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【ゴールドウイン】決算短信の「経営成績等の概況」はどう変わったか(2025年3月期→2026年3月期)

決算短信定性文(経営概況)リサーチ 2026.09.18
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通期は経営成績のカテゴリ別書き分けが進む一方で見通しの数値目標が簡略化され、四半期は業績予想の下方修正理由が詳しく説明された。

目次

調査の概要

本記事は、東証プライム市場の時価総額上位500社を対象に、決算短信の「経営成績等の概況」相当部分の記載がどう変化したかを調べた調査の一部で、ゴールドウイン分です。

通期: 2025年3月期決算短信 と 2026年3月期決算短信(開示日: 2025年5月14日 → 2026年5月13日)

四半期: 2026年3月期 第1四半期決算短信 と 2027年3月期 第1四半期決算短信(開示日: 2025年8月6日 → 2026年8月6日)

ここでいう定性文とは、決算短信のうち「1. 経営成績等の概況」相当の見出しから、次の大見出しの手前までの記述を指します。文字数は、タイトル名(『』)を除外し、空白を除いて計測しています。

通期決算短信の比較

文字数: 3,820字 → 3,969字(前期比+3.9%、増加)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 細分化

セグメント情報注記: あり(425字) → あり(717字)

変化の型: 要因分析深化型、簡素化型

増えた要素

  • カテゴリ別(ハードグッズ・フットウエア・アパレル)の業績書き分け
  • 自社ブランドGoldwin中国事業の黒字転換の説明
  • THE NORTH FACEブランド戦略(SUMMIT SERIES 25周年等)の詳細化

減った要素

  • 今後の見通しにおける中国出店計画の具体的な店舗数・都市名の記述
  • 2033年3月期の全世界売上高500億円という長期目標数値

要約: 当期の経営成績の概況では、THE NORTH FACEのカテゴリ別(ハードグッズ/フットウエア/アパレル)の書き分けや中国事業の黒字転換など説明が細かくなった一方、今後の見通しでは前期にあった中国出店の具体的店舗数や長期売上目標が省かれ簡略化された。全体としては経営成績側の深化が上回り、細分化と判定した。

四半期決算短信の比較

文字数: 2,097字 → 2,615字(前期比+24.7%、増加)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 細分化

セグメント情報注記: あり(44字) → あり(44字)

変化の型: 出来事型、要因分析深化型

増えた要素

  • 第2四半期業績予想の下方修正とその理由(卸売部門の出荷前倒し反動、天候不順)の説明
  • 修正後の予想数値(売上高・営業利益等)の記載
  • THE NORTH FACEブランド生誕60周年関連施策への言及

要約: 連結業績予想等の将来予測情報において、第2四半期予想の下方修正とその具体的な理由・修正後数値が新たに詳述されており、前年同期の「変更なし」の一文と比べて大幅に細分化された。

定性文の全文(前期・今期)

通期 2025年3月期

出典: ゴールドウイン 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年5月14日(https://www2.jpx.co.jp/disc/81110/140120250513545821.pdf)

