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クリナップ、2026年3月期は増収増益 純利益は102.2%増

決算サマリー 2026.08.21
クリナップ、2026年3月期は増収増益 純利益は102.2%増

※本記事はクリナップが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

クリナップは2026年3月期の連結業績で、売上高1,344億円(前期比+3.5%)、営業利益39億円(同+90.7%)、経常利益44億円(同+69.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益34億円(同+102.2%)の増収増益となった。新設住宅着工戸数が低調に推移するなか、新商品拡販効果や販売価格改定効果の顕在化により増収を確保。原材料・エネルギー価格の高止まりや人件費上昇が続く一方、原価低減や販管費増加抑止等により売上原価率・販管費率が低下し、増益を確保した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上総利益は442億円(構成比32.9%、前期比+7.5%)、販売費及び一般管理費は402億円(構成比29.9%、同+3.1%)となり、増収に加え原価率・販管費率の低下が増益に寄与した。

項目2025年3月期2026年3月期増減額増減率
売上高1,299億円1,344億円+44億円+3.5%
売上総利益411億円442億円+30億円+7.5%
販売費及び一般管理費390億円402億円+12億円+3.1%
営業利益20億円39億円+18億円+90.7%
経常利益26億円44億円+18億円+69.9%
親会社株主に帰属する当期純利益17億円34億円+17億円+102.2%
決算の概要(連結業績ハイライト)
出典:クリナップ2026年3月期決算説明資料 P.4

セグメント別(部門別)の状況

部門別(連結)の売上構成は、厨房部門(システムキッチン・業務用厨房含む)が全体の81.0%を占める主力事業で、2026年3月期は1,089億円(前期比横ばいの構成比81.0%)。浴槽・洗面部門は148億円(構成比11.0%)、その他は106億円(構成比8.0%)だった。また新築/リフォーム別では、新築が595億円(構成比44.3%)、リフォームが683億円(構成比50.8%)、その他が65億円(構成比4.9%)となった。

部門2025年3月期(億円)構成比2026年3月期(億円)構成比
厨房部門1,05281.0%1,08981.0%
浴槽・洗面部門14811.4%14811.0%
その他987.6%1068.0%
部門別売上構成比
出典:クリナップ2026年3月期決算説明資料 P.8

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高1,420億円(前期比+5.6%)、営業利益49億円(同+24.1%)、経常利益53億円(同+20.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益35億円(同+2.1%)としている。なお、中東地域での地政学リスクの高まり等による原材料価格の上昇や調達リスク等の当社業績への影響については、現時点で合理的な算定が困難であることから予想に織り込んでいない。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)増減率
売上高1,344億円1,420億円+5.6%
売上総利益442億円476億円+7.6%
販売費及び一般管理費402億円427億円+6.0%
営業利益39億円49億円+24.1%
経常利益44億円53億円+20.1%
親会社株主に帰属する当期純利益34億円35億円+2.1%
2027年3月期連結業績予想
出典:クリナップ2026年3月期決算説明資料 P.16

株主還元

株主還元については、自己資本配当率(DOE)2.0%を目安とした安定配当を継続しており、2024年3月期から2026年3月期まで配当総額は11億円で推移した。ROE(自己資本利益率)は2024年3月期2.6%、2025年3月期3.0%、2026年3月期5.9%と改善しており、2027年3月期も5.9%を計画している。2026年3月期には自己株式774百万円を取得するなど、適宜適切な自己株式の取得・消却も実施した。中期経営計画の取組を通じてROEを改善し、PBRの向上を目指す方針。

項目2024年3月期2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
親会社株主に帰属する当期純利益(億円)14173435
ROE2.6%3.0%5.9%5.9%
DOE2.0%2.0%2.0%開示なし
株主還元方針とROE推移
出典:クリナップ2026年3月期決算説明資料 P.17

トピックス

主力システムキッチン「STEDIA」をリニューアルし、2025年9月1日より受注開始した。朝日ウッドテックと共同開発した「天然木ワークトップ」や、排水トラップの汚れ抑制機能「かってにクリントラップ」を新開発。リフォーム産業新聞調べ「リフォーム営業マン・プランナーが選ぶ設備建材 リフォーム大賞2025」ではキッチン部門で4年連続総合1位を獲得した。2026年3月には柏ショールームをリニューアルするなど顧客接点強化を継続。海外事業ではアジアを中心にステンレスキッチンの輸出販売を拡大し、上海に駐在事務所を開設したほか、フィリピン・インドネシアでの新規販売店設置、タイ現地生産品「R&Cモデル」キッチンの納品開始など新市場創出に取り組んでいる。

※本記事はクリナップが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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