コパ・コーポレーション

コパ・コーポレーション、2026年2月期は売上高13.3%減 当期純損失272百万円

決算サマリー 2026.08.30
コパ・コーポレーション、2026年2月期は売上高13.3%減 当期純損失272百万円

※本記事はコパ・コーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

コパ・コーポレーションは2026年2月期(2025年3月〜2026年2月、通期)の業績を公表した。実演販売関連事業の単一セグメントで、売上高は17億79百万円(前期比13.3%減)、営業損失2億71百万円、経常損失2億71百万円、当期純損失2億72百万円となった。前期(2025年2月期)はそれぞれ営業損失2億81百万円、経常損失2億78百万円、当期純損失4億37百万円であり、損失額は前期より縮小した一方、2026年1月15日公表の業績予想(売上高18億33百万円、当期純損失1億97百万円)は下回った。売上高が未達となった主な要因として、TV通販番組における企画放映の一部が来期にずれ込んだことを挙げている。

目次

業績(2026年2月期 実績)

売上総利益は6億57百万円(構成比37.0%、前期比26.0%減)、販管費は9億28百万円(構成比52.2%、同20.7%減)となった。売上原価については、販売見込みの低い在庫の処分を実施したことにより売上原価率が上昇し、売上総利益率が当初計画を下回る要因となった。販管費は物流費の削減、広告費用の適正化、AI活用による固定費の抑制により構成比は減少したとしている。上記の売上高の未達および売上総利益率の低下が主な要因となり、当期純損失は2億72百万円となった。

項目2026年2月期(構成比)2025年2月期(構成比)前期比
売上高1,779百万円(100.0%)2,052百万円(100.0%)△13.3%
売上原価1,121百万円(63.0%)1,162百万円(56.7%)△3.5%
売上総利益657百万円(37.0%)889百万円(43.3%)△26.0%
販管費及び一般管理費928百万円(52.2%)1,171百万円(57.1%)△20.7%
営業損失△271百万円(△15.2%)△281百万円(△13.7%)
経常損失△271百万円(△15.2%)△278百万円(△13.6%)
当期純損失△272百万円(△15.3%)△437百万円(△21.3%)

業績予想との差異

2026年1月15日公表の業績予想に対し、売上高は17億79百万円の着地となり、予想比2.9%の未達となった。売上原価については、販売見込みの低い在庫の処分を実施したことにより売上原価率が上昇し、結果として売上総利益率が当初計画を下回る要因となった。販売管理費については概ね計画通りの水準で推移した。上記の売上高の未達および売上総利益率の低下が主な要因となり、当期純損失は2億72百万円となったとしている。

項目2026年2月期実績業績予想(2026年1月15日公表)業績予想比2025年2月期実績前期比
売上高1,7791,833△2.9%2,052△13.3%
営業損失△271△196△281
経常損失△271△196△278
当期純損失△272△197△437
2026年2月期累計業績ハイライト
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.4

販売チャネル別の状況

販売チャネル別では、主力のTV通販が売上高8億10百万円(構成比45.5%、前期比3.9%減)となり、主力商品群が堅調に推移した一方、一部の既存商品が前年実績を下回った。インターネット通販は5億45百万円(同30.7%、同23.3%減)で、主力商品「ゴムポンつるつる」シリーズやエアコン掃除関連商品、新商品「鎬-shinogi-Neo」が売上を牽引した一方、「ゴムポンつるつる」が品薄となり機会損失が発生した。ベンダー販売は3億31百万円(同18.7%、同6.2%減)、セールスプロモーションは33百万円(同1.9%、同54.6%減)、デモカウは35百万円(同2.0%、同5.8%減)、わくたんは21百万円(同1.2%、同7.9%減)となった。なお、従来「デモカウ」としていたECサイトを「わくたんマーケット」へリニューアルし「わくたん」事業とブランド統合したことに伴い、当第1四半期会計期間よりチャネル区分を変更し、前期の売上高も変更後の区分で記載している。

チャネル2026年2月期構成比2025年2月期構成比前期比
TV通販81045.5%84241.1%△3.9%
インターネット通販54530.7%71134.7%△23.3%
ベンダー販売33118.7%35317.2%△6.2%
セールスプロモーション331.9%733.6%△54.6%
デモカウ352.0%371.8%△5.8%
わくたん211.2%231.1%△7.9%
その他10.1%90.5%△80.5%
2026年2月期 販売チャネル別売上高サマリー
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.6

2026年2月期の取り組み

店頭実演販売の実施回数は着実に増加しており、前年度の年間累計実施数約30件に対し、当期は累計約125件に到達した。特に日傘としても利用できる折りたたみ傘「99Tsukumo傘」「瞬撥水Tsukumo傘」が店頭実演で高い実績を記録したとしている。また、店頭・テレビ通販のノウハウをナレッジ化して生成AI化し、2026年3月よりわくたんマーケットにて主要商品ページへの提供を開始した。実演販売士育成講座「売の極意塾」にもAIを導入し、基礎コースの研修期間を9日間から3日間へ短縮したとしている。

実演販売士の体制強化
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.25

通期業績予想(2027年2月期)

2027年2月期(2026年3月〜2027年2月)の業績予想は、売上高18億2百万円、営業利益1百万円、経常利益2百万円、当期純利益1百万円、1株当たり当期純利益0.54円としている。2026年2月期実績は売上高17億79百万円、営業損失2億71百万円、経常損失2億71百万円、当期純損失2億72百万円、1株当たり当期純損失91円85銭であった。

項目2027年2月期予想2026年2月期実績
売上高1,802百万円1,779百万円
営業利益(損失)1百万円△271百万円
経常利益(損失)2百万円△271百万円
当期純利益(損失)1百万円△272百万円
1株当たり当期純利益(損失)0.54円△91.85円
2027年2月期業績予想
出典:2026年2月期 決算説明資料 P.34

※本記事はコパ・コーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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