1.経営成績等の概況(1) 当期の経営成績の概況当連結会計年度(2024年4月1日~2025年3月31日)におけるわが国経済は、個人所得の持ち直しや旺盛なインバウンド需要を背景に、緩やかな回復基調を維持したものの、物価上昇や地政学的リスクの影響により、不確実性の高い状況が依然として継続いたしました。加えて少子化・人口減少の進行に伴う市場規模の縮小や、地方経済の衰退、さらには労働力の確保難といった構造的課題が一段と顕在化してきております。海外市場に目を転じると、米国では政権交代に伴う政策転換や対中関係を含む関税政策の不透明感が市場心理に影響を与え、企業の設備投資や個人消費に慎重な姿勢が広がりました。中国においては、不動産市場の低迷が長期化し、個人消費の伸び悩みが続いておりますが、政府による景気刺激策や新興産業分野への投資促進を背景に、外食・レジャーといったサービス消費には回復の兆しも見られ、経済活動の二極化が進行しています。現在、アパレル業界においては気候変動の影響が顕在化しつつあり、従来の季節構成や商品供給の在り方を根本から見直す動きが加速しています。加えて、機能性や汎用性に優れた高付加価値商品に対する需要は、アウトドアウエアのみならず日常着にも広がりを見せており、市場構造そのものが大きな転換期を迎えております。一方で、インバウンド需要の高まりや体験型消費への関心の高まり、さらには日常生活における機能性ウエアの定着といった中長期的にプラスとなる要素も明確になりつつあります。このような外部環境下、上期に記録的な猛暑に見舞われたことにより、Tシャツやショーツ等の夏物商品の需要が早期より伸長しました。なかでも、吸湿速乾性や接触冷感といった機能性を備えたアイテムが都市部を中心に好調に推移し、売上の押し上げ要因となりました。一方、下期は暖冬傾向が続き、アパレル各社が冬物商材のクリアランスを前倒しで実施する中、当社は値引き販売を抑制し、適正在庫を維持しながら利益を重視する販売姿勢を堅持いたしました。こうした中、12月以降に襲来した寒波は追い風となり、第4四半期において冬物商材の販売は堅調に推移し、通期の売上高は前期比4.3%増の132,305百万円となりました。売上総利益は前期比2.6%増の68,925百万円となりました。また、売上総利益率は、原材料価格の上昇や為替変動が影響し、前期比0.8ポイント低下し52.1%となりました。販売費及び一般管理費は期初見通し策定時に一過性費用として想定していたJ-ESOP(株式給付信託)による人件費の増加等により前期比8.5%増の47,020百万円となりました。これらの結果、営業利益は、前期比8.1%減の21,905百万円となりました。韓国における持分法適用関連会社YOUNGONE OUTDOOR Corporationは、猛暑等の気候変動の影響により春夏商品の販売に一部影響を受けたものの、通年型商品の堅調な推移と販管費の効率的な執行により、前期比増益を確保いたしました。しかし、前述の営業利益の減益により、経常利益は5.5%減の30,806百万円となりました。特別損益には、特別利益に事業ポートフォリオの見直しに伴うブランド撤退に係る商標権売却益1,156百万円等を計上し、特別損失に当社が保有する投資有価証券の一部について、取得価額に比べ実質価値が著しく下落したことによる投資有価証券評価損1,793百万円等を計上いたしました。また、法人税等の計上が前期比29.7%減の5,765百万円となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比0.7%増の24,444百万円となりました。

(2)当期の財政状態の概況当連結会計年度末における資産・負債及び純資産の状況とそれらの要因は次のとおりです。(資産)当連結会計年度末の資産の合計は150,877百万円となり、前連結会計年度末より9,900百万円増加いたしました。主な要因は、投資有価証券の減少1,167百万円があったものの、現金及び預金の増加9,047百万円、商品及び製品の増加997百万円があったためであります。(負債)当連結会計年度末の負債の合計は39,674百万円となり、前連結会計年度末より1,133百万円減少いたしました。主な要因は、株式給付引当金の増加2,244百万円があったものの、未払法人税等の減少3,691百万円があったためであります。(純資産)当連結会計年度末の純資産の合計は111,203百万円となり、前連結会計年度末より11,033百万円増加いたしました。主な要因は、自己株式の増加5,475百万円があったものの、利益剰余金の増加16,407百万円があったためであります。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は51,985百万円となり、前連結会計年度末より9,973百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは24,437百万円(前連結会計年度比5,885百万円の収入増)となりました。主な要因は、法人税及び住民税の支払9,935百万円および持分法による投資利益8,446百万円があったものの、税金等調整前当期純利益30,218百万円および利息・配当金受取額8,328百万円があったためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果得られたキャッシュ・フローは208百万円(前連結会計年度は1,488百万円の使用)となりました。これは主に、固定資産の取得による支出2,007百万円があったものの、固定資産の売却による収入1,168百万円および定期預金の純減少額1,040百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは14,768百万円(前連結会計年度比5,400百万円の支出増)となりました。これは主に、配当金の支払8,036百万円および自己株式の取得による支出6,013百万円によるものであります。(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期自己資本比率(%) 57.8 63.9 67.4 70.9 73.2時価ベースの自己資本比率(%) 351.4 283.6 478.9 315.1 245.1債務償還年数(年) 1.3 0.2 0.1 0.1 0.0インタレスト・カバレッジ・レシオ

