みずほリース(株)

みずほリース、2026年3月期は売上高32.5%増 営業利益8.8%減、親会社株主に帰属する当期純利益は13.3%増

決算サマリー 2026.09.29
NO IMAGE

※本記事はみずほリース(株)が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

みずほリースが公表した2026年3月期決算短信によると、連結売上高は921,592百万円(前期比32.5%増)、営業利益は44,674百万円(同8.8%減)、経常利益は64,969百万円(同1.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は47,609百万円(同13.3%増)となった。短信では、大口の不動産案件の満了に伴う物件の売却等により売上高が増加した一方、人件費や物件費の増加等により営業利益が、支払利息の増加等により経常利益がそれぞれ減少したと説明している。2027年3月期は親会社株主に帰属する当期純利益52,000百万円(前期比9.2%増)を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は921,592百万円と前期の695,423百万円から増加した。短信によると、売上総利益は資金原価が増加したものの、営業資産の増加や堅調な利益率を背景に前期を上回った。営業利益は売上総利益が好調に推移した一方で人件費、物件費の増加等により44,674百万円、経常利益は支払利息の増加等により64,969百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益は47,609百万円、1株当たり当期純利益は169.98円(前期154.54円)であった。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高921,592百万円695,423百万円32.5%増
営業利益44,674百万円48,966百万円8.8%減
経常利益64,969百万円66,219百万円1.9%減
親会社株主に帰属する当期純利益47,609百万円42,038百万円13.3%増
1株当たり当期純利益169.98円154.54円-

事業分野・セグメントの状況

国内リース事業では、2025年9月にレンタルシステム㈱と業務提携契約を締結し、2025年12月にピー・シー・エス㈱を連結子会社化して、モビリティ・レンタル事業領域の強化を図った。不動産・環境エネルギー事業では、豪州における賃貸集合住宅開発事業への参画やStar Asia Group LLCの持分取得を進め、環境エネルギー事業ではジャパン・インフラファンド投資法人へのTOBを実施したほか、系統用蓄電池事業で武雄蓄電所の商業運転を開始した。航空機事業では、持分法適用会社であるAircastle Limitedを通じた航空機リースに注力し、短信は業績も大きく伸長したとしている。ファイナンス・投資事業では、ポルトガルにおける再生可能エネルギーポートフォリオ事業の持分取得などを行った。

報告セグメント別では、リース・割賦とファイナンスがいずれも営業利益で前期を下回り、その他は前期を上回った。

連結財政状態

総資産は前期末の3,898,061百万円から4,175,256百万円となり、純資産は前期末の401,495百万円から454,469百万円となった。自己資本比率は10.3%(前期末9.8%)、1株当たり純資産は1,527.83円(同1,367.89円)となった。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが△9,060百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが△116,013百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが146,366百万円となり、現金及び現金同等物の期末残高は88,801百万円であった。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産4,175,256百万円3,898,061百万円
純資産454,469百万円401,495百万円
自己資本比率10.3%9.8%
1株当たり純資産1,527.83円1,367.89円

株主還元

2026年3月期の1株当たり年間配当金は51円00銭(中間25円00銭、期末26円00銭)で、当初予想から増配となった。配当金総額は14,415百万円、連結配当性向は30.0%である。2027年3月期は1株当たり年間配当金52円00銭(中間26円00銭、期末26円00銭)、連結配当性向30.4%を予定している。同社は、収益力の向上を図りつつ業績に応じた配当を実施することを基本方針としている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金51円00銭52円00銭
うち中間配当金25円00銭26円00銭
うち期末配当金26円00銭26円00銭
配当性向(連結)30.0%30.4%

2027年3月期の連結業績予想

同社は2026年度より開始する「中期経営計画2028」を策定し、事業ポートフォリオの変革を加速すると共に、変化に強い経営基盤の構築を目指すとしている。2027年3月期の連結業績予想は、営業利益40,000百万円(前期比10.5%減)、経常利益67,000百万円(同3.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益52,000百万円(同9.2%増)で、売上高の予想は記載されていない。

項目2027年3月期(予想)増減率
営業利益40,000百万円10.5%減
経常利益67,000百万円3.1%増
親会社株主に帰属する当期純利益52,000百万円9.2%増
1株当たり当期純利益170.96円-

トピック

2026年3月期は「中期経営計画2025」の最終年度にあたり、ROE(自己資本当期純利益率)は11.7%(前期12.2%)となった。また短信によれば、同社は決算発表と同日に「第三者割当による種類株式の発行、定款の一部変更、株式会社みずほフィナンシャルグループとの資本業務提携契約の締結、当社の主要株主である筆頭株主の異動並びに日鉄興和不動産株式会社との資本業務提携契約の締結等に関するお知らせ」等を公表しており、新株式の発行および株式給付信託制度の導入を予定している。2027年3月期の配当予想はこれらの影響を考慮した内容とされている。なお、継続企業の前提に関する注記は該当事項なしとされている。

本記事はみずほリースが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はみずほリース(株)が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次