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大田花き、2026年3月期は減収減益 営業利益は80.2%減の54百万円

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事は大田花きが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

大田花きが公表した2026年3月期の連結業績は、売上高が3,661百万円(前期比5.1%減)、営業利益が54百万円(同80.2%減)、経常利益が120百万円(同63.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が82百万円(同62.9%減)となり、減収減益となった。主要商材である菊の相場が崩れ、年間を通じて低相場で推移するなど厳しい取引環境が続いた。2027年3月期は売上高4,378百万円(前期比19.6%増)、営業利益125百万円(同128.5%増)を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

花き業界では、お米に代表される生活必需品の高騰が継続し、天候不順による需給バランスのミスマッチや日常的な節約志向、ブライダル・葬儀の小規模化が進み、年間を通じて厳しい取引環境が続いた。また、前年度3月のお彼岸期間中に中国から安価な菊が大量に市場外で流通したことに端を発して主要商材である菊の相場が崩れ、当期は4月から低調市況で始まり、年間を通じて低相場での推移となった。物流面では、各地の生産者・生花店・パートナー市場と連携し、種苗・運送会社の協力を得て商品の安定流通に取り組んだ。この結果、売上高は3,661百万円(前期比5.1%減)、営業利益は54百万円(同80.2%減)、経常利益は120百万円(同63.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は82百万円(同62.9%減)となった。1株当たり当期純利益は16円17銭(前期は43円57銭)、自己資本当期純利益率は1.6%(同4.3%)である。なお、同社グループは花き卸売事業の単一セグメントである。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高3,661百万円3,857百万円5.1%減
営業利益54百万円276百万円80.2%減
経常利益120百万円330百万円63.4%減
親会社株主に帰属する当期純利益82百万円221百万円62.9%減

財政状態とキャッシュ・フロー

2026年3月期末の総資産は8,196百万円(前期末は8,386百万円)となった。流動資産、固定資産ともに前期末から減少した。負債は流動負債、固定負債ともに減少した。純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上と剰余金の配当により、前期末に比べ21百万円増加の5,222百万円となった。自己資本比率は63.7%(前期末は62.0%)である。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが減価償却費や税金等調整前当期純利益などにより316百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが投資有価証券や有形固定資産の取得などにより171百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが長期借入金の返済や配当金の支払などにより345百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は1,546百万円となった。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産8,196百万円8,386百万円
純資産5,222百万円5,201百万円
自己資本比率63.7%62.0%
1株当たり純資産1,026円45銭1,022円28銭

配当

2026年3月期の配当は期末10円の年間10円00銭(前期は年間12円00銭)で、配当金総額は50百万円、連結配当性向は61.8%である。2027年3月期は年間12円00銭(期末12円)を予定しており、予想配当性向は44.2%となる。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金10円00銭12円00銭
うち期末10円00銭12円00銭
配当性向(連結)61.8%44.2%

2027年3月期の業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高4,378百万円(前期比19.6%増)、営業利益125百万円(同128.5%増)、経常利益183百万円(同51.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益138百万円(同67.7%増)である。1株当たり当期純利益は27円12銭を見込む。短信は、原材料・エネルギー価格、人件費、物流コストの上昇に加え、中東情勢の悪化により燃油や石油由来の資材が調達しづらくなり始めているほか、輸入品については円安や現地賃上げによるコスト増が散見されるとしている。こうしたなか同社は、首都圏の安定した需要を背景に、2026年4月1日に東京都中央卸売市場板橋市場の卸会社「株式会社東日本板橋花き」の株式を100%取得して子会社化し、首都圏での商圏拡大を図るとしている。あわせて、DX化による合理化でコスト削減に取り組むとしている。

項目2027年3月期(予想)増減率
売上高4,378百万円19.6%増
営業利益125百万円128.5%増
経常利益183百万円51.3%増
親会社株主に帰属する当期純利益138百万円67.7%増

本記事は大田花きが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事は大田花きが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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