57.1 223.8 474.0 501.7 635.6(倍)自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産債務償還年数:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い(注1)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。(注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。(注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている短期借入金、長期借入金(1年以内返済分を含む)および社債(1年以内返済分を含む)を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

(4)今後の見通し2026年3月期におきましては、堅調なインバウンド需要の継続に加え、都市部を中心とする個人消費の回復基調が経済を下支えすると見込まれます。一方、地政学リスクの顕在化や為替市場の不安定化といった外部要因は、依然として我が国の事業環境に不確実性をもたらしており、慎重な対応が求められる状況が続いております。こうした環境のもと 、当社グループは 、2025年3月期より始動した中期経営計画 に基づき 、自社ブランド「Goldwin」のグローバル展開を成長戦略の中核に位置づけ、2033年3月期における全世界売上高500億円の達成を長期目標に掲げ、その実現に向けて、戦略的な海外出店を着実に進めております。現在、中国国内では北京・上海・成都・杭州・南京の店舗を展開しております。2025年度中にはさらに5店舗の開業を予定しており、成長スピードの加速が求められる段階に入っています。また、THE NORTH FACEブランドにおいては、アウトドアアパレルという中核領域の収益基盤を維持しつつ、ウィメンズ・キッズ・フットウェアといった周辺カテゴリーへの展開を加速させ、さらなる成長の可能性を追求しております。これらの施策を着実に実行することで、2026年3月期における業績は、売上高140,500百万円(前期比6.2%増)、営業利益25,900百万円(同18.2%増)、経常利益33,900百万円(同10.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益25,400百万円(同3.9%増)を見込んでおります。なお、本業績予想は、現時点における入手可能な情報および合理的な前提に基づくものであり、今後の経済環境の変動や為替相場の変化、消費動向の影響等により、実際の業績が予想数値と乖離する可能性があります。

