※本記事はハークスレイが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ハークスレイは2026年5月13日、2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の連結決算を発表した。売上高は524億円(前年同期比16.1%増)、EBITDAは51億円(同44.5%増)、営業利益は30億円(同58.3%増)、経常利益は30億円(同44.3%増)となり、売上高・EBITDA・営業利益・経常利益はいずれも過去最高額を更新した。親会社株主に帰属する当期純利益は14億円(同23.2%増)で、2月10日発表の業績予想を売上・各段階利益ともに上回って着地した。
連結業績(2026年3月期 実績)
2026年3月期の連結業績は、売上高52,427百万円(前期比+7,252百万円、+16.1%)、EBITDA5,170百万円(同+1,591百万円、+44.5%)、営業利益3,057百万円(同+1,125百万円、+58.3%、営業利益率5.8%)、経常利益3,003百万円(同+921百万円、+44.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,483百万円(同+278百万円、+23.2%)、1株当たり当期純利益は80.24円(前期比+15.1円)となった。2月10日発表の業績予想と比較しても、売上高は+2.8%、営業利益は+17.6%、経常利益は+20.2%、当期純利益は+18.7%上振れて着地した。
| 項目 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 52,427百万円 | 45,175百万円 | +16.1% |
| EBITDA | 5,170百万円 | 3,578百万円 | +44.5% |
| 営業利益 | 3,057百万円 | 1,931百万円 | +58.3% |
| 営業利益率 | 5.8% | 4.3% | +1.5pt |
| 経常利益 | 3,003百万円 | 2,082百万円 | +44.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,483百万円 | 1,204百万円 | +23.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 80.24円 | 65.17円 | +23.1% |

セグメント別の状況
セグメント別では、中食事業は減収ながら前期の営業損失72百万円から320百万円の黒字に転換し、6四半期連続の黒字を確保した。店舗アセット&ソリューション事業は不動産売却2件を含め増収増益となり、セグメント利益は2,228百万円(前期比+28.4%)。物流・食品加工事業はホソヤコーポレーションの連結取り込み(当期は1年間、前期は3カ月)により売上高は23,758百万円(同+31.3%)と増収したが、のれん償却費負担の増加によりセグメント利益は835百万円(同△5.9%)と減益となった。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| 中食事業 | 売上高 | 16,764百万円 | 17,325百万円 |
| 中食事業 | セグメント利益 | 320百万円 | △72百万円 |
| 店舗アセット&ソリューション事業 | 売上高 | 14,331百万円 | 12,190百万円 |
| 店舗アセット&ソリューション事業 | セグメント利益 | 2,228百万円 | 1,734百万円 |
| 物流・食品加工事業 | 売上高 | 23,758百万円 | 18,091百万円 |
| 物流・食品加工事業 | セグメント利益 | 835百万円 | 888百万円 |
| その他の事業 | 売上高 | 1,108百万円 | 796百万円 |
| その他の事業 | セグメント利益 | 1,108百万円 | 796百万円 |
| 合計 | 売上高 | 52,427百万円 | 45,175百万円 |
| 合計 | セグメント利益 | 3,057百万円 | 1,931百万円 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の連結業績予想は、売上高555億円(前期比+5.90%)、営業利益28億円(同△8.4%)、経常利益26億円(同△13.4%)、当期純利益16億円(同+6.60%)、1株当たり当期純利益86.53円を見込む。物流・食品加工事業の食品加工部門はのれん償却費負担後の営業利益改善を見込む一方、農産部門(植物工場野菜)は連結初年度として体制整備の費用先行を、菓子製造部門は原材料価格上昇などのコスト増を見込んでいる。店舗アセット&ソリューション事業は不動産売却による売上高・利益を予想に含めている。
| 項目 | 予想 | 前期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 55,500百万円 | 52,427百万円 |
| 営業利益 | 2,800百万円 | 3,057百万円 |
| 経常利益 | 2,600百万円 | 3,003百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,600百万円 | 1,483百万円 |
| 1株当たり当期純利益 | 86.53円 | 80.24円 |

株主還元
2026年3月期の配当は中間14円・期末14円の年間合計28円(配当性向34.9%、DOE2.1%)。2027年3月期は年間2円増配の30円(中間15円・期末15円、予想配当性向34.7%、DOE2.1%)を予想しており、2023年3月期から5年連続の増配となる。1株当たり当期純利益の伸長に合わせ、前年を下回らない増配を目指す方針。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 中間配当金 | 14円 | 15円 |
| 期末配当金 | 14円 | 15円 |
| 年間合計 | 28円 | 30円 |
| 配当性向 | 34.9% | 34.7% |
| DOE | 2.1% | 2.1% |
中期経営目標
2028年3月期を最終年度とする中期経営目標では、ROE8.3%、連結売上高720億円、EBITDA56億円、当期純利益25億円、1株当たり当期純利益134.5円を掲げている。物流・食品加工事業を中心に積極投資し、経営基盤の強化による利益拡大をテーマとする。中期経営目標4カ年(2025年3月期~2028年3月期)で営業キャッシュ・フロー154億円を見込み、株主還元に22億円、成長投資に178億円(M&A120億円、設備投資等58億円)を振り向ける計画。EBITDAは2028年3月期の中期経営目標56億円達成に向け想定内で推移しているとしている。

※本記事はハークスレイが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。