Genki Global Dining Concepts

Genki Global Dining Concepts、2026年3月期は増収減益 2027年3月期は増収増益予想

決算サマリー 2026.08.15
Genki Global Dining Concepts、2026年3月期は増収減益 2027年3月期は増収増益予想

※本記事はGenki Global Dining Conceptsが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社Genki Global Dining Concepts(証券コード9828)は2026年5月28日、2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の連結決算を発表した。総販売額は141,516百万円(前期比+7.4%)、連結売上高は73,711百万円(同+9.2%)と過去最高売上を達成した一方、コメ価格の高騰や人件費上昇などコスト増の影響を受け、連結営業利益は4,797百万円(前年同期比70.6%)、当期純利益は3,492百万円(前年同期比70.4%)とそれぞれ減益となった。国内事業は客数・客単価の改善で増収を確保したものの原材料費・人件費増で減益、グローバル事業は既存店の収益力強化とフランチャイズ出店の進展により増収増益となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の総販売額は141,516百万円(前期比+9,696百万円、+7.4%)、連結売上高は73,711百万円(同+6,239百万円、+9.2%)と伸長した。一方、連結営業利益は4,797百万円(同△1,995百万円、△29.4%)となった。要因としては、国内事業の売上増による増益効果+1,431百万円があった一方、国内事業の原材料費高騰で△1,572百万円、人件費の増加で△894百万円、株式取得関連費用等で△576百万円、広告宣伝費で△168百万円、その他で△214百万円のマイナス影響があったと資料は説明している。経常利益は5,242百万円、当期純利益は3,492百万円(前年同期比70.4%)、EPSは197.77円(同70.3%)、ROEは19.1%(前期差13.3pt減)だった。

項目前期(2025年3月期)当期(2026年3月期)増減率
総販売額131,820百万円141,516百万円+7.4%
売上高67,472百万円73,711百万円+9.2%
営業利益6,792百万円4,797百万円△29.4%
2026年3月期業績ハイライト
出典:2026年3月期決算説明会資料 P.4

セグメント別の状況

国内事業は出店増や既存店売上の伸長により売上高61,126百万円(前期比+4.3%)となったが、コメ価格の高止まりや人件費増の影響で営業利益は3,268百万円(同△34.4%)と減益となった。グローバル事業は既存店の収益力強化とフランチャイズ店舗の出店が堅調に推移し、売上高9,101百万円(同+2.3%)、営業利益1,958百万円(同+8.1%)と増収増益だった。株式会社ゴダック及び株式会社神戸まるかんが2026年3月期第4四半期より新規連結となり、その他セグメントとして売上高3,482百万円、営業利益△58百万円を計上した。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
国内事業総販売額(百万円)61,12658,578
国内事業売上高(百万円)61,12658,579
国内事業営業利益(百万円)3,2684,981
グローバル事業総販売額(百万円)76,90873,241
グローバル事業売上高(百万円)9,1018,893
グローバル事業営業利益(百万円)1,9581,811
その他売上高(百万円)3,482
その他営業利益(百万円)△58
調整額営業利益(百万円)△370
2026年3月期営業利益増減要因
出典:2026年3月期決算説明会資料 P.7

通期業績予想

2027年3月期は、米価格の上昇が一旦落ち着くとの前提のもと、売上高103,000百万円(前期比+39.7%)、営業利益6,000百万円(同+25.1%)を見込む。営業利益率は5.8%(前期差△0.7pt)、EBITDAは8,673百万円(同+27.9%)を予想する。一方、当期純利益はFood Odyssey Pty. Ltd.に係るのれん償却費の計上などにより3,300百万円(同△5.5%)、EPSは186.87円(同△5.5%)と減少を見込む。ROEは16.5%(前期差△2.6pt)の予想である。増収要因として、原価率の高い株式会社ゴダックの連結開始(2027年3月期より)や、Food Odyssey Pty. Ltd.が2027年3月期第2四半期より連結対象となる影響を見込むとしている。セグメント別の伸び率としては、資料に国内事業+9.8%、グローバル事業+121.6%、その他+330.7%との前期比が示されている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)増減率
売上高73,711百万円103,000百万円+39.7%
営業利益4,797百万円6,000百万円+25.1%
営業利益率6.5%5.8%△0.7pt
EBITDA6,776百万円8,673百万円+27.9%
経常利益5,242百万円5,900百万円+12.5%
当期純利益3,492百万円3,300百万円△5.5%
EPS197.77円186.87円△5.5%
ROE19.1%16.5%△2.6pt
2027年3月期連結業績予想
出典:2026年3月期決算説明会資料 P.10

株主還元

2027年3月期の配当予想は、中間配当35円、期末配当35円の年間70円とし、2026年3月期から据え置く方針である。同社は株主への利益還元を経営上の最重要課題と位置付け、株主資本の充実を図るとともに安定的な配当を継続して行うことを基本方針としている。

区分2025年3月期(実績)2026年3月期(予定)2027年3月期(予想)
中間配当30円35円35円
期末配当40円35円35円
年間配当額70円70円70円
株主還元方針
出典:2026年3月期決算説明会資料 P.13

中期経営計画

同社は2026年5月28日、2027年3月期から2029年3月期を対象とする新たな中期経営計画を公表した。「川上戦略を起点とする持続的成長モデル」を掲げ、養殖・農業事業などの調達力強化と国内外の出店加速により成長を目指す。第1フェーズ(2027年3月期~2029年3月期)の目標として、2029年3月期に総販売額2,294億円、売上高1,274億円、営業利益75億円(営業利益率5.9%以上)、EBITDA109億円、店舗数820店舗以上、ROE16%以上を掲げている。第1フェーズでは営業CF227億円を見込み、設備投資148億円(うち養殖事業24億円、戦略投資18億円)と株主還元を計画している。

※本記事はGenki Global Dining Conceptsが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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