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コンドーテック、2026年3月期は増収増益 鈴東・琉球ブリッジを子会社化

決算サマリー 2026.08.30
コンドーテック、2026年3月期は増収増益 鈴東・琉球ブリッジを子会社化

※本記事はコンドーテックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

コンドーテックの2026年3月期(通期)は、連結売上高83,949百万円(前期比+6.0%)、連結営業利益4,644百万円(前期比+4.0%)、連結経常利益4,851百万円(前期比+3.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,302百万円(前期比+0.9%)となり、増収増益だった。比較的堅調な分野の需要を取り込んだことに加え、利益率が高い製品・工事の売上増加により売上総利益率が改善し、人件費・賃借料・運賃の増加や子会社化に伴う販売費及び一般管理費の増加を増収効果で吸収した。当期は鈴東株式会社・琉球ブリッジ株式会社を子会社化した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は前期比+6.0%の83,949百万円、売上総利益は同+7.1%の18,766百万円(売上総利益率22.1%→22.3%)、販売管理費は同+8.2%の14,122百万円(給与+198百万円、賞与+93百万円、賃借料+88百万円、運賃荷造費+74百万円等)、営業利益は同+4.0%の4,644百万円、経常利益は同+3.7%の4,851百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同+0.9%の3,302百万円、EBITDAは同+4.6%の6,880百万円となった。当期の連結業績は、通期計画(売上高85,000百万円、営業利益4,600百万円、経常利益4,800百万円、当期純利益3,350百万円)に対し、売上高・売上総利益・販売管理費・当期純利益は下回ったが、営業利益・経常利益は上回った。

項目2026年3月期2025年3月期前期比
売上高83,949百万円79,175百万円+6.0%
売上総利益18,766百万円17,517百万円+7.1%
販売管理費14,122百万円13,051百万円+8.2%
営業利益4,644百万円4,465百万円+4.0%
経常利益4,851百万円4,679百万円+3.7%
親会社株主に帰属する当期純利益3,302百万円3,272百万円+0.9%
EBITDA6,880百万円6,580百万円+4.6%
2026年3月期連結業績サマリーのスライド
出典:コンドーテック 2026年3月期 決算説明資料 P.4

セグメント別の状況

産業資材セグメントは、大口需要先からの受注が堅調に推移するとともに、原価上昇分の価格転嫁が進んだことに加え、当期に子会社化した鈴東・琉球ブリッジの売上高が寄与し、売上高39,536百万円(前期比+5.9%)、セグメント利益2,726百万円(同+11.1%)と増収増益だった。鉄構資材セグメントは、大手取引先や各種加工関連の売上が堅調に推移し売上高21,605百万円(同+2.2%)と増収となったが、セグメント利益は1,254百万円(同△10.0%)と減益だった。電設資材セグメントは、LED照明への切替需要や大規模設備投資案件の増加により売上高12,934百万円(同+14.1%)、セグメント利益560百万円(同+35.5%)と増収増益だった。足場工事セグメントは、橋梁・土木関連や大型物件向け工事が好調に推移し、前期に子会社化した上田建設の売上高も寄与して売上高9,872百万円(同+5.2%)と増収となったが、セグメント利益は132百万円(同△46.7%)と減益だった。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期前期比
産業資材売上高39,536百万円37,328百万円+5.9%
産業資材セグメント利益2,726百万円2,454百万円+11.1%
鉄構資材売上高21,605百万円21,131百万円+2.2%
鉄構資材セグメント利益1,254百万円1,394百万円△10.0%
電設資材売上高12,934百万円11,335百万円+14.1%
電設資材セグメント利益560百万円413百万円+35.5%
足場工事売上高9,872百万円9,380百万円+5.2%
足場工事セグメント利益132百万円248百万円△46.7%
2026年3月期セグメント別業績のスライド
出典:コンドーテック 2026年3月期 決算説明資料 P.31

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績計画は、売上高91,000百万円(当期比+8.4%)、営業利益4,950百万円(同+6.6%)、経常利益5,150百万円(同+6.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,400百万円(同+2.9%)としている。セグメント別では、産業資材は売上高44,416百万円(同+12.3%)、セグメント利益3,119百万円(同+14.4%)を計画。鉄構資材は売上高23,371百万円(同+8.2%)を計画する一方、セグメント利益は1,184百万円(同△5.6%)と減益を計画している。電設資材は売上高13,348百万円(同+3.2%)を計画する一方、セグメント利益は542百万円(同△3.3%)と減益を計画している。足場工事は売上高9,863百万円(同△0.1%)、セグメント利益151百万円(同+14.2%)を計画している。

項目2027年3月期(計画)2026年3月期(実績)増減率
売上高91,000百万円83,949百万円+8.4%
営業利益4,950百万円4,644百万円+6.6%
経常利益5,150百万円4,851百万円+6.2%
親会社株主に帰属する当期純利益3,400百万円3,302百万円+2.9%
2027年3月期連結計画のスライド
出典:コンドーテック 2026年3月期 決算説明資料 P.41

株主還元

配当については、ROE10%以上、DOE4.0%以上を目標に継続的増配を行う方針で、上場以来減配を行わず、2026年3月期は1株当たり配当金52.00円(DOE3.6%)となった。2027年3月期は58.00円を予定しており、上場来減配なし・16期連続の増配となる見込みとしている。株主優待制度もあり、3月末時点で500株以上保有の株主に保有株数に応じて3,000〜10,000ポイントを贈呈し、食品・電化製品・旅行体験など約4,000点の商品と交換できる。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予定)
1株当たり配当金52.00円58.00円
DOE3.6%中長期目標4.0%以上
連続増配上場来減配なし16期連続増配の見込み
配当・株主優待のスライド
出典:コンドーテック 2026年3月期 決算説明資料 P.59

2026年3月期トピックス

2025年11月には大阪本社ビルが竣工し、「ZEB Ready」認証を取得した省エネオフィスとして2025年12月1日に業務を開始した。M&Aでは2025年11月に安全鋼板等を手掛ける鈴東株式会社(東京都千代田区、資本金100百万円)を、2025年12月に建設資材の製造販売を行う琉球ブリッジ株式会社(沖縄県浦添市、資本金8百万円)を子会社化した。鈴東株式会社の直近業績(2025年3月期)は売上高2,733百万円、営業利益64百万円、経常利益59百万円、EBITDA128百万円。琉球ブリッジ株式会社の直近業績(2025年5月期)は売上高577百万円、営業利益31百万円、経常利益32百万円、EBITDA39百万円。資料は、2020年代中の売上高1,000億円達成を目指すとし、2027年3月期〜2029年3月期の中期経営計画を策定するとしている。

※本記事はコンドーテックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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