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伯東、2026年3月期は営業減益も純利益前期並み確保 2027年3月期は増収増益予想

決算サマリー 2026.08.28
伯東、2026年3月期は営業減益も純利益前期並み確保 2027年3月期は増収増益予想

※本記事は伯東が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

伯東は2026年3月期の連結業績で、売上高181,178百万円(前期比1.1%減)、売上総利益28,080百万円(同0.7%増)となった一方、販管費の増加により営業利益は6,080百万円(同23.2%減)、経常利益は5,579百万円(同23.8%減)と減益となった。政策保有株式の売却により投資有価証券売却益22億円を計上したことで、当期純利益は5,009百万円(同2.4%減)、EPSは266.14円となり、前期実績並みを確保した。2027年3月期は半導体市況の回復やAI関連の設備投資の活発化、新規連結子会社の損益寄与により増収増益を見込む。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

車載向け半導体デバイスやパワーデバイス向け装置の販売減少等により売上高は微減となったが、売上総利益率は前期の15.2%から当期は15.5%に改善し、売上総利益は微増した。新規事業やM&A関連の費用発生等により販管費は前期の200億円から当期は220億円に増加し、営業利益・経常利益は減益となった。借入金の増加により支払利息は前期3.2億円から当期4.3億円に増加した。

項目2025年3月期(百万円)2026年3月期(百万円)増減額増減率
売上高183,133181,178△1,954△1.1%
売上総利益27,87828,080+202+0.7%
営業利益7,9136,080△1,832△23.2%
経常利益7,3215,579△1,742△23.8%
当期純利益5,1315,009△121△2.4%
EPS(円)272.76266.14△6.62
伯東の2026年3月期連結業績概要スライド
出典:2026年3月期決算補足説明資料 P.6

セグメント別業績

電子部品は車載向け半導体デバイスの売上減少や為替影響、M&A関連費用の発生等により減収・減益となった。ただし受注面では、AI需要によるメモリー不足や次世代高速通信向け投資を背景に受注は拡大傾向にある。電子・電気機器は顧客の設備投資抑制によりPCB関連やパワーデバイス関連機器の売上が減少し、減収・減益となったが、AI半導体向け先端パッケージ用の装置需要の拡大により受注高は大幅増となった。ケミカルは石油・石化分野の国内向け販売が堅調に推移したほか、海外向け化粧品基剤の販売が回復し、増収・利益計上となった。その他は新規連結子会社の加入により増収となったが、のれん償却費や新規事業関連費用等により損失を計上した。

セグメント指標(百万円)2025年3月期2026年3月期増減率
電子部品売上高142,961140,274△1.9%
電子部品セグメント利益5,2393,933△24.9%
電子・電気機器売上高27,24125,300△7.1%
電子・電気機器セグメント利益2,4982,083△16.6%
ケミカル売上高10,78911,156+3.4%
ケミカルセグメント利益△9625
その他売上高2,5604,853+89.5%
その他セグメント利益131△705
合計売上高183,553181,585△1.1%
合計セグメント利益7,8595,936△24.5%
伯東の連結受注高・受注残の推移を示すグラフ
出典:2026年3月期決算補足説明資料 P.10

通期業績予想(2027年3月期)

半導体市況の回復やAI関連の設備投資の活発化に加え、新規連結子会社の損益寄与等により、2027年3月期は増収・増益を見込む。のれん償却費の増加等により販管費は22億円増加する見通しだが、投資有価証券売却益15億円を見込む。電子部品は半導体市況の回復と新規連結子会社の損益寄与により大幅増益を見込み、ケミカルは化粧品基剤を中心に堅調を維持し、環境・電子産業分野で事業拡大を見込む。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想増減率
売上高(百万円)181,178225,000+24.2%
売上総利益(百万円)28,08033,000+17.5%
営業利益(百万円)6,0808,800+44.7%
経常利益(百万円)5,5797,500+34.4%
当期純利益(百万円)5,0095,700+13.8%
EPS(円)266.14302.77
ROE(%)7.58.4
伯東の2027年3月期連結業績予想スライド
出典:2026年3月期決算補足説明資料 P.14

株主還元

中期経営計画(2026年3月期~2029年3月期)における配当は、配当性向70%(±5%)に加えてDOE5%を下限として設定する方針。2026年3月期の期末配当は期初計画通り1株当たり100円、年間配当金は200円となった。2027年3月期は1株当たり年間配当金220円(中間110円、期末110円)を見込む。

項目2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
中間配当金(円)130100110
期末配当金(円)130100110
年間配当金(円)260200220
配当金総額(百万円)4,8923,765
配当性向(%)95.375.172.7
DOE(%)7.45.66.1
伯東の2027年3月期配当予想スライド
出典:2026年3月期決算補足説明資料 P.16

トピック(M&A・財務状況)

2026年3月期に連結子会社2社を取得(みなし取得日:2026年3月31日)したことに伴い、総資産は341億円の増加、総負債は298億円の増加、純資産は43億円の増加となった。自己資本比率は前期の50.3%から当期は41.6%となった。営業キャッシュ・フローは102億円の収入、投資キャッシュ・フローは子会社株式の取得等により175億円の支出、財務キャッシュ・フローは短期・長期借入れにより100億円の収入となった。

※本記事は伯東が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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