※本記事はいであが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
いであは2025年12月期、受注高・売上高・親会社株主に帰属する当期純利益がいずれも過去最高を更新した。売上高は前期比1.3%増加の246億1千6百万円、営業利益は3,186百万円(前期比2.1%減、営業利益率12.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,381百万円(同0.2%増、同利益率9.7%)となった。再生可能エネルギー関連の環境アセスメントやAUVの設計製作・運用支援業務等の増加により売上高は伸びた一方、人的資本投資の強化や重点事業分野への投資拡大に伴う売上原価の増加、DX推進に関する投資等の増加により営業利益は減少した。2026年12月期は売上高257億円、営業利益34億円を見込んでいる。
連結業績(2025年12月期 実績)
受注高は前期比1.2%増の25,123百万円、売上高は同1.3%増の24,616百万円となった。営業利益は3,186百万円(営業利益率12.9%、前期比2.1%減)、経常利益は3,366百万円(同13.7%、前期比1.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,381百万円(同9.7%、前期比0.2%増)で、ROEは8.0%(前期比0.6ポイント減)だった。
| 項目 | 当期(2025年12月期) | 前期(2024年12月期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 受注高 | 25,123百万円 | 24,821百万円 | +1.2% |
| 売上高 | 24,616百万円 | 24,310百万円 | +1.3% |
| 営業利益(率) | 3,186百万円(12.9%) | 3,254百万円(13.4%) | -2.1% |
| 経常利益(率) | 3,366百万円(13.7%) | 3,423百万円(14.1%) | -1.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(率) | 2,381百万円(9.7%) | 2,376百万円(9.8%) | +0.2% |
| ROE | 8.0% | 8.6% | -0.6㌽ |

セグメント別の状況
環境コンサルタント事業の売上高は前期比1.5%増の15,951百万円、営業利益率は同0.6ポイント減の12.0%となった。再生可能エネルギー関連の環境アセスメントやAUVの設計製作・運用支援業務等の増加が寄与した。建設コンサルタント事業の売上高は前期比0.2%減の7,307百万円、営業利益率は同0.4ポイント増の15.2%となった。情報システム事業の売上高は651百万円(営業利益率9.9%)、海外事業の売上高は548百万円(同-1.4%)、不動産事業の売上高は157百万円(同70.5%)だった。
| セグメント | 当期売上高(2025年12月期) | 当期営業利益率(2025年12月期) | 前期売上高(2024年12月期) |
|---|---|---|---|
| 環境コンサルタント事業 | 15,951百万円 | 12.0% | 15,718百万円 |
| 建設コンサルタント事業 | 7,307百万円 | 15.2% | 7,324百万円 |
| 情報システム事業 | 651百万円 | 9.9% | 599百万円 |
| 海外事業 | 548百万円 | -1.4% | 482百万円 |
| 不動産事業 | 157百万円 | 70.5% | 185百万円 |
通期業績予想(2026年12月期)
2026年12月期は受注高26,100百万円(前期比3.9%増)、売上高は10億8千4百万円増の257億円(前期比4.4%増)、営業利益は2億1千4百万円増の34億円(前期比6.7%増)、経常利益3,460百万円(前期比2.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は24億円(前期比0.8%増)を見込む。
| 項目 | 予想(2026年12月期) | 実績(2025年12月期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 受注高 | 26,100百万円 | 25,123百万円 | +3.9% |
| 売上高 | 25,700百万円 | 24,616百万円 | +4.4% |
| 営業利益(率) | 3,400百万円(13.2%) | 3,186百万円(12.9%) | +6.7% |
| 経常利益(率) | 3,460百万円(13.5%) | 3,366百万円(13.7%) | +2.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(率) | 2,400百万円(9.3%) | 2,381百万円(9.7%) | +0.8% |

株主還元
配当については、経営基盤の強化と将来の事業拡大のための設備投資等に必要な内部留保を確保しつつ、株主への安定的かつ継続的な利益還元を行うことを基本方針とし、事業環境や利益状況に応じて配当水準を検討するとしている。2025年12月期の配当予定は118円(配当性向35.4%)、2026年12月期の配当予想は118円(配当性向35.1%)。第6次中期経営計画期間中は配当性向35~40%、総還元性向50%を目指す方針を示している。
| 項目 | 2024年12月期 | 2025年12月期 | 2026年12月期(予想) |
|---|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 100円 | 118円 | 118円 |
| 配当性向 | 30.0% | 35.4% | 35.1% |

第6次中期経営計画
第6次中期経営計画(2025年~2027年)は「DX推進と共創による新たな価値創造に向けた変革への挑戦」をスローガンに掲げ、2027年12月期の数値目標として売上高(単体)257億円・(連結)268億円、営業利益率12.0%程度、社員数(単体)1,050人・(連結)1,200人、有資格者100人増加(2023年比)を掲げる。2035年に目指す姿としては連結売上高350億円、連結従業員数1,400人を掲げている。中期経営計画1年目となる2025年12月期の売上高は計画に比べ約4億円の未達となったが、営業利益率は12.9%、期末受注残高は約8億円増加し、市場環境は比較的堅調に推移した。2026年12月期以降の売上高は当初計画通り、年4%以上の成長を見込む。

※本記事はいであが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。