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ミロク、2025年10月期は売上高14.7%増の12,518百万円 減損損失計上で親会社株主に帰属する当期純損失2,525百万円

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はミロクが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ミロクが公表した2025年10月期(2024年11月1日~2025年10月31日)の連結決算短信によると、売上高は12,518百万円(前期比14.7%増)、営業損失は24百万円(前期は519百万円の損失)、経常利益は211百万円(前期は263百万円の損失)となった。一方、親会社株主に帰属する当期純損失は2,525百万円(前期は2,294百万円の損失)となった。短信は、同社及び猟銃事業における事業会社の減損損失の計上があったことによるとしている。年間配当金は10円で、前期の12円から減配となった。

目次

連結業績(2025年10月期 実績)

主力の猟銃事業では、最重要顧客であるブローニンググループからの受注が引き続き堅調に推移し、上下二連銃及びボルトアクションライフルの新製品の生産も安定して、売上高は前期比で増加した。利益面では、原材料価格の高騰等の影響は継続しているものの、売上高の回復に加えて前期末の固定資産の減損損失による減価償却費の剥落等により、セグメント利益を計上した(前期はセグメント損失)。

工作機械事業は、営業活動の強化により機械部門は増収となったものの、加工部門は受注が低調に推移して減収となった。全体の売上高は増加したが、収益性の高い加工部門の売上減少等が影響し、減益となった。第1四半期から「IT/IoT/AI事業」から名称を変更したクラウドソリューション事業は、設備保全業務効率化のためのクラウドシステム等の販売で売上高が増加したが、引き続き損失を計上した。

1株当たり当期純損失は856.06円(前期は777.67円の損失)、自己資本当期純利益率は21.0%のマイナス(同16.0%のマイナス)であった。

項目2025年10月期2024年10月期増減率
売上高12,518百万円10,918百万円14.7%増
営業利益△24百万円△519百万円-
経常利益211百万円△263百万円-
親会社株主に帰属する当期純利益△2,525百万円△2,294百万円-

財政状態とキャッシュ・フロー

総資産は前期末の22,619百万円から21,869百万円となった。短信は、現金及び預金や建物及び構築物が増加したものの、棚卸資産、機械装置及び運搬具、建設仮勘定が減少したことを挙げている。負債は短期借入金と長期借入金の増加等により増加した。純資産は前期末の13,320百万円から10,747百万円となった。主に利益剰余金の減少によるものである。自己資本比率は49.1%(前期末58.9%)に低下した。

項目2025年10月期2024年10月期
総資産21,869百万円22,619百万円
純資産10,747百万円13,320百万円
自己資本比率49.1%58.9%
1株当たり純資産3,643.82円4,515.68円

キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,236百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが2,463百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが1,590百万円の収入となった。投資活動は主に有形固定資産や無形固定資産の取得による支出、財務活動は主に長期借入れ及び短期借入れによる収入と長期借入金の返済による支出である。現金及び現金同等物の期末残高は1,663百万円である。

配当

2025年10月期の1株当たり年間配当金は10円(中間5円、期末5円)で、前期の12円(中間10円、期末2円)から減配となった。配当金総額は30百万円、純資産配当率(連結)は0.2%である。2026年10月期の配当予想は年間10円(中間5円、期末5円)で、予想配当性向(連結)は4.8%である。

項目2025年10月期(実績)2026年10月期(予想)
1株当たり年間配当金10.00円10.00円
うち第2四半期末5.00円5.00円
うち期末5.00円5.00円

2026年10月期の業績予想

2026年10月期の連結業績予想は、売上高12,200百万円(前期比2.5%減)、営業損失100百万円、経常利益60百万円(同71.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益610百万円である。1株当たり当期純利益は206.80円を見込む。短信は、親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加するのは、日章工場に関わる補助金を想定しているためと説明している。

項目2026年10月期(予想)増減率
売上高12,200百万円2.5%減
営業利益△100百万円-
経常利益60百万円71.6%減
親会社株主に帰属する当期純利益610百万円-

猟銃事業について短信は、米国の通商政策等による世界的な先行き不透明感や個人消費の停滞感から、ブローニンググループからの受注は前期比で減少に転じていくと予想している。中東情勢の悪化等による世界経済の減速や原材料価格の高騰も懸念されるとしている。工作機械事業は、加工部門を成長の核に置き、全体では2025年10月期をやや上回る利益水準で推移する見通しとしている。

継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。

本記事はミロクが公表した2025年10月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はミロクが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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