※本記事はSolvvyが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
Solvvy株式会社(東証グロース:7320)は2026年6月期(2025年7月〜2026年6月)の決算を発表した。主要2領域(住宅・再エネ)での事業展開が業績を牽引し、第4四半期および通期として過去最高の売上高・利益を達成した。GIGA保証対応の影響で上期に生じた遅れを下期業績で挽回し、通期計画には一部未達の項目もあったが、前年同期比では大幅な増収・増益となった。経常利益は通期計画2,500百万円を超過達成した。
連結業績(2026年6月期 実績)
売上高は7,679百万円(前年同期比114.5%)、営業利益は1,860百万円(同114.8%)、経常利益は2,552百万円(同129.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,743百万円となった。前期(2025年6月期)は最終赤字であったため、当期純利益の前年同期比は「ー」表記となっている。経常利益は通期計画を102.1%上回って着地した一方、売上高・営業利益・当期純利益は通期計画に対しては未達(達成率はそれぞれ93.6%、88.6%、107.3%)だった。
| 項目 | 当期実績(百万円) | 前年同期比 | 通期計画(百万円) | 計画達成率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7,679 | 114.5% | 8,200 | 93.6% |
| 営業利益 | 1,860 | 114.8% | 2,100 | 88.6% |
| 経常利益 | 2,552 | 129.1% | 2,500 | 102.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,743 | ー | 1,625 | 107.3% |
セグメント別の状況
主要2領域での事業展開が好調に推移し、各事業とも増収・増益を達成した。住宅領域(HomeworthTech事業)では好調な事業展開に加え、過去の保証料収入(前受収益)が売上高・営業利益に順次寄与している。非住宅領域(ExtendTech事業)では上期の遅れの影響がありつつも、第4四半期期間で前年同期比売上高127.4%・営業利益140.0%と伸長し、通期でも増収・増益を達成した。
| セグメント | 売上高(百万円) | 売上高前年同期比 | 営業利益(百万円) | 営業利益前年同期比 |
|---|---|---|---|---|
| HomeworthTech事業(住宅) | 4,399 | 116.5% | 1,880 | 127.5% |
| ExtendTech事業(非住宅) | 2,626 | 107.6% | 1,832 | 106.6% |
| LifeTech事業(SI他) | 620 | 135.6% | 172 | 127.1% |
| FinTech・その他事業 | 31 | 103.6% | 10 | ー |
| 本社 | ー | ー | ▲2,037 | ー |

通期業績予想(2027年6月期)
2027年6月期は、建築基準法改正に伴う引渡しの長期化、中東情勢における住宅供給の不透明さ、NextGIGA案件撤退における計画変更を踏まえ、蓋然性の高い数値のみで保守的な計画としたうえで増収増益を計画している。当期純利益の計画は本資料に開示がない。
| 項目 | 2027年6月期計画(百万円) | 2026年6月期実績(百万円) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8,000 | 7,679 | 104.2% |
| 営業利益 | 1,900 | 1,860 | 102.1% |
| 経常利益 | 2,700 | 2,552 | 105.8% |

株主還元
配当性向30%を目標とした段階的な引き上げと累進配当(持続的な増配)を中長期の配当政策としている。2026年6月期の配当は従前予想どおり1株当たり年間20円を維持する予定。2027年6月期は中間配当を実施のうえ年間30円(50%増配)を予定している。なお、2025年7月1日付の1株につき2株の株式分割後ベースで配当額を表記しており、2024年6月期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定している。
| 決算期 | 中間配当 | 期末配当 | 年間配当 | 配当性向 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年6月期(実績) | ー | 14円 | 14円 | ー(最終赤字) |
| 2026年6月期(予想) | 10円 | 10円 | 20円 | 13.0% |
| 2027年6月期(予想) | 15円 | 15円 | 30円 | 19.3% |

成長戦略
主要2領域のさらなる深耕とともに、今後の成長エンジンとなりうる新領域への事業展開を進めている。株式会社ジャックスとの資本業務提携により住宅リフォーム領域への展開を本格化するほか、ブランディングテクノロジー株式会社との業務提携で中古住宅売買領域を開拓し、株式会社メディアシークが展開するカルチャースクール向け基幹システム「マイクラス」をベースに会員アプリを新規展開するなど、複数の新規領域での事業拡大に取り組んでいる。

※本記事はSolvvyが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。