通期 2026年3月期

出典: ゴールドウイン 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年5月13日

1.経営成績等の概況(1) 当期の経営成績の概況当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)における当社グループを取り巻く外部環境は、秋冬商戦に複数の逆風が重なる局面となりました。国内消費におきましては、消費者の価格選別姿勢が強まり、価格改定の累積に対する反応は一段と敏感になりました。訪日外国人消費につきましては、2025年11月以降、中国大陸からの個人消費に構造的な変化が現れ、当社主要直営店における免税売上の伸長は同月を境に明確に鈍化いたしました。あわせて、12月以降の暖冬傾向が、アウターおよび保温系商品を中心に秋冬商戦の需要動向に影響を及ぼしました。こうした環境下、当社グループの属するアウトドア関連市場におきましては、ブランド体験と機能性を兼備するプレミアム領域の需要は相対的に堅調に推移した一方、定番品を中心に数量の伸びは鈍化し、市場全体が数量の拡大から品質と体験の深化へと移行する局面にあるものと認識しております。当社グループは 、このような環境認識のもと 、基幹ブランドTHE NORTH FACEの収益基盤強化 、自社ブランドGoldwinの成長加速、および販売チャネル全体における質的深化を、中期経営計画の基本方針として推進してまいりました。あわせて、販売費及び一般管理費の規律ある管理を通じて、営業利益率を一定水準に保つことに努めてまいりました。基幹ブランドTHE NORTH FACEにおきましては、パフォーマンスブランドとしての本質への回帰を経営方針の中核に据え、SUMMIT SERIES 25周年を契機としたマウンテンパフォーマンス領域の強化を進めてまいりました。カテゴリ別では、ハードグッズおよびフットウエアは、新規ラインの立ち上がりが計画を上回り、直営店の拡充とあわせて順調に推移いたしました。とりわけフットウエアにおきましては、VECTIVシリーズを中心とするトレイルランニング領域の新規ラインが牽引役となりました。一方、アパレルにつきましては、主力定番品の価格改定が重ねられた結果、価格に対する顧客の反応が従来以上に厳しくなり、数量の伸びが鈍化いたしました。なお、12月の月次売上が暖冬および訪日外国人消費の変化を受けて期初計画を下回って推移して以降、第4四半期におきましては、売上高を短期的に積み上げることを目的とした値引き販売を抑制し、売上総利益率の確保および翌期の在庫の健全性を優先する販売姿勢を貫きました。これは、ブランド価値の維持と、翌期以降の収益基盤の持続性を最優先に据えた経営判断であります。自社ブランドGoldwinにおきましては、国内直営店の編集・演出力を高めるとともに、海外事業、とりわけ長期ビジョン「Goldwin500」に基づく中国事業において明確な進展を得ました。中国子会社は黒字転換を達成し、直近四半期には前年を大きく上回る利益成長を記録しております。これは出店数の拡大のみに頼るのではなく、一店舗当たり収益性の向上を軸とする成長モデルが現地市場で機能し始めたことを示しております。以上の結果、当連結会計年度の売上高は137,516百万円(前期比3.9%増)となり、5期連続で過去最高を更新いたしました。売上総利益は72,946百万円(前期比5.8%増)となり、売上総利益率は、値引き抑制、商品ミックスの改善、および在庫健全性を重視した販売姿勢により53.0%(前期比0.9ポイント上昇)となりました。販売費及び一般管理費は、成長に向けた基盤投資、海外事業の展開に伴う関連経費、ならびに直営店ネットワークの拡充に要した経費の増加があったものの47,087百万円(前期比0.1%増)となりました。この結果、営業利益は25,859百万円(前期比18.1%増、営業利益率18.8%)となり、営業利益は過去最高を更新いたしました。経常利益は、33,904百万円(前期比10.1%増)となり、過去最高を更新いたしました。営業外収益における持分法による投資利益 は、7,770百万円(前期比8.0%減)となりました。持分法適用関連会社である YOUNGONE OUTDOORCorporationは、営業利益につきましては前期並みの水準を維持いたしましたが、為替影響により営業外損益が減少し、同社の当期利益および当社の持分法投資利益の減少要因となりました。特別損失に、投資有価証券売却損1,075百万円を計上いたしました。また、法人税等の計上が前期比38.4%増の7,979百万円となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、24,094百万円(前期比1.4%減)となりました。

(2)当期の財政状態の概況当連結会計年度末における資産・負債及び純資産の状況とそれらの要因は次のとおりです。(資産)当連結会計年度末の資産の合計は168,227百万円となり、前連結会計年度末より17,350百万円増加いたしました。主な要因は現金及び預金の増加5,971百万円、建設仮勘定の増加4,345百万円、投資有価証券の増加2,422百万円、売掛金の増加2,248百万円があったためであります。(負債)当連結会計年度末の負債の合計は37,728百万円となり、前連結会計年度末より1,945百万円減少いたしました。主な要因は、リース債務の増加1,196百万円、繰延税金負債の増加1,007百万円があったものの、株式給付引当金の減少4,993百万円があったためであります。(純資産)当連結会計年度末の純資産の合計は130,499百万円となり、前連結会計年度末より19,295百万円増加いたしました。主な要因は、利益剰余金の増加14,547百万円、その他有価証券評価差額金の増加2,090百万円があったためであります。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度末における現金及び現金同等物は50,956百万円となり、前連結会計年度末より1,028百万円減少いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは26,257百万円(前連結会計年度比1,820百万円の収入増)となりました。主な要因は、持分法による投資利益7,770百万円、法人税及び住民税の支払5,581百万円および株式給付引当金の減少4,993百万円があったものの、税金等調整前当期純利益32,130百万円および利息・配当金の受取7,528百万円があったためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは13,468百万円(前連結会計年度は208百万円の収入)となりました。これは主に、定期預金の純増加額7,000百万円および固定資産の取得による支出6,046百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは13,675百万円(前連結会計年度比1,092百万円の支出減)となりました。これは主に、借入金の純増加額426百万円があったものの、配当金の支払9,665百万円および自己株式の取得による支出3,717百万円によるものであります。(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期自己資本比率(%) 63.9 67.4 70.9 73.2 76.9時価ベースの自己資本比率(%) 283.6 478.9 315.1 245.1 180.3債務償還年数(年) 0.2 0.1 0.1 0.0 0.0インタレスト・カバレッジ・レシオ

