※本記事は指月電機製作所が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
指月電機製作所は2026年3月期(2025年度)通期の連結業績で、売上高27,995百万円(前年度比+649百万円、+2%)、営業利益2,529百万円(同+538百万円、+27%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,990百万円(同+796百万円、67%)を計上した。電力機器システムの伸長や生産性改善が寄与し、売上高は5期連続、営業利益・当期純利益は過去最高値を更新した。
連結業績(2026年3月期 通期実績、単位:百万円)
売上高は、xEV用コンデンサが減少したものの電力機器システムが伸長し、前年度比6.5億円(2%)の増収となり、5期連続で過去最高値を更新した。営業利益は生産性改善の効果や売上構成の変動等により前年度比5.4億円の増益となり、営業利益、当期純利益は過去最高値を更新した。
| 項目 | 2024年度実績 | 2025年度業績予想 | 2025年度実績 | 前年度比 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 27,346 | 27,800 | 27,995 | +649(+2%) |
| 営業利益 | 1,990 | 2,450 | 2,529 | +538(+27%) |
| 営業利益率 | 7.3% | 8.8% | 9.0% | ー |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,194 | 1,800 | 1,990 | +796(67%) |

セグメント別の状況(単位:百万円)
コンデンサ・モジュールは、産業機器用コンデンサがパワエレ市場を中心に好調に推移したものの、xEV用コンデンサが早期ピークアウトや在庫調整により減少したこと等から前年度比減収減益となった。電力機器システムは、国内向けの力率改善用機器等が伸長し、生産性改善の効果などもあり増収増益となった。
| セグメント | 項目 | 2024年度実績 | 2025年度業績予想 | 2025年度実績 | 前年度比 |
|---|---|---|---|---|---|
| コンデンサ・モジュール | 売上高 | 18,129 | 17,450 | 17,798 | ▲330(▲2%) |
| コンデンサ・モジュール | 営業利益 | 1,230 | 900 | 968 | ▲261(▲21%) |
| コンデンサ・モジュール | 営業利益率 | 6.8% | 5.2% | 5.4% | ー |
| 電力機器システム | 売上高 | 9,217 | 10,350 | 10,196 | +979(+11%) |
| 電力機器システム | 営業利益 | 2,653 | 3,100 | 3,088 | +434(+16%) |
| 電力機器システム | 営業利益率 | 28.8% | 29.9% | 30.3% | ー |
| セグメント利益の調整額 | – | ▲1,892 | ▲1,550 | ▲1,526 | ▲366 |

通期業績予想(2027年3月期、単位:百万円)
2027年3月期(2026年度)通期の連結業績予想は、売上高29,600百万円(前年度比+1,604百万円)、営業利益2,700百万円(同+170百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益2,000百万円(同+9百万円)を計画している。xEV用コンデンサや電力機器システムの増収等を見込む一方、中東情勢の緊迫化等による素材・部材価格高騰の影響が見込まれる中、価格適正化への対応や生産性改善の効果等を織り込んだ。
| 項目 | 2025年度通期実績 | 2026年度通期最新予想 | 前年度比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 27,995 | 29,600 | +1,604 |
| 営業利益 | 2,529 | 2,700 | +170 |
| 営業利益率 | 9.0% | 9.1% | ー |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,990 | 2,000 | +9 |
セグメント別では、コンデンサ・モジュールの売上高は前年度比2%の増収を計画する一方、素材・部材価格高騰の影響を織り込み営業利益は減益を見込む。電力機器システムは、国内電力や環境省エネ機器の需要増加などにより前年度比増収増益を計画している。

株主還元・設備投資
2025年度の年間配当は、前回予想比+3円/株増配となる24円/株(中間配当10円/株、期末配当14円/株)を決定した。2026年度の年間配当予想は24円/株を計画している。ROEは2025年度に8.2%となり、2028年度の目標を先行して達成した。2026年度の設備投資(意思決定ベース)は、生産能力の増強、合理化、生産基盤の刷新(インフラ、IT等)を主に12億円を計画している。
| 項目 | 2024年度実績 | 2025年度実績 | 2026年度予想 |
|---|---|---|---|
| 配当(円/株) | 14.0 | 24.0 | 24.0 |
| 配当性向(%) | 29.6 | 30.4 | 30.3 |
| ROE(%) | 5.2 | 8.2 | ー |
| ROA(営業利益ベース)(%) | 5.3 | 6.3 | ー |

※本記事は指月電機製作所が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。