※本記事は萩原工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
萩原工業の2025年10月期(連結)は、売上高31,936百万円(前期比3.6%減)、営業利益1,467百万円(同30.0%減)、経常利益1,816百万円(同17.1%減)となり、減収減益となった。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、中国子会社の収用補償金を特別利益に計上したことなどにより1,794百万円(同18.2%増)と増益を確保した。合成樹脂加工製品事業・機械製品事業ともに減収減益となった。
連結業績(2025年10月期 実績)
売上高は、原材料価格等の価格転嫁による販売単価の上昇があったものの、シート・ラミクロス・メルタック等の販売数量減少、円高による為替影響、機械製品事業の受注減少により前期比3.6%減となった。営業利益は、粗利率の悪化(減価償却費増等)や基幹システム更新に伴う販管費増加により前期比30.0%減となった。
| 項目 | 2025年10月期 | 2024年10月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 31,936百万円 | 33,118百万円 | 3.6%減 |
| 営業利益 | 1,467百万円 | 2,097百万円 | 30.0%減 |
| 経常利益 | 1,816百万円 | 2,190百万円 | 17.1%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,794百万円 | 1,518百万円 | 18.2%増 |
セグメント別(事業別)の状況
合成樹脂加工製品事業は、シート・ラミクロスやバルチップ等の販売数量減少により売上高26,293百万円(前期比1.7%減)、営業利益は粗利率悪化により1,163百万円(同30.1%減)となった。機械製品事業は、紙スリッターやスクリーンチェンジャー等の受注減少により売上高5,642百万円(同11.5%減)、営業利益304百万円(同29.6%減)となったが、受注残高は5,076百万円(同3.8%増)と増加した。
| セグメント | 指標 | 2025年10月期 | 2024年10月期 |
|---|---|---|---|
| 合成樹脂加工製品事業 | 売上高 | 26,293百万円 | 26,744百万円 |
| 合成樹脂加工製品事業 | 営業利益 | 1,163百万円 | 1,665百万円 |
| 機械製品事業 | 売上高 | 5,642百万円 | 6,373百万円 |
| 機械製品事業 | 営業利益 | 304百万円 | 432百万円 |
| 機械製品事業 | 受注残高 | 5,076百万円 | 4,888百万円 |


通期業績予想(2026年10月期)
2026年10月期の連結業績予想は、売上高35,000百万円(前期比9.6%増)、営業利益2,100百万円(同43.1%増、利益率6.0%)、経常利益2,200百万円(同21.1%増、利益率6.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,500百万円(同16.4%減、利益率4.3%)を見込む。
| 項目 | 2026年10月期予想 | 2025年10月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 35,000百万円 | 31,936百万円 | 9.6%増 |
| 営業利益 | 2,100百万円 | 1,467百万円 | 43.1%増 |
| 経常利益 | 2,200百万円 | 1,816百万円 | 21.1%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,500百万円 | 1,794百万円 | 16.4%減 |

株主還元
2025年10月期の配当額は1株当たり65円(前期は60円)、配当性向は50.6%(収用補償金等を除くと73.3%)となった。中期経営計画における2025年10月期の目標は配当額50円、配当性向40.0%、総還元性向70.0%であり、実績はこれを上回る配当額での株主還元となった。
| 項目 | 2023年10月期 | 2024年10月期 | 2025年10月期 |
|---|---|---|---|
| 配当額 | 50円 | 60円 | 65円 |
| 配当性向 | 22.4% | 54.2% | 50.6% |
| 総還元性向 | 39.7% | 54.2% | 50.6% |

トピックス
細幅巻直機「RSF-106-200」がグッドデザイン賞を受賞したほか、米国新工場が開業した。また、株主様工場見学会を開催し、国土交通大臣表彰「第8回JAPANコンストラクション国際賞」を受賞した。
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