※本記事は東京ソワールが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
東京ソワールは2025年12月期(通期)の決算を発表した。売上高は16,112百万円(前期比+2.6%)、営業利益は173百万円(同▲28.5%)、当期純利益は236百万円(同▲52.7%)となった。㈱キャナルジーンの連結対象化の寄与により増収となった一方、フォーマル事業における販管費比率の上昇から減益となった。2026年12月期は売上高162億円、営業利益3億50百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3億50百万円を見込んでいる。
連結業績(2025年12月期 実績)
売上高は前期比+2.6%の16,112百万円となった。㈱キャナルジーンの通期連結化により増収となったが、製造コスト上昇の中でも売上総利益率は52.3%(同+1.0㌽)に改善した一方、出店や販促施策等に伴う販管費の増加により販管費率は51.3%(同+1.5㌽)に上昇し、営業利益は173百万円(同▲28.5%)、当期純利益は236百万円(同▲52.7%)とそれぞれ前期を下回った。
| 項目 | 2025年 | 2024年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 16,112 | 15,700 | +411(+2.6%) |
| 売上総利益 | 8,431 | 8,052 | +378(+4.7%) |
| 売上総利益率 | 52.3% | 51.3% | +1.0㌽ |
| 販管費 | 8,257 | 7,809 | +448(+5.7%) |
| 販管費率 | 51.3% | 49.7% | +1.5㌽ |
| 営業利益 | 173 | 243 | ▲69(▲28.5%) |
| 営業利益率 | 1.1% | 1.5% | ▲0.5㌽ |
| 当期純利益 | 236 | 500 | ▲264(▲52.7%) |

事業別(商品別)の状況
小売事業(SC・EC・CANAL JEAN)の売上構成比は26.9%(同+6.8㌽)となり、㈱キャナルジーンの連結対象化に加え、フォーマル事業でもECが前年比+10.2%、SCが同+10.0%と伸長したことが寄与した。一方、卸売事業(百貨店・量販店)は不採算店舗からの撤退や記録的な猛暑による来店客数の減少等の影響で構成比が61.1%(同▲4.8㌽)に低下した。商品別では、ブラックフォーマルが9,366百万円(同▲5.6%)、カラーフォーマルが2,639百万円(同▲0.3%)と前年を下回った一方、CANAL JEANは1,625百万円(同+134.1%)と大きく伸長した。
| 区分 | 項目 | 2025年 | 2024年 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| フォーマル事業 | ブラックフォーマル | 9,366 | 9,923 | ▲5.6% |
| フォーマル事業 | カラーフォーマル | 2,639 | 2,645 | ▲0.3% |
| フォーマル事業 | アクセサリー | 2,481 | 2,437 | +1.8% |
| ライフスタイル事業 | CANAL JEAN | 1,625 | 694 | +134.1% |

重要財務指標
中期経営計画に掲げる「効率化の追求」の指標として、棚卸資産回転率は3.40回転(同+0.25回転)に改善、売上総利益率は52.3%(同+1.0㌽)に向上した一方、フォーマル事業の売上が伸び悩んだ影響で販管費比率は51.3%(同+1.5㌽)に上昇した。
| 指標 | 2025年 | 2024年 | 増減比 |
|---|---|---|---|
| 棚卸資産回転率 | 3.40回転 | 3.16回転 | +0.25回転 |
| 売上総利益率 | 52.3% | 51.3% | +1.0㌽ |
| 販管費比率 | 51.3% | 49.7% | +1.5㌽ |
通期業績予想
2026年12月期は、売上高162億円(同+0.5%)、営業利益3億50百万円(同+101.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益3億50百万円(同+48.0%)を見込んでいる。
| 項目 | 2026年(予想) | 2025年(実績) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 16,200 | 16,112 | +0.5% |
| 営業利益 | 350 | 173 | +101.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 350 | 236 | +48.0% |

株主還元
2026年12月期の期末配当(予想)は45円を予定している。
中期経営計画/トピック
2025~2027年中期経営計画では、フォーマル事業を「フォーマルライフのリーディングカンパニー」、ライフスタイル事業(CANAL JEAN・kuros’)を将来の収益を支える事業と位置づける。中計の折り返しとなる2026年は達成に向けた「加速フェーズ」と位置づけ、収益構造の再整備に取り組むとしている。

※本記事は東京ソワールが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。