Smile Holdings

Smile Holdings、2026年3月期は売上高過去最高 WITHホールディングスを完全子会社化

決算サマリー 2026.08.13
Smile Holdings、2026年3月期は売上高過去最高 WITHホールディングスを完全子会社化

※本記事はSmile Holdingsが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社Smile Holdingsが発表した2026年3月期通期決算によると、連結売上高は14,517百万円(前期比106.3%)となり、通期として過去最高を更新した。M&A関連費用を除いた実績ベースでは、EBITDAが1,402百万円(同119.7%)、営業利益が664百万円(同161.8%)となり、こちらも通期として過去最高を更新している。一方、M&A関連費用を含む実績では、営業利益は370百万円(同90.1%)、EBITDAは1,108百万円(同94.6%)といずれも前期を下回った。同社は2026年5月8日、株式会社WITHホールディングスの株式取得(完全子会社化)を完了したことも明らかにした。

目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期の連結業績は、売上高14,517百万円(前期13,656百万円、106.3%)、経常利益350百万円(前期413百万円、84.9%)、当期純利益220百万円(前期151百万円、145.6%)となった。M&A関連費用を除いた実績では、EBITDAは1,402百万円(同119.7%)、営業利益は664百万円(同161.8%)、経常利益は703百万円(同170.1%)、当期純利益は464百万円(同306.3%)と大幅な増益となった。児童数は5,498人(前期比+143人、102.7%)に増加した。財務面では、総資産は16,701百万円(前期末15,222百万円)、自己資本比率は36.8%(前期末42.7%)、有利子負債比率は112.0%(前期末70.6%)となり、高い財務安全性を継続しているとしている。

項目(百万円)2025年3月期実績2026年3月期実績2026年3月期実績(M&A関連費用除く)
売上高13,65614,51714,517
EBITDA1,1711,1081,402
営業利益410370664
経常利益413350703
当期純利益151220464
児童数(人)5,3555,4985,498
2026年3月期通期決算ハイライト(売上高・営業利益・EBITDA・当期純利益等)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.8

セグメント別(事業領域別)の状況

事業領域別に見ると、既存事業の中核である国内教育領域の認可保育グループは売上高12,467百万円(通期予想比105.7%)と好調に推移し、プレミアム教育グループは1,687百万円(同99.2%)とおおむね計画通りで安定した。新規事業では、国際教育領域(海外留学支援)が269百万円(同134.5%)、ファミリーサポート領域(建築デザイン)が92百万円(同92.0%)となり、いずれも新たに業績に貢献した。産後ケア領域は売上高0百万円で、Villa Mom(ヴィラマム)東京・有明が2026年6月22日にグランドオープンする予定である。

事業領域(百万円)2026年3月期通期予想2026年3月期実績予想比
国内教育領域(認可保育グループ)11,80012,467105.7%
プレミアム教育グループ1,7001,68799.2%
国際教育領域200269134.5%
産後ケア領域00
ファミリーサポート領域1009292.0%
売上高合計13,80014,517105.2%
事業領域別売上高・利益の通期予想対比
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.10

中期経営計画に対する進捗

同社は2025年6月23日発表の中期経営計画2025において、2027年3月期の売上高14,200百万円、営業利益370百万円を目標としていたが、2026年3月期実績(M&A関連費用を除いた実績)は売上高14,517百万円、営業利益664百万円となり、いずれも1年前倒しで目標を達成した。WITHホールディングス統合後の新たな中期経営計画については、2026年6月中に開示する予定としている。

項目(百万円)2026年3月期実績(M&A関連費用除く)2027年3月期中期経営計画
売上高14,51714,200
営業利益664370
中期経営計画に対する進捗(売上高・営業利益の1年前倒し達成)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.11

通期業績予想(2027年3月期)

株式会社WITHホールディングスを連結した2027年3月期の業績見通しについては、2026年5月8日の株式取得(クロージング)後間もないため、本資料の時点では未定としている。同社は2026年5月下旬から6月上旬にかけて業績予想を開示する予定である。

株主還元

2026年3月期の配当は1株当たり上期実績47.5円、下期実績47.5円で、2027年3月期も上期予想47.5円、下期予想47.5円と、前期と同水準を予定している。配当金総額は3億円、DOEは5.0%、EBITDA性向は27.5%であった。同社は同業他社との比較において配当性向・配当利回りが高い水準にあるとしたうえで、今期(2027年3月期)業績予想の発表に合わせて増配を検討するとしている。2027年3月期以降の配当方針は、WITHホールディングスとの連結財務諸表作成後に適切に設定する予定である。株主優待制度についても、9月末・3月末の基準日に300株以上を継続保有する株主を対象にデジタルギフト7,500円分を贈呈する制度を維持するほか、2026年3月23日にはWITHホールディングス完全子会社化の契約締結を受けた特別株主優待(2026年3月31日から6ヶ月間継続保有の株主に300株以上でデジタルギフト7,500円分)を実施した。

区分2026年3月期実績(上期)2026年3月期実績(下期)2027年3月期予想(上期)2027年3月期予想(下期)
1株あたり配当金47.5円47.5円47.5円47.5円

トピック:WITHホールディングスの完全子会社化

同社は2026年5月8日、株式会社WITHホールディングスの株式(普通株式78,189株、議決権所有割合100%、およびA種種類株式1株)を取得し、完全子会社化した。株式譲渡契約は2026年3月23日に締結、株式譲渡実行(クロージング)は2026年5月8日に完了した。取得価額は12,141百万円(普通株式の対価8,085百万円、A種種類株式の対価4,055百万円)で、資金調達額は16,765百万円(株式取得資金12,141百万円、対象会社のリファイナンス資金4,307百万円、諸費用317百万円)。2026年3月期のM&A関連費用は352百万円だった。参考情報として、Smile HoldingsとWITHホールディングス(2025年10月期実績)の業績を単純合算すると、売上高27,679百万円、営業利益1,030百万円、EBITDA2,828百万円となる。

WITHホールディングス完全子会社化の取引概要
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.2

新規事業:産後ケアホテル事業の開始

同社は新規事業として産後ケアホテル事業に参入し、Villa Mom(ヴィラマム)東京・有明が2026年6月22日にグランドオープンする予定である。2026年3月期の産後ケア領域の売上高は0百万円で、中期経営計画では2027年3月期に100百万円、2030年3月期に4,850百万円までの成長を見込んでいる。

※本記事はSmile Holdingsが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次