日産東京販売ホールディングス

日産東京販売ホールディングス、2026年3月期は減収減益 配当は5期連続増配の27円

決算サマリー 2026.08.21
日産東京販売ホールディングス、2026年3月期は減収減益 配当は5期連続増配の27円

※本記事は日産東京販売ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

日産東京販売ホールディングス株式会社は2026年3月期の連結決算を発表した。売上高は128,997百万円(前期比8.9%減)、営業利益は4,756百万円(同35.8%減)、経常利益は4,754百万円(同35.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,682百万円(同37.8%減)となり、減収減益となったものの、営業利益・経常利益・当期純利益は黒字を継続した。売上高の減少は新車販売台数(前年比13.2%減)および中古車販売台数(同10.3%減)の減少が主因である一方、整備事業はストック収益を土台に堅調に推移した。株主還元では配当方針を「DOE3%以上」に変更し、年間配当は27円(3円増配)と5期連続の増配となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の連結業績は、売上高128,997百万円(前期比8.9%減)、営業利益4,756百万円(同35.8%減)、経常利益4,754百万円(同35.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2,682百万円(同37.8%減)となった。売上高は新車販売台数および中古車販売台数の減少を主因に減収となったが、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益は黒字を継続した。

項目2026年3月期(当期)2025年3月期(前期)増減額増減率
売上高128,997141,605-12,607-8.9%
営業利益4,7567,412-2,655-35.8%
経常利益4,7547,367-2,613-35.5%
親会社株主に帰属する当期純利益2,6824,312-1,629-37.8%
2026年3月期 決算実績サマリー
出典:日産東京販売ホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.8

事業別の状況

売上高の内訳は新車販売65,591百万円(構成比51%)、中古車販売21,996百万円(同17%)、整備32,916百万円(同26%)、収入手数料他8,059百万円(同6%)、その他436百万円(同0%)。新車販売は新型車の端境期や新規来店客数の低下、納車遅延等により台数が減少(前年比13.2%減)した一方、下半期には新型ルークス・新型日産リーフの発売により回復基調となった。中古車販売は下取車入庫台数の影響で台数が減少(同10.3%減)したものの、高級ボディコーティング等の付加価値販売の提案強化により販売単価は上昇した。整備事業は既存顧客基盤に支えられた継続入庫により、3期連続の増収・増益と堅調に推移した。

区分2026年3月期 売上高(百万円)構成比
新車販売65,59151%
中古車販売21,99617%
整備32,91626%
収入手数料他8,0596%
その他4360%
2026年3月期 売上高の内訳
出典:日産東京販売ホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.9

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想は、売上高140,000百万円(前期比8.5%増)、営業利益6,000百万円(同26.1%増)、経常利益5,500百万円(同15.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,500百万円(同30.5%増)と、増収増益を見込む。店舗ネットワーク投資により刷新した10店舗のリニューアル効果に加え、新型「エルグランド」や量販型の新型SUV等の新型車発売が収益拡大に貢献する見込み。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前期比
売上高140,000128,9978.5%
営業利益6,0004,75626.1%
経常利益5,5004,75415.7%
親会社株主に帰属する当期純利益3,5002,68230.5%
2027年3月期 業績予想
出典:日産東京販売ホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.22

株主還元

株主還元のさらなる充実とともにより安定した配当とすべく、2026年2月13日に配当方針を「DOE(株主資本配当率)3%以上」に変更した。新たな方針にもとづき、2026年3月期の年間配当は3円増配の27円(中間12円・期末15円)とし、5期連続の増配となった。2027年3月期はDOE3%以上相当の年間配当27円(中間13円・期末14円)を予定している。

区分2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
中間12円13円
期末15円14円
合計27円27円
2027年3月期 配当予想
出典:日産東京販売ホールディングス 2026年3月期 決算説明資料 P.25

中期経営計画

中期経営計画(2024年3月期~2027年3月期)では、電動化リーダー・安全運転支援技術・モビリティ事業を重点成長戦略に掲げ、大規模な投資戦略のもと持続的な成長をめざしている。財務目標である営業利益6,500百万円、配当性向30%以上に対し、2027年3月期の営業利益予想は6,000百万円と目標に乖離が生じているものの、連結子会社1社売却の影響を除けば過達となる見込みである。配当性向は「DOE3%以上」の導入により45.9%となる見込み。

※本記事は日産東京販売ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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