※本記事はブランディングテクノロジーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ブランディングテクノロジー株式会社は2026年3月期通期決算を発表した。売上高は4,795,386千円(前期比95.4%)、営業利益は78,603千円(同71.1%)となり、減収減益で着地した。主因は中堅企業様向けサイト構築・コンテンツマーケティング支援ユニット(ファングリー)における営業利益の前年同期比70,028千円の減少である。2026年3月13日に修正した通期予算(売上高4,750百万円、営業利益65百万円)に対しては、売上高進捗率101%、営業利益進捗率120%となり、修正後予算を上回って着地した。
連結業績(2026年3月期 通期実績)
売上高は前期比95.4%の4,795,386千円、売上総利益は同93.8%の1,115,773千円、営業利益は同71.1%の78,603千円、経常利益は同67.0%の80,320千円、親会社株主に帰属する当期純利益は同57.5%の44,276千円となった。
| 項目 | 2026年3月期通期 | 2025年3月期通期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,795,386千円 | 5,028,735千円 | 95.4% |
| 売上総利益 | 1,115,773千円 | 1,189,365千円 | 93.8% |
| 営業利益 | 78,603千円 | 110,625千円 | 71.1% |
| 経常利益 | 80,320千円 | 119,899千円 | 67.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 44,276千円 | 76,951千円 | 57.5% |
2026年3月13日に業績予想を修正しており、修正後予算(売上高4,750百万円、営業利益65百万円、経常利益70百万円、当期純利益33百万円)に対する進捗率は、売上高101%、営業利益120%、経常利益114%、当期純利益133%となった。なお、修正前予算(売上高5,250百万円、営業利益130百万円、経常利益130百万円、当期純利益84百万円)に対しては未達となっている。
| 項目 | 予算(修正後) | 実績(通期) | 進捗率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,750百万円 | 4,795百万円 | 101% |
| 営業利益 | 65百万円 | 78百万円 | 120% |
| 経常利益 | 70百万円 | 80百万円 | 114% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 33百万円 | 44百万円 | 133% |

財務体質
2026年3月期末の総資産は2,164,501千円(前期末比83,343千円増)、純資産は1,269,399千円(同78,347千円増)となった。流動比率は269%、自己資本比率は58.3%であり、経営の安定性は変わらず高い状態を維持しているとしている。
セグメント別の状況
事業セグメントは、ブランド事業とデジタルマーケティング事業の2区分である。前期比で、ブランド事業の売上高は91.7%の1,303,250千円、利益は85.5%の256,646千円となった。デジタルマーケティング事業の売上高は96.8%の3,492,137千円、利益は97.5%の267,317千円となった。ブランド事業の利益減少は、中堅企業様向けサイト構築・コンテンツマーケティング支援ユニット(ファングリー)における案件減少が主因である。なお、2025年3月期よりオフショア関連事業を廃止し、両事業に統合している。
| セグメント | 指標 | 2026年3月期通期 | 2025年3月期通期 |
|---|---|---|---|
| ブランド事業 | 売上高 | 1,303,250千円 | 1,421,570千円 |
| ブランド事業 | 利益 | 256,646千円 | 300,115千円 |
| デジタルマーケティング事業 | 売上高 | 3,492,137千円 | 3,607,165千円 |
| デジタルマーケティング事業 | 利益 | 267,317千円 | 274,049千円 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期は売上高4,850百万円(前期比101.1%)、営業利益100百万円(同128.2%)、経常利益100百万円(同125.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益65百万円(同147.7%)を予想している。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,850百万円 | 4,795百万円 | 101.1% |
| 営業利益 | 100百万円 | 78百万円 | 128.2% |
| 経常利益 | 100百万円 | 80百万円 | 125.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 65百万円 | 44百万円 | 147.7% |

成長戦略トピックス
2027年3月期に向け、「経営力・フロント人財力強化」「AIエージェント開発・活用推進」を強化方針として掲げる。2025年4月30日にはJAICスペシャルティファンドへ出資・業務提携を開始し、2025年7月23日にはAIエージェント開発を行うJAPAN AI社と資本業務提携を締結、2025年11月17日には戦略的PR支援を行うEnjin社と資本業務提携を締結した。JAPAN AI社との共同開発では2025年10月から2026年1月にかけて4ヶ月連続でAIエージェントをリリースし、ブランディング具体計画策定AIエージェント「BRANDING ANALYSIS」(2026年1月21日公開)やコンテンツ戦略・企画策定AIエージェント「FUNさん」(2026年4月22日公開)を無料公開した。中堅企業様への支援促進に向けては、各ステークホルダーとの「コンソーシアム」構築をグループ及びユニット単位で推進するとしている。

※本記事はブランディングテクノロジーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。