※本記事はいちよし証券が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
いちよし証券が発表した2026年3月期の連結決算(単位:百万円)によると、営業収益は前期比30.7%増の24,579、純営業収益は同30.6%増の24,508となった。経常利益は同159.1%増の6,236、親会社株主に帰属する当期純利益は同180.8%増の4,392となった。
連結業績(2026年3月期 実績)
受入手数料が委託手数料及びその他の受入手数料(信託報酬等)の増加等により前期比30.3%増の23,902となったことなどにより、純営業収益は前期比30.6%増加した。販売費・一般管理費は人件費の増加等により前期比11.4%増の18,347となった。経常利益は同159.1%増の6,236、親会社株主に帰属する当期純利益は同180.8%増の4,392となった。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益(百万円) | 24,579 | 18,804 | 30.7%増 |
| 純営業収益(百万円) | 24,508 | 18,762 | 30.6%増 |
| 販売費・一般管理費(百万円) | 18,347 | 16,476 | 11.4%増 |
| 営業利益(百万円) | 6,160 | 2,285 | 169.5%増 |
| 経常利益(百万円) | 6,236 | 2,406 | 159.1%増 |
| 特別損益(百万円) | ▲28 | ▲21 | - |
| 法人税等(百万円) | 1,815 | 820 | 121.2%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 4,392 | 1,564 | 180.8%増 |

純営業収益の内訳をみると、受入手数料は前期比30.3%増の23,902、トレーディング損益は為替等のトレーディング損益の増加等により同332.0%増の198、その他の営業収支は同9.2%増の264、金融収支は同11.1%増の142だった。トレーディング損益のうち、株券等は92(前期比255.7%増)、債券・為替等は105(同431.0%増、うち為替等104〈同472.5%増〉、債券等1〈同23.2%減〉)となった。
受入手数料の内訳
株券の委託手数料は前期比36.6%増の5,903、投資信託の募集・売出し手数料は同9.5%増の1,755、その他の受入手数料(信託報酬等)は同31.5%増の15,461となった。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 受入手数料合計(百万円) | 23,902 | 18,346 | 30.3%増 |
| 委託手数料のうち株券(百万円) | 5,903 | 4,320 | 36.6%増 |
| 募集・売出し手数料のうち投資信託(百万円) | 1,755 | 1,603 | 9.5%増 |
| その他の受入手数料のうち信託報酬等(百万円) | 15,461 | 11,756 | 31.5%増 |
| その他の受入手数料のうち信託報酬等以外(百万円) | 670 | 560 | 19.5%増 |
| その他の受入手数料計(百万円) | 16,131 | 12,317 | 31.0%増 |

販売費・一般管理費の内訳
販売費・一般管理費は人件費の増加等により前期比11.4%増の18,347となった。人件費は同15.3%増の10,271、事務費は同10.9%増の2,517、租税公課は同23.1%増の343、取引関係費は同5.6%増の1,541、不動産関係費は同3.3%増の2,417となった一方、減価償却費は同6.5%減の436となった。2026年3月期の固定費・変動費(単体)は、固定費12,374、変動費4,796だった。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 取引関係費(百万円) | 1,541 | 1,460 | 5.6%増 |
| 人件費(百万円) | 10,271 | 8,907 | 15.3%増 |
| 不動産関係費(百万円) | 2,417 | 2,339 | 3.3%増 |
| 事務費(百万円) | 2,517 | 2,270 | 10.9%増 |
| 減価償却費(百万円) | 436 | 466 | 6.5%減 |
| 租税公課(百万円) | 343 | 279 | 23.1%増 |
| その他(百万円) | 819 | 750 | 9.1%増 |
| 合計(百万円) | 18,347 | 16,476 | 11.4%増 |
貸借対照表及び財務の状況
資産合計は前期末の41,900百万円から2026年3月期は55,110百万円に増加した。資料は、資産側の増加要因として投資その他の資産・無形固定資産の増加、募集等払込金・現金預金・信用取引資産の増加を、負債側の増加要因として信用取引負債・預り金・未払法人税等・受入保証金の増加を挙げている。純資産の増加要因としては当期純利益の計上による増加、減少要因としては配当金の支払いによる減少を挙げている。
| 項目 | 2026年3月期 | 前期(末)比増減 |
|---|---|---|
| 自己資本比率 | 56.2% | 9.2pt低下 |
| 1株当たり純資産 | 962.66円 | 100.81円増加 |
| 自己資本規制比率(単体) | 448.4% | 0.4pt上昇 |
| 1株当たり当期純利益 | 137.32円 | 90.21円増加 |
| 自己資本当期純利益率(ROE) | 15.0% | 9.5pt上昇 |

預り資産・口座数の状況
預り資産(ファンドラップ〈ドリコレ〉・投信〈ドリコレ除く〉・株式・その他の合計)は2026年3月末に26,475億円となった。信託報酬とラップフィーの合計をコストで除したコストカバー率は2026年3月期に84.3%となった。預り口座数は2026年3月末時点で145,793口座、うち預り1,000万円以上口座数は45,800口座だった。

※本記事はいちよし証券が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。