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フタバ産業、2026年3月期は増収増益 純利益160億円 158.1%増

決算サマリー 2026.08.13
フタバ産業、2026年3月期は増収増益 純利益160億円 158.1%増

※本記事はフタバ産業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フタバ産業は2026年3月期(第112期)通期決算を発表した。支給品込みの売上高は前期比291億円減の6,779億円となったが、支給品を除く実質ベースの売上高は38億円増の4,461億円で増収を確保した。営業利益は前期比35億円増の187億円、経常利益は75億円増の208億円、親会社株主に帰属する当期純利益は98億円増の160億円と、いずれも増益となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は支給品込みベースで前期比4.1%減の6,779億円となったが、支給品を除くベースでは0.9%増の4,461億円と増収だった。材料建値変動や為替変動の影響を除いた実質売上高は150億円(+3.4%)の増収である。利益面では、価格転嫁の進展や合理化改善が材料費・労務費・経費の増加を上回り、営業利益は前期比23.3%増の187億円、経常利益は56.9%増の208億円、親会社株主に帰属する当期純利益は158.1%増の160億円となった。為替レートは1ドル=150.8円(前期152.6円)だった。

項目2026年3月期 実績2025年3月期 実績増減増減率
売上高(支給品込み)6,779億円7,071億円▲291億円▲4.1%
売上高(支給品除く)4,461億円4,422億円+38億円+0.9%
営業利益187億円151億円+35億円+23.3%
経常利益208億円132億円+75億円+56.9%
親会社株主に帰属する当期純利益160億円62億円+98億円+158.1%
為替レート(1ドル)150.8円152.6円▲1.8円
決算要約
出典:フタバ産業 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.3

セグメント別の状況

セグメント別(支給品を除くベース)では、日本の売上高が2,119億円(前期比▲48億円、▲2.2%)と減収だったものの、営業利益は83億円(同+24億円、+41.2%)と41.2%増となった。北米は売上高1,358億円(同+117億円、+9.5%)、営業利益37億円(同+10億円、+38.6%)で増収増益。欧州は売上高426億円(同+42億円、+11.0%)と増収だったが、営業利益は21億円(同▲2億円、▲11.6%)と減益。中国は売上高495億円(同▲66億円、▲11.8%)と減収だったが、営業利益は30億円(同+7億円、+33.5%)と増益。アジアは売上高178億円(同▲6億円、▲3.6%)、営業利益12億円(同▲6億円、▲32.7%)でともに減少した。連結の営業利益増減要因では、価格転嫁+122億円や合理化改善+32億円、減価償却費の減+26億円が、材料費・労務費・経費の増加▲93億円や売価変動▲28億円、部品事業以外の利益の減▲34億円を上回り、前期比+35億円の187億円となった。

セグメント売上高2026年3月期売上高2025年3月期営業利益2026年3月期営業利益2025年3月期
日本2,119億円2,167億円83億円59億円
北米1,358億円1,240億円37億円27億円
欧州426億円384億円21億円24億円
中国495億円561億円30億円22億円
アジア178億円184億円12億円18億円
合計4,461億円4,422億円187億円151億円
セグメント別売上高と営業利益
出典:フタバ産業 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.5
営業利益の増減分析(前年同期比)
出典:フタバ産業 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.6

得意先別売上高

得意先別(支給品を除くベース)では、トヨタグループ(ダイハツ、日野自動車等を含む)が3,785億円(前期3,756億円、+28億円、+0.8%)で構成比84.8%を占め最大の得意先となった。本田技研は215億円(同+1億円、+0.5%)、日産グループ(日産車体を含む)は114億円(同+2億円、+2.2%)、スズキは79億円(同+7億円、+9.9%)、三菱自動車は62億円(同▲6億円、▲10.1%)、その他は204億円(同+6億円、+3.5%)だった。

得意先2026年3月期(支給品除く)2025年3月期(支給品除く)増減
トヨタグループ3,785億円(84.8%)3,756億円(84.9%)+28億円(+0.8%)
本田技研215億円(4.8%)214億円(4.9%)+1億円(+0.5%)
日産グループ114億円(2.6%)112億円(2.5%)+2億円(+2.2%)
スズキ79億円(1.8%)72億円(1.6%)+7億円(+9.9%)
三菱自動車62億円(1.4%)69億円(1.6%)▲6億円(▲10.1%)
その他204億円(4.6%)197億円(4.5%)+6億円(+3.5%)
合計4,461億円(100.0%)4,422億円(100.0%)+38億円(+0.9%)

通期業績予想

2027年3月期の業績予想は、売上高(支給品込み)が前期比89億円減の6,690億円、支給品を除くベースでも21億円減の4,440億円と、いずれも減収を見込む。一方、営業利益は3億円増の190億円を計画するが、経常利益は18億円減の190億円、親会社株主に帰属する当期純利益は20億円減の140億円を見込む。当期純利益の減益は、前期に計上した関係会社清算益5億円や、主にグループ間貸付に伴う為替差益19億円といった特殊要因の反動が主因であり、これらを除くと前期の136億円から140億円への増益となる。為替レートは1ドル=155円(前期150円)を前提とする。

項目2027年3月期 予想2026年3月期 実績増減増減率
売上高(支給品込み)6,690億円6,779億円▲89億円▲1.3%
売上高(支給品除く)4,440億円4,461億円▲21億円▲0.5%
営業利益190億円187億円+3億円+1.6%
経常利益190億円208億円▲18億円▲8.7%
親会社株主に帰属する当期純利益140億円160億円▲20億円▲12.5%
為替レート(1ドル)155円150円+5円
2027年3月期 通期業績予想
出典:フタバ産業 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.8

※本記事はフタバ産業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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