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シーイーシー、2026年1月期は増収増益 売上高・営業利益ともに過去最高

決算サマリー 2026.08.22
シーイーシー、2026年1月期は増収増益 売上高・営業利益ともに過去最高

※本記事はシーイーシーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

シーイーシーの2026年1月期決算は、官公庁向け大型案件やセキュリティサービス事業の伸長を背景に、売上高658億82百万円(前期比17.2%増)、営業利益73億38百万円(同9.6%増)となり、受注高・受注残高とともに過去最高を更新した。当期純利益は52億1百万円で、前年から11億61百万円の増加となった。2027年1月期は国内外の経済動向やAIの急速な普及など事業環境に不透明感があるとしつつも、中期経営計画の目標達成を目指し増収増益の計画としている。

2026年1月期 決算ハイライト
出典:2026年1月期 通期 決算説明資料 P.5
目次

連結業績(2026年1月期 実績)

売上高は658億82百万円で前年差96億74百万円の増加、営業利益は73億38百万円で同6億42百万円の増加、当期純利益は52億1百万円で前年から11億61百万円の増加となった。システム開発・インフラ構築、セキュリティ事業が好調に推移し、受注・売上・利益ともに過去最高を更新した。営業利益は、成長投資を含む販管費が前年から約9億円増加した一方、増収効果による利益増がこれを上回り、6億42百万円の増益となった。成長投資は計画どおり進捗し、前年から8億55百万円増加。主な内容は採用活動の強化費や職場環境の改善費である。

項目2026年1月期(実績)2025年1月期(実績)増減
売上高658億82百万円562億08百万円+96億74百万円(17.2%増)
営業利益73億38百万円66億96百万円+6億42百万円(9.6%増)
当期純利益52億1百万円40億40百万円+11億61百万円

セグメント別の状況

3つの事業セグメントともに増収増益となった。インテグレーションセグメントは官公庁向け大型案件や自動車を中心としたICT投資需要を取り込み、売上高429億53百万円(前年差約72億円増)、営業利益87億86百万円(同約12億円増)と2桁伸長で着地した。コネクティッドセグメントは主要顧客の投資抑制やグループ会社の減収があったものの、売上高118億37百万円(同約4億2千万円増)、営業利益は利益率の高い注力事業の伸長により22億84百万円(同約2億円増)となった。ソリューションセグメントは注力事業のセキュリティが牽引し、売上高110億91百万円(同約20億円増)、営業利益はデータセンター事業の経費増などもあったが19億39百万円(同約1億2千万円増)となり、増収増益で着地した。

セグメント売上高(当期)売上高 前年差営業利益(当期)営業利益 前年差
インテグレーション429億53百万円約72億円増87億86百万円約12億円増
コネクティッド118億37百万円約4億2千万円増22億84百万円約2億円増
ソリューション110億91百万円約20億円増19億39百万円約1億2千万円増
事業セグメント別の業績
出典:2026年1月期 通期 決算説明資料 P.9

通期業績予想(2027年1月期)

2027年1月期の業績見通しは、売上高680億円、営業利益77億5千万円、当期純利益56億円としている。国内外の経済動向や地政学リスク、AIの急速な普及など事業環境に不透明感はあるものの、中期経営計画の目標達成を目指し増収増益の計画とした。2年目となる今期は利益改善を重視し、採算性を重視して商談を取捨選択する方針である。セグメント別では、インテグレーションセグメントの売上高438億円(構成比64.4%)、コネクティッドセグメントの売上高127億円(構成比18.7%)、ソリューションセグメントの売上高115億円(構成比16.9%)を計画している。

項目2027年1月期(予想)2026年1月期(実績)
売上高680億円658億82百万円
営業利益77億5千万円73億38百万円
当期純利益56億円52億1百万円
セグメント別の目標値と構成比
出典:2026年1月期 通期 決算説明資料 P.29

株主還元

2026年1月期は、20億円を上限とした自社株式の取得および消却を実施した。期末配当は5円増配の40円とし、年間配当は70円、配当性向は42%となった。2027年1月期は年間配当を前年から10円増配の80円とする予定で、配当性向は44.6%となる見込みである。自己株式取得については、今後の市場動向を慎重に見極めた上で実施の時期や規模を判断し、決まり次第開示するとしている。

項目2026年1月期(実績)2027年1月期(予想)
期末配当40円(5円増配)
年間配当70円80円
配当性向42%44.6%
自己株式取得20億円を上限に取得・消却市場動向を見極めた上で判断
株主還元の状況
出典:2026年1月期 通期 決算説明資料 P.31

中期経営計画の進捗

中期経営計画初年度となる2026年1月期は、売上高658億円(修正予想比約38億円増、期初予想比53億円増)、営業利益約73億円(修正予想比4億円増、期初予想比5億円増)、当期利益52億円(修正予想比2億円増、期初予想比3億円増)となり、ROEは12.5%となった。従業員数は目標2,450名に対し達成率98%の2,401名だったが、純増数は131名と前年の2倍となった。2年目はインテグレーションセグメントの大型案件終了を踏まえ、コネクティッドセグメントとソリューションセグメントでの伸長を図りつつ、利益を重視した事業を積極的に推進する方針である。

※本記事はシーイーシーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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