223.8 474.0 501.7 635.6 385.4(倍)自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産債務償還年数:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い(注1)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。(注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。(注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている短期借入金、長期借入金(1年以内返済分を含む)および社債(1年以内返済分を含む)を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

(4)今後の見通し2027年3月期におきましては、小売・アパレル業界を取り巻く構造変化が継続することを前提に、当社グループは引き続き、短期的な数量の積み上げではなく、売上総利益率の確保およびブランド価値の持続性を優先する経営を一貫して行ってまいります。基幹ブランドTHE NORTH FACEにおける体質強化、自社ブランドGoldwinの収益化加速、ならびにポートフォリオ全体の成長ドライバーの再定義を通じて、中期経営計画の達成確度の向上に努めてまいります。2027年3月期の連結業績予想につきましては、売上高145,400百万円(前期比5.7%増)、営業利益26,100百万円(前期比0.9%増)、経常利益34,100百万円(前期比0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益25,600百万円(前期比6.3%増)を見込んでおります。本業績予想は、現時点における入手可能な情報および合理的な前提に基づくものであり、今後の経済環境の変動、為替相場の変化、消費動向の影響等により、実際の業績が予想数値と乖離する可能性がございます。

四半期 2026年3月期 第1四半期

出典: ゴールドウイン 2026年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年8月6日(https://www2.jpx.co.jp/disc/81110/140120250806532079.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当四半期の経営成績の概況当第1四半期連結累計期間における国内経済は、人手不足を背景とした賃金の上昇傾向が継続し、雇用・所得環境の改善が一部の個人消費を下支えしました。一方、米国による関税政策の強化や中東を中心とする地政学的リスクの高まりを受けて、世界経済の先行きには依然として不透明感が残り、企業・消費者の双方における慎重な姿勢が市場心理に色濃く反映されました。こうした外部環境のもと、スポーツアパレル業界においては、物価上昇と実質可処分所得の伸び悩みに伴い、生活防衛意識が強まり、特に高価格帯製品に対する価格感度が一段と高まっています。このため、メーカー側には実需に即した提案や、機能訴求の明確化がこれまで以上に求められています。当社においても、こうした市場構造の変化を踏まえ、期初より夏山需要の本格化を見据え、レインジャケット等の展開を強化してまいりました。しかしながら、価格感応度の上昇に加え、空梅雨や酷暑といった気象要因も重なったことにより、地方都市を中心に販売は伸び悩む結果となりました。一方、ウインドブレーカー等の薄手の羽織物については、日常利用を意識した製品設計および訴求を進めていたことにより、アウトドア用途に加え、通勤や買物といった日常生活での利用を中心に、東京・大阪・福岡等の都市部では需要が堅調に推移しました。また、重点カテゴリーであるシューズでは、「VECTIV 3.0」等、トレイルランニングや登山領域における機能訴求が奏功し、集客・購買の起点として機能しました。さらに、ウエア領域への波及効果も確認されています。このように、アイテムによる好不調の差こそありましたが、第1四半期の売上高は、前期中に終了した4ブランドによる約6億円の減収が要因となり、前年同期比2.9%減の23,878百万円となりました。売上総利益は前年同期比1.7%増の12,646百万円、売上総利益率は2.5ポイント改善し53.0%となりました。主な要因としては、為替相場が比較的安定していた昨年秋の段階で商品調達を進めたことにより、原価上昇圧力を抑制できた点が挙げられます。加えて、全体の約3割の品番に対し平均10%程度の選択的な値上げを実施したことも、売上総利益率の改善に寄与いたしました。販売費及び一般管理費については、前年同期比で広告宣伝費、支払手数料、賃借料が増加したものの、前年同期に発生した一時費用(本社移転費5億円およびJ-ESOP費用6億円)が当期には発生しなかったため、前年同期比

