バリュエンスホールディングス

バリュエンスホールディングス、2025年8月期はGMV1,000億円突破 営業利益は14億円で黒字転換

決算サマリー 2026.08.30
バリュエンスホールディングス、2025年8月期はGMV1,000億円突破 営業利益は14億円で黒字転換

※本記事はバリュエンスホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

バリュエンスホールディングス(東証グロース市場:9270)は2025年8月期(2024年9月〜2025年8月)の決算説明資料を公表した。ブランド品・骨董美術品等のリユース事業を展開する同社は、オークション委託落札額の伸長や小売売上高の拡大により、流通取引総額(GMV)が1,000億円を突破。売上高は前期比4.1%増の848億円、営業利益は前期の営業損失から一転して14億円の黒字となった。

目次

連結業績(2025年8月期 実績)

売上高は前期比4.1%増の84,841百万円。オークション委託落札額が同36.8%増の208億円と過去最高を更新したほか、小売売上高も過去最高を更新した。売上総利益率は仕入における利益率重視の方針継続により同1.2pt改善し25.1%。販売費及び一般管理費は効率重視の運営により同0.5%減の19,854百万円となり、営業利益は前期の▲426百万円から1,453百万円へ、経常利益も前期の▲764百万円から1,315百万円へ、親会社株主に帰属する当期純利益も前期の▲1,709百万円から681百万円へ、いずれも黒字に転換した。

項目2024年8月期2025年8月期増減率
売上高81,468百万円84,841百万円+4.1%
売上総利益19,523百万円21,308百万円+9.1%
売上総利益率24.0%25.1%+1.2pts
販売費及び一般管理費19,950百万円19,854百万円▲0.5%
営業利益又は営業損失▲426百万円1,453百万円
経常利益又は経常損失▲764百万円1,315百万円
親会社株主に帰属する当期純利益又は当期純損失▲1,709百万円681百万円

販路別の状況

資料では売上高を「自社オークション」「自社オークション手数料」「卸売(地金)」「卸売・その他(地金除く)」「小売」の5区分で開示している。2025年8月期は、地金相場の上昇を背景に卸売(地金)が22,139百万円に拡大したほか、小売も17,514百万円と過去最高を更新。一方、自社オークション(商品売上)はシームレス出品の期間延長等により33,648百万円となった。自社オークションの委託落札額比率は38.3%まで拡大し過去最高を更新した。

区分2024年8月期2025年8月期2025年8月期 構成比
自社オークション38,031百万円33,648百万円39.7%
自社オークション手数料3,176百万円3,416百万円4.0%
卸売(地金)18,363百万円22,139百万円26.1%
卸売・その他(地金除く)9,036百万円8,121百万円9.6%
小売12,860百万円17,514百万円20.6%
売上高:販路別(toB/toC)推移
出典:2025年8月期 決算説明資料 P.54
2025年8月期業績サマリー
出典:2025年8月期 決算説明資料 P.4

2026年8月期 業績見通し

翌2026年8月期は、中期経営計画の基本方針に則り営業利益成長率30%以上を目指すとしている。売上高は同10.2%増の93,500百万円、営業利益は同30.7%増の1,900百万円、経常利益は同26.9%増の1,670百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.0%増の730百万円を計画。前提として時計やバッグ相場は足元の水準が継続し、米国関税措置の影響は下期にかけて収束すると仮定している。

項目2025年8月期(実績)2026年8月期(計画)増減率
売上高84,841百万円93,500百万円+10.2%
売上総利益21,308百万円23,850百万円+11.9%
売上総利益率25.1%25.5%+0.4pts
販売費及び一般管理費19,854百万円21,950百万円+10.6%
営業利益又は営業損失1,453百万円1,900百万円+30.7%
経常利益又は経常損失1,315百万円1,670百万円+26.9%
親会社株主に帰属する当期純利益681百万円730百万円+7.0%
2026年8月期業績見通し
出典:2025年8月期 決算説明資料 P.34

株主還元

2025年8月期のEPSは52.00円、1株当たり配当金は10.00円、配当性向は19.2%だった。翌2026年8月期の期末配当は1株当たり15円(予想)とし、EPS予想55.51円に対する配当性向は27.0%を計画している。配当方針は、中長期的かつ持続的な企業価値向上を目指し、将来の成長を見据えた戦略的な投資資金需要等を勘案したうえで株主に対して安定的な配当を実施していくことを基本方針としている。

項目2025年8月期(実績)2026年8月期(予想)
EPS52.00円55.51円
1株当たり配当金10.00円15.00円
配当性向19.2%27.0%
株主還元・配当実績と方針
出典:2025年8月期 決算説明資料 P.36

財政状態その他のトピック

2025年8月末の総資産は30,938百万円(前期末比+4,289百万円)。商品(在庫)が仕入拡大等により10,405百万円(同+3,295百万円)に増加したほか、ALLU SHINJUKU出店や自動車販売・整備拠点の新設に伴う有形固定資産の増加等により固定資産は10,894百万円(同+1,847百万円)となった。有利子負債(リース債務含む)は仕入資金調達等により18,502百万円(同+2,034百万円)に増加している。買取店舗数はFY25末時点で国内139店舗、海外49店舗。

※本記事はバリュエンスホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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