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トーセイ、2025年11月期は売上高946億円で4期連続最高益 2026年11月期の配当は55円予想

決算サマリー 2026.08.30
トーセイ、2025年11月期は売上高946億円で4期連続最高益 2026年11月期の配当は55円予想

※本記事はトーセイが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

トーセイの2025年11月期は、売上高946億8,800万円(前期比+15.2%)、税引前利益206億3,100万円(同+18.8%)、当期利益(親会社所有者帰属分)147億5,400万円(同+23.1%)となり、売上高・利益ともに4期連続で過去最高を更新した。税引前利益は、当初の中期経営計画最終年度目標190億円を1年前倒しで超過達成した。2025年8月には「JPX日経インデックス400」の構成銘柄に初選定されたほか、2025年12月23日には「トーセイホテル ココネ蒲田」が開業し、ホテルパイプラインは7棟に増加した。2025年12月1日には株式の流動性向上と投資家層拡大を目的に株式分割(1株→2株)を実施しており、本記事の1株当たり指標は分割後基準で記載する。

目次

連結業績(2025年11月期 実績)

売上高は946億8,800万円(前期比+12,497百万円、+15.2%)、売上原価は547億9,300万円(同+7,797百万円、+16.6%)、売上総利益は398億9,500万円(同+4,699百万円、+13.4%)となった。営業利益は223億3,600万円(同+3,848百万円、+20.8%)、税引前利益は206億3,100万円(同+3,266百万円、+18.8%)、当期利益(親会社所有者帰属分)は147億5,400万円(同+2,769百万円、+23.1%)、EPSは152.18円(同+28.46円、+23.0%)となった。バランスシートでは、資産合計は3,074億円(前期末比+306億円)、棚卸資産は1,703億円(同+235億円)となり、自己資本比率は33.4%(前期末比0.7ポイント上昇)、ネットD/Eレシオは1.39倍(同0.06ポイント低下)で財務健全性を維持したとしている。

項目当期(2025年11月期)前期(2024年11月期)増減
売上高94,688百万円82,191百万円+12,497百万円(+15.2%)
売上原価54,793百万円46,995百万円+7,797百万円(+16.6%)
売上総利益39,895百万円35,196百万円+4,699百万円(+13.4%)
販売費及び一般管理費17,653百万円16,182百万円+1,471百万円(+9.1%)
営業利益22,336百万円18,488百万円+3,848百万円(+20.8%)
税引前利益20,631百万円17,364百万円+3,266百万円(+18.8%)
当期利益(親会社所有者帰属分)14,754百万円11,985百万円+2,769百万円(+23.1%)
EPS152.18円123.72円+28.46円(+23.0%)
2025年11月期 業績概要
出典:トーセイ 2025年11月期 決算説明資料 P.6

セグメント別の業績

不動産再生事業は売上高391億5,000万円(前期比+5.2%)、営業利益63億2,400万円(同+6.1%)で、1棟物件34棟(前期比▲6棟)、区分マンション105戸(同▲5戸)を売却した。除却損等を除く販売物件の売上総利益率は25.8%だった。不動産開発事業は売上高230億6,800万円(同+38.5%)、営業利益57億3,000万円(同+15.5%)で、国内外投資家向けに物流施設1棟、商業施設1棟、賃貸マンション5棟の計7棟を売却した。不動産賃貸事業は売上高91億3,800万円(同+11.4%)、営業利益49億3,800万円(同+20.9%)で、固定資産の稼働率(面積ベース)は98.4%だった。不動産ファンド・コンサルティング事業は売上高90億9,700万円(同+32.6%)、営業利益54億7,100万円(同+43.1%)で、ウォーバーグ・ピンカスなどの新規投資家から案件を獲得し、AUMは期末目標2兆6,550億円を超える2兆6,627億3,700万円まで伸長した。不動産管理事業は売上高90億5,200万円(同+4.7%)、営業利益11億6,800万円(同+12.4%)で、管理受託棟数は969棟(前期末比+6棟)となった。ホテル事業は売上高71億7,800万円(同+13.4%)、GOP40億1,100万円(同+19.6%)、営業利益28億900万円(同+27.3%)で、全ホテルの平均稼働率は87.1%、通期のADRは前期比13.0%上昇した。

セグメント指標当期(2025年11月期)前期(2024年11月期)
不動産再生事業売上高39,150百万円37,221百万円
不動産再生事業営業利益6,324百万円5,963百万円
不動産開発事業売上高23,068百万円16,659百万円
不動産開発事業営業利益5,730百万円4,962百万円
不動産賃貸事業売上高9,138百万円8,200百万円
不動産賃貸事業営業利益4,938百万円4,083百万円
不動産ファンド・コンサルティング事業売上高9,097百万円6,863百万円
不動産ファンド・コンサルティング事業営業利益5,471百万円3,824百万円
不動産管理事業売上高9,052百万円8,647百万円
不動産管理事業営業利益1,168百万円1,039百万円
ホテル事業売上高7,178百万円6,329百万円
ホテル事業営業利益2,809百万円2,206百万円
不動産再生事業の業績
出典:トーセイ 2025年11月期 決算説明資料 P.7

通期業績予想(2026年11月期)

2026年11月期は中期経営計画の最終年度にあたり、売上高1,229億8,600万円、売上総利益451億4,700万円、営業利益246億1,100万円、税引前利益220億円(前期比+6.6%)、当期利益(親会社所有者帰属分)151億5,700万円、EPS156.31円を見込み、ROEは14.0%(前期は15.3%)となる計画としている。当初の中期経営計画(2024年1月12日公表)における2026年11月期目標の税引前利益190億円に対し、最新計画では30億円上回る220億円を見込んでいる。セグメント別では、再生事業が大幅増収増益(売上高725億円程度、営業利益124億円程度)となる一方、開発事業は反動減(営業利益36億円程度)となり、ファンド・コンサルティング事業は成果報酬を例年並みと想定し減収減益(営業利益46億円程度)となる計画としている。

項目予想(2026年11月期)前期(2025年11月期・実績)
売上高122,986百万円94,688百万円
売上総利益45,147百万円39,895百万円
営業利益24,611百万円22,336百万円
税引前利益22,000百万円20,631百万円
当期利益(親会社所有者帰属分)15,157百万円14,754百万円
EPS156.31円152.18円
ROE14.0%15.3%
2026年11月期 通期業績予想
出典:トーセイ 2025年11月期 決算説明資料 P.26

株主還元

2025年11月期の1株当たり配当金は50円(配当性向32.9%、総還元性向31.9%)だった。2026年11月期の1株当たり配当金は55円(前期比+5円)を予想しており、配当性向は中期経営計画最終年度目標の35%を上回る35.2%とする計画としている。なお、2025年12月1日付で株式の流動性向上と投資家層拡大を目的とした株式分割(1株→2株)を実施しており、上記の配当金・配当性向は分割後基準で記載している。自己株式の取得は、2025年11月期は実績がなく、経営環境、株価動向、株主価値向上等を総合的に判断し実施を検討するとしている。

項目当期(2025年11月期・実績)次期(2026年11月期・予想)
1株当たり配当金50円55円
配当性向32.9%35.2%(計画)
総還元性向31.9%開示なし
自己株式の取得実績
株主還元方針
出典:トーセイ 2025年11月期 決算説明資料 P.34

※本記事はトーセイが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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