オリエントコーポレーション

オリエントコーポレーション、2026年3月期は営業収益247,631百万円 経常利益は17.0%増の14,444百万円 親会社株主に帰属する当期純利益は7.6%減

決算サマリー 2026.09.06
NO IMAGE

※本記事はオリエントコーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

オリエントコーポレーションが公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)決算短信によると、連結営業収益は247,631百万円(前期比1.0%増)、連結経常利益は14,444百万円(同17.0%増)となった。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は12,889百万円(同7.6%減)となった。同社は2027年3月期の連結業績について、営業収益260,000百万円(前期比5.0%増)、経常利益15,000百万円(同3.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13,000百万円(同0.9%増)を見込んでいる。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

営業収益は247,631百万円となり、前期の245,270百万円から増加した。短信は、決済・保証事業および銀行保証事業の伸長等によるものと説明している。営業費用については、金利上昇の影響により金融費用が増加した一方、海外事業における貸倒関係費が減少したとしている。この結果、連結営業利益および連結経常利益はいずれも14,444百万円(前期比17.0%増)となった。親会社株主に帰属する当期純利益は12,889百万円で、前期の13,943百万円から減少した。

同社は当連結会計年度について、社会課題の解決と企業価値の向上を基本方針として、最終年度の到達点を「オリコならではの金融モデルの確立」とする5ヵ年の中期経営計画を開始したとしている。中期経営計画の初年度として事業構造改革に取り組み、捻出された経営資源を成長領域に振り向けるとともに、競争優位性のある事業基盤を固めることに注力したと記載している。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
営業収益247,631百万円245,270百万円1.0%増
営業利益14,444百万円12,344百万円17.0%増
経常利益14,444百万円12,344百万円17.0%増
親会社株主に帰属する当期純利益12,889百万円13,943百万円7.6%減

1株当たり当期純利益は75円30銭(前期は81円45銭)、自己資本当期純利益率は5.3%(同5.8%)であった。

連結財政状態とキャッシュ・フロー

連結総資産は2,844,481百万円となり、前連結会計年度末の2,881,698百万円から37,217百万円減少した。短信は、主に有利子負債の返済等に伴う現金及び預金の減少によるものと説明している。連結純資産は257,188百万円となり、前連結会計年度末の246,559百万円から10,629百万円増加した。短信は、主に親会社株主に帰属する当期純利益の積み上げにより利益剰余金が増加したことによるとしている。連結自己資本比率は8.8%で、前連結会計年度末の8.3%から0.5ポイントの変化となった。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産2,844,481百万円2,881,698百万円
純資産257,188百万円246,559百万円
自己資本比率8.8%8.3%
1株当たり純資産1,463.12円1,397.90円

連結キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが22,123百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが21,164百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが68,039百万円の支出となった。現金及び現金同等物の期末残高は154,579百万円である。

株主還元

同社は資本政策の基本方針を「財務健全性、成長投資、株主還元の最適なバランスを実現」することとし、株主還元は配当を基本に実施するとしている。配当政策については、累進配当を基本とし、連結配当性向30%から40%を目安に実施するとしている。2026年3月期の期末配当金は期初配当予想どおり1株当たり40円とし、年間配当金は40円(連結配当性向53.3%)となった。2027年3月期の期末配当金は1株当たり40円とする予定としている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金40.00円40.00円
配当性向(連結)53.3%52.9%

2027年3月期の連結業績予想

2027年3月期の連結業績予想について、短信は営業収益がカード・融資事業、決済・保証事業、銀行保証事業の伸長等により増収、営業費用が金利上昇に伴う金融費用の増加等により増加するとしている。事業環境については、金融環境の変化や地政学リスクの高まり、サイバー攻撃の増加等により不透明な状況が続いているとの認識を示し、AI・デジタル技術の活用を梃子に事業構造改革を一層深掘りしていくと記載している。

項目2027年3月期(予想)増減率
営業収益260,000百万円5.0%増
営業利益15,000百万円3.8%増
経常利益15,000百万円3.8%増
親会社株主に帰属する当期純利益13,000百万円0.9%増

注記事項

継続企業の前提に関する注記について、短信は「該当事項はありません」としている。会計上の見積りの変更として、連結子会社である株式会社オリコプロダクトファイナンスの貸倒引当金の計上方法を変更しており、これにより従来の方法と比べて当連結会計年度の貸倒引当金が2,018百万円減少し、当連結会計年度の営業利益、経常利益および税金等調整前当期純利益がそれぞれ2,018百万円増加している。また、従来決算日が2月末日であった同社の決算日を3月末日に変更しており、当連結会計年度は2025年4月1日から2026年3月31日までの12ヵ月間を連結している。

本記事はオリエントコーポレーションが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はオリエントコーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次