チヨダ

チヨダ、2026年2月期は売上高11.4%減の81,377百万円 親会社株主に帰属する当期純利益91.9%減の237百万円

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はチヨダが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

チヨダが公表した2026年2月期(2025年3月1日~2026年2月28日)の連結決算短信によると、売上高は81,377百万円(前期比11.4%減)、営業利益は1,090百万円(同50.3%減)、経常利益は1,508百万円(同41.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は237百万円(同91.9%減)となった。同社は2024年11月に衣料品事業を営んでいた株式会社マックハウスの全株式を譲渡しており、当期から靴事業のみの単一セグメントとなっている。年間配当金は54円と前期の34円から増配した。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

短信によると、靴・小売業界では機能性やデザイン性を兼ね備えた付加価値の高い商品が引き続き好調に推移し、オンライン・オフライン融合(OMO)施策の展開が業績回復の後押しとなる一方、物価高や消費者の節約志向が購買活動の抑制要因となっている可能性があり、消費者マインドには依然として慎重な面が見られるとしている。

同社グループは中期経営計画「Change(チェンジ)」に基づき、プライベートブランド商品の拡大、店舗・業態別戦略の推進、デジタル販促強化とOMO施策のさらなる推進、販売チャネルの拡大などに取り組んだ。商品面では、主力ブランド「セダークレスト」の防水・透湿性を備えた「ユーティリティスニーカー」や「ハイドロテック」の多機能ビジネスシューズに加え、節約志向の強い顧客のニーズに応える低価格商品群を強化した。手を使わずに立ったまま履ける「スパットシューズ」はラインナップを拡充し、ポップアップストアやイベント展開、テレビCMにより認知拡大と購買意欲の向上につながったとしている。店舗と自社ECサイトのID連携も開始した。

販売費及び一般管理費は、賃金上昇やインフレ等の影響で増加が避けられない項目があったものの、人事効率の改善や管理費の抑制、衣料品事業の譲渡により前期比で減少した。1株当たり当期純利益は6.91円(前期83.11円)、自己資本当期純利益率は0.5%(同5.7%)、売上高営業利益率は1.3%(同2.4%)であった。

項目2026年2月期2025年2月期増減率
売上高81,377百万円91,835百万円11.4%減
営業利益1,090百万円2,193百万円50.3%減
経常利益1,508百万円2,566百万円41.2%減
親会社株主に帰属する当期純利益237百万円2,923百万円91.9%減

財政状態とキャッシュ・フロー

当期末の総資産は、前期末の79,076百万円から71,016百万円となった。短信は、流動資産で現金及び預金が減少した一方、商品が増加したことなどを挙げている。負債は退職給付に係る負債の減少などにより減少した。純資産は、前期末の52,031百万円から49,964百万円となった。利益剰余金と自己株式の減少が主な要因である。自己資本比率は70.3%(前期末65.8%)となった。

項目2026年2月期2025年2月期
総資産71,016百万円79,076百万円
純資産49,964百万円52,031百万円
自己資本比率70.3%65.8%
1株当たり純資産1,471.75円1,478.55円

キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが4,130百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが335百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが3,286百万円の支出となった。営業活動は主に棚卸資産の増加と退職給付信託の設定、投資活動は主に定期預金の払戻による収入と預入による支出、財務活動は主に配当金の支払額によるものである。現金及び現金同等物の期末残高は16,729百万円である。

配当

2026年2月期の1株当たり年間配当金は54円(中間27円、期末27円)で、前期の34円(中間17円、期末17円)から増配した。配当金総額は1,836百万円、配当性向(連結)は781.5%、純資産配当率(連結)は3.7%である。2027年2月期の配当予想も年間54円(中間27円、期末27円)で、予想配当性向(連結)は168.9%である。

項目2026年2月期(実績)2027年2月期(予想)
1株当たり年間配当金54.00円54.00円
うち第2四半期末27.00円27.00円
うち期末27.00円27.00円
配当性向(連結)781.5%168.9%

2027年2月期の業績予想

2027年2月期の連結業績予想は、売上高82,500百万円(前期比1.4%増)、営業利益1,400百万円(同28.3%増)、経常利益1,700百万円(同12.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,100百万円(同363.0%増)である。1株当たり当期純利益は31.98円を見込む。

項目2027年2月期(予想)増減率
売上高82,500百万円1.4%増
営業利益1,400百万円28.3%増
経常利益1,700百万円12.7%増
親会社株主に帰属する当期純利益1,100百万円363.0%増

短信は、原油価格の高騰を背景とした国際情勢や為替変動、物価上昇による実質賃金の鈍化による消費マインド低下などが業績に与える影響が懸念され、慎重な対応が求められる状況であるとしている。同社グループは、靴専門店ならではの視点とマーケットインの発想による商品開発に注力してプライベートブランドを強化し、客数回復に向けた商品提案や販売促進施策、OMO施策を推進する方針である。

継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。

本記事はチヨダが公表した2026年2月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はチヨダが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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