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日本ロジテム、2026年3月期は増収増益 純利益48.5%増

決算サマリー 2026.08.14
日本ロジテム、2026年3月期は増収増益 純利益48.5%増

※本記事は日本ロジテムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

日本ロジテムの2026年3月期連結業績は、営業収益71,317百万円(前期比8.1%増)、営業利益1,437百万円(同16.9%増)、経常利益1,462百万円(同26.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益684百万円(同48.5%増)となり、増収増益となった。営業収益の拡大に加え、料金改定の浸透により利益率が改善したことが増益に寄与した。2027年3月期は営業収益の増加を見込む一方、新設拠点の稼働開始に伴う費用増加などにより営業利益・経常利益は減益を予想している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

継続的な物価上昇による消費マインドの低下により国内の荷動きは伸び悩んだものの、当社最大規模の事業所の立上げや新たな業務の受託による取扱量の増加、既存拠点の倉庫稼働率の改善により増収増益となった。一方、海外事業はベトナムでの物流事業が伸び悩んだことに加え、為替影響もあり減収減益となった。なお、2024年問題の法改正による規制強化や業界再編の動きも活発化している。

項目2026年3月期実績2025年3月期実績増減率
営業収益71,317百万円66,001百万円8.1%増
営業利益1,437百万円1,228百万円16.9%増
経常利益1,462百万円1,156百万円26.5%増
親会社株主に帰属する当期純利益684百万円461百万円48.5%増

セグメント別業績

事業セグメント別では、貨物自動車運送事業とセンター事業が増収となった一方、アセット事業は減収となった。利益面では、料金改定と物流DXの活用効果により貨物自動車運送事業が増益となったほか、倉庫稼働率の改善によりアセット事業が47.9%の増益となった。一方、センター事業は新拠点の立上げ安定化に向けた人員増強により9.5%の減益、その他事業は輸出入関連事業における国際貨物の取扱件数減少により8.3%の減益となった。

セグメント営業収益(構成比)営業収益前期比セグメント利益(利益構成比)セグメント利益前期比
貨物自動車運送事業269億円(37.7%)12.7%増収19.7億円(38.8%)1.0%増益
センター事業179億円(25.2%)14.3%増収8.7億円(17.1%)9.5%減益
アセット事業197億円(27.6%)1.4%減収13.3億円(26.1%)47.9%増益
その他事業66億円(9.4%)3.6%増収9.1億円(17.9%)8.3%減益
事業セグメント別業績のスライド
出典:日本ロジテム 2026年3月期決算説明資料 P.7

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想は、新設拠点の稼働開始や前期に開設した拠点の安定稼働、新規得意先の誘致などにより営業収益75,000百万円(前期比5.2%増)を見込む。一方、拠点立ち上げに伴う費用の発生や人件費・燃料費の増加、拠点集約における倉庫稼働率の低下により、営業利益は1,300百万円(同9.5%減)、経常利益は1,100百万円(同24.8%減)と減益を予想する。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上した特別損失の反動もあり700百万円(同2.2%増)を見込む。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績増減率
営業収益75,000百万円71,317百万円5.2%増
営業利益1,300百万円1,437百万円9.5%減
経常利益1,100百万円1,462百万円24.8%減
親会社株主に帰属する当期純利益700百万円684百万円2.2%増
1株あたり当期純利益516.94円505.65円2.2%増
2027年3月期業績および配当の見通しのスライド
出典:日本ロジテム 2026年3月期決算説明資料 P.13

株主還元

配当については、株主への安定した配当の継続を経営の最重要課題の一つと位置付け、業績の進展状況や配当性向等を勘案し利益配分に積極的に取り組む方針。2026年3月期の年間配当は80.00円(中間40.00円・期末40.00円)で、配当性向は15.8%となった。2027年3月期の配当予想も80.00円(中間40.00円・期末40.00円)と、前期と同水準を据え置く見通し。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績2025年3月期実績
年間配当80.00円80.00円80.00円
中間配当40.00円40.00円40.00円
期末配当40.00円40.00円40.00円
配当性向(連結)15.5%15.8%23.5%
株主還元(配当)のスライド
出典:日本ロジテム 2026年3月期決算説明資料 P.38

中期経営計画2028(2026年度〜2028年度)

2023年度から2025年度を計画期間とした中期経営計画2025は、営業収益は中計目標を達成した一方、営業利益は目標に届かなかった。これを踏まえ、2026年度から2028年度を計画期間とする新たな中期経営計画2028では、「収益性を重視した事業活動の強化」「持続可能な物流サービスの構築」「3PL事業の安定成長」「人財力の強化」「強固な経営基盤の整備」を重点施策に掲げる。また、株主資本コストを上回るROEの実現に向けて、中期経営計画の着実な実行により売上高利益率を高め、ROE8%の達成を目標としている。

中期経営計画2028の基本方針・重点施策のスライド
出典:日本ロジテム 2026年3月期決算説明資料 P.23

※本記事は日本ロジテムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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