲9.5pt |
| 1株当たり純資産 | 155.53円 | 164.63円 | ▲9.10円 |

通期業績予想(第83期 2027年3月期)
2027年3月期(2026年4月~2027年3月)の業績見通しは、売上高9,694百万円(前期比+2.7%)、営業利益800百万円(同+14.1%)、経常利益744百万円(同+13.0%)、当期純利益418百万円(同+29.8%)と、増収増益を見込んでいる。一方、1株当たり配当予想は6.00円で、前期比▲71.4%の減配を見込んでいる。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,694百万円 | 9,441百万円 | +2.7% |
| 営業利益 | 800百万円 | 700百万円 | +14.1% |
| 経常利益 | 744百万円 | 658百万円 | +13.0% |
| 当期純利益 | 418百万円 | 322百万円 | +29.8% |
| 配当予想(1株当たり) | 6.00円 | 開示なし | ▲71.4% |

株主還元
第83期(2027年3月期)の配当予想は1株当たり6.00円で、前期比71.4%の減配を見込んでいる。
出店・改装の状況
当期は、イオンモール春日部店、ららぽーと横浜店、ららぽーと安城店、イオンモール座間店、ららテラス川口店、横浜ベイサイド・アウトレット店、岡崎・アウトレット店、イオン板橋店、アリオ西新井店、イオンモール倉敷店、阪神梅田店、イオンモール津田沼south店の計12店舗を新規出店した。また、ららぽーとTOKYO-BAY店のマハラジャ・ダイヤモンドと小田原ダイナシティ・ウエスト店の2店舗を改装した。次期(2027年3月期)は、あべのハルカス店、まるひろ南浦和SC店、イオンモール北戸田店の3店舗の新規出店を予定している。
※本記事はベリテが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。