※本記事は朝日放送グループホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
朝日放送グループホールディングス(証券コード:9405)は2026年5月11日、2026年3月期の決算補足資料を公表した。連結売上高は95,998百万円(前年比4.4%増)、営業利益は4,763百万円(同83.8%増)、経常利益は4,415百万円(同76.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,456百万円(同78.1%増)となり、増収増益だった。放送・コンテンツ事業、ライフスタイル事業のいずれも増収増益となった。
連結業績(2026年3月期 実績)
営業費用は91,235百万円(前年比2.1%増)で、内訳は売上原価63,485百万円(同2.8%増)、販売費及び一般管理費27,750百万円(同0.6%増)だった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 95,998百万円 | 91,923百万円 | 4,075百万円(4.4%増) |
| 営業費用 | 91,235百万円 | 89,332百万円 | 1,903百万円(2.1%増) |
| 売上原価 | 63,485百万円 | 61,759百万円 | 1,725百万円(2.8%増) |
| 販売費及び一般管理費 | 27,750百万円 | 27,572百万円 | 177百万円(0.6%増) |
| 営業利益 | 4,763百万円 | 2,591百万円 | 2,171百万円(83.8%増) |
| 経常利益 | 4,415百万円 | 2,506百万円 | 1,909百万円(76.2%増) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 4,456百万円 | 2,502百万円 | 1,954百万円(78.1%増) |
セグメント別業績
放送・コンテンツ事業の売上高は82,150百万円(前年比4.6%増)、営業利益は4,560百万円(同61.5%増)だった。内訳は放送が57,198百万円(同0.4%増)、コンテンツが24,826百万円(同15.6%増)で、2026年3月期から朝日放送テレビのテレビ動画配信等を放送事業収入からコンテンツ事業収入に移行しており、2025年3月期の数値は同様の方法で集計した参考値である。ライフスタイル事業の売上高は13,848百万円(同3.4%増)、営業利益は245百万円(同3.0%増)で、ハウジングが9,488百万円(同7.8%増)と伸びた一方、通販は3,070百万円(同6.3%減)だった。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 放送・コンテンツ合計 | 売上高 | 82,150百万円 | 78,529百万円 |
| 放送 | 売上高 | 57,198百万円 | 56,997百万円 |
| コンテンツ | 売上高 | 24,826百万円 | 21,475百万円 |
| 放送・コンテンツ合計 | 営業利益 | 4,560百万円 | 2,824百万円 |
| ライフスタイル合計 | 売上高 | 13,848百万円 | 13,394百万円 |
| ハウジング | 売上高 | 9,488百万円 | 8,804百万円 |
| 通販 | 売上高 | 3,070百万円 | 3,277百万円 |
| ライフスタイル合計 | 営業利益 | 245百万円 | 238百万円 |

主要子会社:朝日放送テレビの業績
中核子会社である朝日放送テレビの売上高は62,154百万円(前年比1.6%増)、営業利益は4,680百万円(同43.4%増)、経常利益は4,703百万円(同42.9%増)、当期純利益は4,351百万円(同87.3%増)だった。収入内訳では放送事業収入が50,920百万円(同0.1%減)とほぼ横ばいだった一方、スポット収入は31,835百万円(同2.5%増)、ローカル(タイム)収入は6,283百万円(同12.0%増)と伸びた。コンテンツ事業収入は10,907百万円(同9.8%増)で、うちテレビ動画配信収入は1,405百万円(同24.0%増)だった。
視聴率(関西地区)
朝日放送テレビは2025年4月~2026年3月の関西地区視聴率で、個人全体・世帯のいずれも全日(6-24時)・ゴールデン(19-22時)・プライム(19-23時)・プライム2(23-25時)の全時間帯で1位となった。個人全体では全日3.5%、ゴールデン5.3%、プライム5.5%、プライム2 2.6%。世帯全体では全日6.3%、ゴールデン8.9%、プライム9.4%、プライム2 4.7%だった。

通期業績予想(2027年3月期)
会社は2027年3月期の連結業績予想として、売上高92,300百万円(前期比3.9%減)、営業利益4,000百万円(同16.0%減)、経常利益4,100百万円(同7.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,700百万円(同39.4%減)を見込んでいる。
| 項目 | 2027年3月期予想 | 2026年3月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 92,300百万円 | 95,998百万円 | △3,698百万円(3.9%減) |
| 営業利益 | 4,000百万円 | 4,763百万円 | △763百万円(16.0%減) |
| 経常利益 | 4,100百万円 | 4,415百万円 | △315百万円(7.2%減) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,700百万円 | 4,456百万円 | △1,756百万円(39.4%減) |

セグメント別業績予想
セグメント別では、放送・コンテンツ合計の売上高を78,900百万円(前期比4.0%減)、営業利益を3,900百万円(同14.5%減)と予想する。内訳は放送が56,100百万円(同1.9%減)、コンテンツが22,700百万円(同8.6%減)。ライフスタイル合計は売上高13,400百万円(同3.2%減)、営業利益150百万円(同38.9%減)を見込み、ハウジングが9,000百万円(同5.1%減)と減収を予想する一方、通販は3,200百万円(同4.2%増)、ゴルフは1,100百万円(同7.6%増)を見込む。
| セグメント | 指標 | 2027年3月期予想 | 2026年3月期(実績) |
|---|---|---|---|
| 放送・コンテンツ合計 | 売上高 | 78,900百万円 | 82,150百万円 |
| 放送 | 売上高 | 56,100百万円 | 57,198百万円 |
| コンテンツ | 売上高 | 22,700百万円 | 24,826百万円 |
| 放送・コンテンツ合計 | 営業利益 | 3,900百万円 | 4,560百万円 |
| ライフスタイル合計 | 売上高 | 13,400百万円 | 13,848百万円 |
| ハウジング | 売上高 | 9,000百万円 | 9,488百万円 |
| ライフスタイル合計 | 営業利益 | 150百万円 | 245百万円 |
株主還元
配当については、認定放送持株会社という責任ある立場を踏まえ、財務体質の強化・維持と企業価値向上・成長戦略のための投資とのバランスを常に考え、業績、配当性向、適切な内部留保等を総合的に勘案して対応する方針である。この方針にしたがい、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向30%を目途としつつ、中長期的には安定して40%を実現することを目指すとしている。

※本記事は朝日放送グループホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。