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INEST、2026年3月期は減収も 営業利益122%・当期利益427%と大幅増益

決算サマリー 2026.08.21
INEST、2026年3月期は減収も 営業利益122%・当期利益427%と大幅増益

※本記事はINESTが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

INESTは2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の連結業績を発表した。売上収益は18,185百万円で前期比96%(△774百万円)の減収となったが、㈱アイ・ステーションの株式譲渡の影響を除く既存事業ベースでは増収を確保した。一方、営業利益は255百万円(前期比122%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は180百万円(前期比427%)と、いずれも大幅な増益となった。期中に修正した通期連結業績予想に対しても、売上収益107%、営業利益102%、当期利益401%と、すべての指標で予想を上回って着地した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期通期累計期間(2025年4月~2026年3月)の連結業績は、売上収益18,185百万円(前期18,960百万円)、営業利益255百万円(前期208百万円)、親会社の所有者に帰属する当期利益180百万円(前期42百万円)。売上収益は㈱アイ・ステーションの株式譲渡の影響により前期比96%の減収となったが、当該影響を除くと既存事業は増収。営業利益は前期比122%、当期利益は前期比427%と、いずれも大幅な増益となった。

項目当期前期増減
売上収益18,185百万円18,960百万円▲774百万円(前期比96%)
営業利益255百万円208百万円+46百万円(前期比122%)
親会社の所有者に帰属する当期利益180百万円42百万円+138百万円(前期比427%)
2026年3月期通期累計期間の連結業績(売上収益・営業利益・当期利益)を示すスライド
出典:INEST 2026年3月期通期決算補足説明資料 P.7

また、期中に修正した通期連結業績予想(売上収益17,000百万円、営業利益250百万円、当期利益45百万円)に対しては、売上収益107%、営業利益102%、当期利益401%と、すべての指標で予想を達成した。

サービスライン別売上収益の状況

サービスライン別に見ると、重点戦略と位置付ける自社サービスのストック売上が伸長し、売上収益の安定性が向上した。2026年3月期累計の内訳は、一時金売上が自社サービス31百万円・他社サービス15,662百万円、ストック売上が自社サービス1,803百万円・他社サービス687百万円で、合計18,185百万円(前期は一時金売上が自社サービス80百万円・他社サービス16,557百万円、ストック売上が自社サービス1,599百万円・他社サービス722百万円、合計18,960百万円)。

区分項目前期(2025年3月期)当期(2026年3月期)
自社サービス一時金売上80百万円31百万円
他社サービス一時金売上16,557百万円15,662百万円
自社サービスストック売上1,599百万円1,803百万円
他社サービスストック売上722百万円687百万円
合計売上収益18,960百万円18,185百万円
サービスライン別(自社・他社サービス×一時金・ストック)の売上収益内訳を示すスライド
出典:INEST 2026年3月期通期決算補足説明資料 P.11

主要KPI(ストック利益)の状況

当社が重要指標と位置付ける「ストック利益」(将来にわたり継続的に生み出される利益)は、2026年3月期累計で13.7億円となり、通期計画13.0億円に対して達成率105%、前期11.6億円に対して前期比118%と、計画・前期をいずれも上回って着地した。3Q時点では累計営業利益が赤字で推移したが、4Qにおける販売件数・顧客単価の上振れ(3.5億円)、経営資源の最適化(1.3億円)、自社サービスの販売好調(0.1億円)により、通期営業利益目標を達成した。

項目通期計画当期実績前期実績達成率/前期比
ストック利益13.0億円13.7億円11.6億円達成率105%/前期比118%
ストック利益の計画・実績・前期比較を示すスライド
出典:INEST 2026年3月期通期決算補足説明資料 P.16

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の通期連結業績予想は、売上収益18,500百万円(前期比102%)、営業利益610百万円(前期比239%)、親会社の所有者に帰属する当期利益300百万円(前期比166%)。組織統合を通じて一部事業を縮小し、主力既存事業へ経営資源を再配分した結果、売上収益は中期経営計画比で減収を見込む一方、営業利益は中期経営計画を上回る見通し。当期利益は2026年3月期の税効果を鑑みた見直しにより、中期経営計画策定時を下回る見込み。ストック利益は自社サービスへの投資加速により、中期経営計画策定時計画の17億円を上回る17.0億円以上となる見通し。

項目当期実績(2026年3月期)次期予想(2027年3月期)前期比
売上収益18,185百万円18,500百万円102%(+770)
営業利益255百万円610百万円239%(+339)
親会社の所有者に帰属する当期利益180百万円300百万円166%(+120)
2027年3月期の通期連結業績予想(売上収益・営業利益・当期利益)を示すスライド
出典:INEST 2026年3月期通期決算補足説明資料 P.22

株主還元

株主還元については、現時点では長期的な株価上昇を目指し事業拡大への投資を優先する方針。配当等の株主還元は、安定的な収益が見込まれるタイミングでの実施を検討するとしている。

トピック

2026年3月期4Qには、auエネルギー&ライフ株式会社との業務提携(生活支援サービス「SmartSubscribe」とauでんきの連携)、グループ内組織再編(連結子会社Renxa株式会社と株式会社エフエルシープレミアムの統合)、外国人向け生活支援サービス「Global Support Desk Plus」の提供開始、株式会社Wizとの新生活支援領域における業務提携など、複数のトピックスがあった。

※本記事はINESTが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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