0.2%減の10,567百万円となりました。また、営業利益は前年同期比13.1%増の2,079百万円となりました。持分法適用関連会社であるYOUNGONE OUTDOOR Corporationにおいては、売上高が前年同期並みの水準で堅調に推移したものの、為替相場の変動の影響等を受け減益となったことから、当社の持分法による投資利益は前年同期比

30.3%減の1,630百万円となりました。その結果、経常利益は前年同期比11.7%減の3,759百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比12.9%減の3,189百万円となりました。

(2)当四半期の財政状態の概況当第1四半期連結会計期間末における資産合計は142,309百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,567百万円減少しました。これは主に、現金及び預金7,579百万円が減少したためであります。負債合計は、30,922百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,751百万円減少しました。これは主に、株式給付引当金4,993百万円、未払法人税等1,893百万円、未払金1,475百万円が減少したためであります。純資産合計は、111,387百万円となり、前連結会計年度末に比べ184百万円増加しました。これは主に、配当金の支払5,661百万円、為替換算調整勘定 の減少2,071百万円があったものの 、親会社株主に帰属する四半期純利益3,189百万円の計上及び自己株式の減少4,772百万円があったためであります。なお、自己資本比率は77.8%となっております。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明第2四半期(累計)および通期の連結業績予想につきましては、2025年5月14日に公表した内容から変更はありません。足元では、生活防衛意識の高まりを背景に、消費者の節約志向が一段と強まり、購買行動には慎重さが見られます。さらに、気象条件の不安定化や物価上昇の長期化、為替変動の激化等、外部環境の不確実性は依然として高い状況にあります。加えて、地域・価格帯・販売チャネル別に需要に偏りが認められるほか、在庫水準の適正化といった内部課題も依然として存在しており、これらは業績に対する下押し要因として注視が必要であると認識しています。こうした環境のもと、当社は短期的な需給変動に左右されることなく、持続的かつ安定的な収益構造の確立を目指し、収益基盤の強化とともに、構造的な体質改善に引き続き注力してまいります。

四半期 2027年3月期 第1四半期

出典: ゴールドウイン 2027年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年8月6日(https://www2.jpx.co.jp/disc/81110/140120260806511447.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当四半期の経営成績の概況当第1四半期連結累計期間における国内経済は、人手不足を背景とした賃金の上昇傾向が継続し、雇用・所得環境の改善が個人消費を下支えしました。しかしながら、物価上昇の長期化により実質可処分所得の伸びは限定的にとどまり、生活防衛意識を背景とした節約志向が消費全般で一段と強まりました。加えて、米国の関税政策の動向や中東情勢をはじめとする地政学的リスクを受けて、世界経済の先行きには依然として不透明感が残り、企業・消費者双方の慎重な姿勢が続きました。また、訪日外国人客数は引き続き高い水準で推移したものの、国籍構成や購買行動の変化により、インバウンド需要の恩恵には地域・業態間で濃淡が見られました。こうした環境のもと、スポーツアパレル業界においては消費者の選別志向が続くなか、実需に即した提案と機能訴求の明確化がこれまで以上に求められる状況が続いています。加えて、当第1四半期連結累計期間は天候要因の影響が大きく、特に6月は天候不順等により、Tシャツ、ショーツ、サンダル等の夏物商材の販売が伸び悩みました。これらを踏まえ、当社グループは、お客様と商品の結びつきを店頭で明確にすることを基本方針とし、重点商材の明確化、売上・在庫の日次確認と好事例の全社横展開、事業部門と販売部門の連携強化に取り組みました。また、夏物在庫の消化を進めるため、クリアランス販売を前年より約1週間前倒し、6月中旬から開始しました。販売チャネル別売上では、直営店は、アウトレット店が牽引したことに加え、プロパー店も前年同期を上回りました。自社EC「GOLDWIN ONLINE STORE」は、一部商品のマークダウンの実施により販売数量が増加し、増収となりました。一方、卸売部門は、前期末における出荷の前倒しの反動があり、前年同期を下回りました。これらの結果、卸売部門の減収が直営店および自社ECの増収を上回り、当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比1.2%減の23,592百万円となりました。売上総利益は、前年同期比0.8%増の12,746百万円、売上総利益率は前年同期比1.0ポイント上昇の54.0%となりました。一方、販売費及び一般管理費は、人事制度の改定による人件費増加を主因に前年同期比17.1%増の12,374百万円となり、その増加額は売上総利益の増加額を大幅に上回りました。この結果、営業利益は前年同期比82.1%減の371百万円となりました。持分法適用関連会社であるYOUNGONE OUTDOOR Corporationにおいては、韓国国内の消費環境に不透明感が残るなかにあっても、同社売上高は前年同期並みの水準を確保しました。当社の持分法による投資利益 は前年同期比

