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表示灯、2026年3月期は連結初年度で増収増益

決算サマリー 2026.08.30
表示灯、2026年3月期は連結初年度で増収増益

※本記事は表示灯が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

表示灯株式会社は2026年3月期の通期決算を発表した。同社は株式会社アイセイ社の全株式を2025年10月1日付で取得したことに伴い、2026年3月期第3四半期連結会計期間から連結決算に移行した。連結売上収益は10,832百万円、連結営業利益は1,049百万円となり、2026年2月16日公表の通期連結予想(売上収益10,800百万円、営業利益1,000百万円)に対する達成率はそれぞれ100.3%、104.9%だった。当期純利益は804百万円で予想比107.9%となった。なお、前期(2025年3月期)は連結子会社化前のため単体決算数値を参考掲載している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上収益は10,832百万円、営業利益は1,049百万円(営業利益率9.7%)、経常利益は1,138百万円、当期純利益は804百万円となり、いずれも2026年2月16日公表の通期連結予想を上回った。特別利益として、アイセイ社の株式取得に伴う負ののれん発生益111百万円を計上した一方、特別損失として、防災ソリューション「NAVIアラート」の販路拡大が当初想定に届かなかったことに伴う減損損失・事業整理損104百万円を計上した。なお、前期(2025年3月期)はアイセイ社連結子会社化前のため、参考として単体決算数値を掲載する。

項目2026年3月期実績(連結)通期連結予想(2026.2.16公表)達成率(参考)2025年3月期実績(単体)
売上収益10,832百万円10,800百万円100.3%10,020百万円
営業利益1,049百万円1,000百万円104.9%980百万円
営業利益率9.7%9.3%9.8%
経常利益1,138百万円1,065百万円106.9%1,027百万円
当期純利益804百万円745百万円107.9%725百万円

セグメント別の状況

ナビタ事業の売上収益は7,991百万円、営業利益は1,181百万円だった。ステーションナビタは緩やかな減少基調が続く一方、シティナビタ・公共ナビタ・メディカルナビタ・神社/寺院ナビタは堅調に推移した。サイン事業は番号案内システムの拡大に加え、2025年10月に連結子会社化したアイセイ社が愛知県内で大型のサイン事業を受注したことなどにより、売上収益936百万円、営業利益279百万円となった。アド・プロモーション事業は免税店検索サイト「TAXFREESHOPS.JP」の取引事業者・利用者増により売上収益1,903百万円となったが、営業損益は△7百万円の損失だった。なお、前期(2025年3月期)は単体決算数値を参考掲載している。

セグメント指標当期(2026年3月期・連結)前期(2025年3月期・参考単体)
ナビタ事業売上収益7,991百万円8,074百万円
ナビタ事業営業利益1,181百万円1,225百万円
サイン事業売上収益936百万円760百万円
サイン事業営業利益279百万円182百万円
アド・プロモーション事業売上収益1,903百万円1,186百万円
アド・プロモーション事業営業利益△7百万円△133百万円
セグメント別 通期売上収益・営業利益
出典:表示灯株式会社 2026年3月期 通期決算説明会資料 P.6
連結売上収益のセグメント別構成(2026年3月期)
出典:表示灯株式会社 2026年3月期 通期決算説明会資料 P.29

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は増収増益を見込み、売上収益は前期比104.3%の11,300百万円、営業利益は同103.9%の1,090百万円を計画する。営業体制強化に伴う人材獲得やナビタの付加価値拡大に向けた設備投資を引き続き実施するため、利益の伸びは小幅にとどまる見込みとしている。経常利益は同103.2%の1,175百万円、当期純利益は同100.7%の810百万円を計画する。

項目2026年3月期(実)2027年3月期(予)対前年比
売上収益10,832百万円11,300百万円104.3%
営業利益1,049百万円1,090百万円103.9%
営業利益率9.7%9.6%▲0.1pt
経常利益1,138百万円1,175百万円103.2%
当期純利益804百万円810百万円100.7%
2027年3月期 連結業績予想
出典:表示灯株式会社 2026年3月期 通期決算説明会資料 P.16

株主還元

表示灯は2027年2月に創立60周年を迎えることから、株主への感謝の意を表すため、2027年3月期の期末配当金に1株当たり1円の記念配当を実施する予定である。加えて、中間・期末配当金をそれぞれ1円増配する。

項目2026年3月期2027年3月期(予)
年間配当金62円65円(普通配当64円+記念配当1円)
第2四半期末配当金31円32円(普通配当)
期末配当金31円33円(普通配当32円+記念配当1円)
2027年3月期 配当予想
出典:表示灯株式会社 2026年3月期 通期決算説明会資料 P.17

トピック

2025年10月1日付で株式会社アイセイ社の全株式を取得し連結子会社化した。同社は愛知県内において大型のサイン事業を受注しており、サイン事業の強化につながっている。また、訪日観光客向けサービス「TAXFREESHOPS.JP」の海外展開強化の一環として、2026年5月に韓国ソウル市内に営業所を開設した。防災ソリューション「NAVIアラート」については、販路拡大が当初想定に届かなかったことを踏まえ、同商材を専門に取り扱う防災事業本部を廃止し、防災商材全般は今後サイン事業の一部として展開する。2027年3月期の重点施策として、主力事業「ナビタ」の再成長、サイン事業拡大、WEBとリアルソリューションの融合、新事業創出・M&Aの推進による事業ポートフォリオの強化を掲げている。

※本記事は表示灯が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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