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セレスポ、2026年3月期は売上高10.8%増・営業利益35.5%増 当期純利益766百万円

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はセレスポが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

セレスポが公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の決算短信によると、売上高は15,138百万円(前期比10.8%増)、営業利益は1,083百万円(同35.5%増)、経常利益は1,086百万円(同34.2%増)、当期純利益は766百万円(前期は当期純損失764百万円)となった。年間配当金は40円と前期の30円から増配し、2027年3月期は創立50周年の記念配当を含む50円を予定している。

目次

業績(2026年3月期 実績)

短信によると、継続的な物価上昇やエネルギーコストの高止まり、米国の通商政策や中東情勢への懸念など先行き不透明な状況がある一方、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや企業の設備投資意欲の底堅さもあり、景気は緩やかな回復基調が続いた。同社においても、資材価格や人件費等の上昇によるコスト増加リスクを注視する必要があるものの、主要領域におけるイベントの開催は回復基調にあるとしている。同社は前期より引き続き、事業基盤再建に向けた各拠点のマネジメントを徹底するとともに人材育成の取り組みを強化し、「強固で強靭なセレスポ」を目指している。

部門別では、各営業拠点が担当するベース事業部門が国際的なイベント開催の影響による案件単価の増加で増収となった。中央競技団体等が開催するスポーツ・競技に関するスポーツ事業部門も、案件数と案件単価の増加により増収となった。一方、皇室ご臨席行事を中心としたロイヤルイベント事業部門は、大型案件の受注範囲が縮小したことにより減収となった。なお、当期より内容を変えずに部門名称を変更しており、旧「基本事業部門」がベース事業部門、旧「競争事業部門」がロイヤルイベント事業部門となっている。

前期は特別損失として独占禁止法関連損失引当金繰入額1,303,190千円を計上していた。当期の損益計算書に特別損失の計上はない。1株当たり当期純利益は139.98円(前期は1株当たり当期純損失140.02円)、自己資本当期純利益率は8.1%(前期△8.0%)、売上高営業利益率は7.2%(同5.9%)であった。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高15,138百万円13,667百万円10.8%増
営業利益1,083百万円799百万円35.5%増
経常利益1,086百万円810百万円34.2%増
当期純利益766百万円△764百万円-

財政状態とキャッシュ・フロー

当期末の総資産は前期末に比べて409百万円減少し、12,629百万円となった。主に現金及び預金の減少によるものである。負債は前期末に比べて1,032百万円減少した。未払金が増加したものの、独占禁止法関連損失引当金が1,163百万円減少したことが主な要因である。純資産は主に利益剰余金の増加により前期末に比べて622百万円増加し、9,777百万円となった。自己資本比率は77.4%(前期末70.2%)である。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産12,629百万円13,038百万円
純資産9,777百万円9,154百万円
自己資本比率77.4%70.2%
1株当たり純資産1,783.55円1,674.26円

キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが13百万円の収入(前期は510百万円の収入)、投資活動によるキャッシュ・フローが2,125百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが183百万円の支出となった。営業活動は独占禁止法関連損失引当金が減少した一方、税引前当期純利益の計上や売上債権の減少、未払金の増加があったこと、投資活動は主に定期預金の預入による支出、財務活動は主に配当金の支払によるものである。現金及び現金同等物の期末残高は4,499百万円で、前期末に比べて2,294百万円減少した。

短信は「独占禁止法違反の疑いに係る偶発債務等について」として、同社が有する契約には、同社が一定の法令等に違反した場合に契約の相手方が契約金額に基づく金銭的な請求権を行使できる条項を含む場合があり、現時点ではこれらの影響額を合理的に見積もることは困難であると注記している。

配当

2026年3月期の1株当たり年間配当金は40円(期末)で、前期の30円(期末)から増配した。配当金総額は219百万円、配当性向は28.6%、純資産配当率は2.3%である。2027年3月期は、普通配当40円と創立50周年記念の特別配当10円を合わせた年間50円(期末)を予定しており、予想配当性向は40.3%である。同社は内部留保の充実を図るとともに、業績及び財務状況等を勘案し、安定的な配当を継続して行うことを基本方針としている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金40.00円50.00円
うち期末40.00円50.00円
配当性向28.6%40.3%

2027年3月期の業績予想

2027年3月期の業績予想は、売上高15,500百万円(前期比2.4%増)、営業利益1,000百万円(同7.7%減)、経常利益1,000百万円(同8.0%減)、当期純利益680百万円(同11.3%減)である。1株当たり当期純利益は124.05円を見込む。同社は創立50周年記念事業の開催を全国で計画しており、「基盤強化」「信頼関係の構築」「現場対応力の発揮」に努めるとしている。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高15,500百万円2.4%増
営業利益1,000百万円7.7%減
経常利益1,000百万円8.0%減
当期純利益680百万円11.3%減

継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。

本記事はセレスポが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はセレスポが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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