※本記事はファルテックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ファルテックの2026年3月期の連結業績は、売上高732億円(前期比△7.5%)、営業利益15.9億円(同△32.5%)、経常利益15.9億円(同△44.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は△8.4億円(前期は3.3億円の利益)となった。
資料は「合理化活動の進展はあったが、お客様の生産台数減影響により減収減益」「当期純利益は、当社及び海外子会社が所有する事業用資産の減損損失を計上」としている。
連結業績(2026年3月期 実績)
営業利益15.9億円に営業外収益4.6億円・営業外費用△4.6億円を加減した経常利益は15.9億円。ここに特別利益1.8億円、減損損失等△13.1億円、特別損失等△1.3億円、法人税等△11.7億円を加減した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は△8.4億円となった。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2025年3月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 732億円 | 791億円 | △7.5% |
| 営業利益 | 15.9億円 | 23.6億円 | △32.5% |
| 経常利益 | 15.9億円 | 28.6億円 | △44.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △8.4億円 | 3.3億円 | - |
セグメント別(地域別)の状況
資料は各地域個別各社決算の単純合算による地域別売上高・営業利益の推移を開示している(連結消去等を含まないため連結値とは一致しない)。日本は減収も、営業利益は改善した。中国・タイは減収減益、米国は減収に伴い減益、英国は減収に伴い営業損失が拡大した。
| 地域 | 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 売上高 | 616億円 | 643億円 |
| 日本 | 営業利益 | 17.9億円 | 15.5億円 |
| 中国 | 売上高 | 54億円 | 71億円 |
| 中国 | 営業利益 | 1.5億円 | 6.4億円 |
| タイ | 売上高 | 19億円 | 23億円 |
| タイ | 営業利益 | 0.3億円 | 0.8億円 |
| 米国 | 売上高 | 34億円 | 39億円 |
| 米国 | 営業利益 | 7.2億円 | 9.6億円 |
| 英国 | 売上高 | 41億円 | 50億円 |
| 英国 | 営業利益 | △9.2億円 | △5.8億円 |


通期業績予想
2027年3月期の連結業績予想は、売上高720億円(前期比△1.6%)、営業利益15.0億円(同△5.8%)、経常利益10.0億円(同△37.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益2.0億円。資料は「お客様の生産及び販売台数減により減収減益」としている。地域別増減分析では、国内・北米・英国は減収に伴い営業利益が減少する一方、中国は増収及び収益構造改革効果により営業利益が改善する見込みとしている。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 720億円 | 732億円 | △1.6% |
| 営業利益 | 15.0億円 | 15.9億円 | △5.8% |
| 経常利益 | 10.0億円 | 15.9億円 | △37.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2.0億円 | △8.4億円 | - |

中期経営計画
新中期経営計画「FSX 2026(FALTEC Sustainability Transformation)」を掲げている。財務健全化の指標である自己資本比率は2026年3月期に29.0%となり、前期(27.8%)から1.2ポイント改善した。中期計画では2027年3月期に自己資本比率30%、ROE8%を目標としている。

※本記事はファルテックが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。