33.6%増の2,178百万円となりました。この結果、営業利益の減少を持分法による投資利益の増加が一部相殺し、経常利益は前年同期比30.9%減の2,598百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比29.5%減の2,249百万円となりました。

(2)当四半期の財政状態の概況当第1四半期連結会計期間末における資産合計は160,031百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,196百万円減少しました。これは主に、商品及び製品987百万円、投資有価証券820百万円の増加があったものの、受取手形、売掛金及び契約資産7,309百万円、現金及び預金4,856百万円が減少したためであります。負債合計は、32,501百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,227百万円減少しました。これは主に、電子記録債務3,070百万円、未払法人税等2,013百万円が減少したためであります。純資産合計は、127,530百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,969百万円減少しました。これは主に、配当金の支払3,978百万円があったためであります。なお、自己資本比率は79.0%となっております。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明第2四半期(累計)の連結業績予想につきましては、2026年5月13日に公表した予想を修正しております。国内卸売部門において、前期末における出荷の前倒しの反動等により売上高が期初の見通しを下回って推移していることに加え、6月の天候不順により夏物商材の販売が伸び悩んだこと等によるものです。なお、人事制度の改定に伴う人件費の増加につきましては、期初の業績予想に織り込んでおります。修正後の第2四半期(累計)の連結業績予想は、売上高55,600百万円(前回予想比7.2%減)、営業利益4,200百万円(同40.0%減)、経常利益7,000百万円(同23.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5,400百万円(同20.6%減)としております。詳細につきましては、本日公表の「2027年3月期第2四半期(中間期)業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。一方、通期の連結業績予想につきましては、2026年5月13日に公表した内容から現時点では変更しておりません。上期の下振れの要因である前期末における出荷の前倒しの反動および6月の天候不順は、いずれも上期に固有の要因であり、下期の業績に継続して影響を及ぼすものではないと判断しております。また、当社の収益は、主力である秋冬商品の販売が中心となる下期の構成比が高く、通期業績は秋冬シーズンの動向に大きく左右されますが、当該秋冬商品につきましては、現時点において期初に想定した前提から変更はありません。下期におきましては、「THE NORTH FACE」ブランド生誕60周年に関連する施策の展開や秋冬商品の立ち上がりの強化に加え、店頭を起点とした販売活動の徹底、在庫水準の適正化、事業部と販売部門の連携強化に取り組んでまいります。なお、足元においては、前述のとおり、生活防衛意識の高まりを背景に消費者の節約志向が続いているほか、天候の不安定化、物価上昇の長期化、為替変動等、外部環境の不確実性は依然として高い状況にあります。特に、秋冬シーズンの気温動向は当社業績への影響が大きく、暖冬となった場合には下振れ要因となる可能性があります。今後、通期の連結業績予想につきましても、これらの要因により修正が必要と判断した場合には、速やかに開示いたします。

本記事は各社が開示した決算短信の記載を機械的に抽出・比較し、AIが要約したものです。数値・表現は原資料をご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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