※本記事はスカパーJSATが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
スカパーJSATの2026年3月期(2025年度)連結業績は、営業収益1,276億円(前期比3.1%増)、営業利益353億円(同28.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益233億円(同22.0%増)となった。宇宙事業の順調な成長やメディア事業のオペレーション最適化が奏功し増収増益となり、営業利益・当期純利益ともに過去最高益を更新した。2027年3月期(2026年度)は宇宙事業・メディア事業共に増収増益を見込み、営業収益1,350億円、当期純利益270億円を計画する。
連結業績(2026年3月期 実績)
営業収益は前期比3.1%増の1,276億円。営業利益は同28.3%増の353億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同22.0%増の233億円と、営業利益・当期純利益ともに過去最高を更新した。EBITDA(営業利益+減価償却費)は507億円(同10.8%増)。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 1,276億円 | 1,237億円 | +3.1% |
| 営業利益 | 353億円 | 275億円 | +28.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 233億円 | 191億円 | +22.0% |
| EBITDA | 507億円 | 458億円 | +10.8% |
セグメント別業績
宇宙事業は国内衛星通信分野やスペースインテリジェンス事業が計画通り進捗し、営業収益698億円(前期比7.9%増)、セグメント利益161億円(同5.6%増)と増収増益。メディア事業は光アライアンス事業が好調に推移し視聴料収入等の減少幅を縮小、放送事業のオペレーション最適化が奏功しセグメント利益は77億円(同74.3%増)と大幅増益となった。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 宇宙事業 | 営業収益 | 698億円 | 647億円 |
| 宇宙事業 | 営業利益 | 241億円 | 220億円 |
| 宇宙事業 | セグメント利益 | 161億円 | 152億円 |
| メディア事業 | 営業収益 | 643億円 | 655億円 |
| メディア事業 | 営業利益 | 119億円 | 63億円 |
| メディア事業 | セグメント利益 | 77億円 | 44億円 |

2027年3月期通期業績予想
2027年3月期(2026年度)は、安全保障を軸とした収益基盤の拡大や光アライアンス事業の収益力強化により、宇宙事業・メディア事業共に増収増益を見込む。営業収益1,350億円(前期比5.8%増)、営業利益390億円(同10.6%増)、経常利益390億円(同10.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益270億円(同15.8%増)を計画する。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 1,350億円 | 1,276億円 | +5.8% |
| 営業利益 | 390億円 | 353億円 | +10.6% |
| 経常利益 | 390億円 | 354億円 | +10.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 270億円 | 233億円 | +15.8% |
| EBITDA | 540億円 | 507億円 | +6.4% |

株主還元
配当方針は配当性向50%以上を継続、機動的な自己株式取得を実施するとしている。1株当たり年間配当金は2026年3月期42円に対し、2027年3月期は48円(6円増配、期初予想38円から上方修正)を予定する。成長投資と株主還元の両立を図りつつ、2022年度以降の株主還元累計は400億円超を計画する。

2030年度に向けた成長戦略
宇宙事業を成長ドライバーに、2030年度の当期純利益目標を350億円以上に引き上げた。2030年度には営業収益1,850億円、当期純利益350億円以上を目指すとしている。

※本記事はスカパーJSATが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。