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ミマキエンジニアリング、2026年3月期は営業利益で過去最高益 2027年3月期は増収も最終減益予想

決算サマリー 2026.08.28
ミマキエンジニアリング、2026年3月期は営業利益で過去最高益 2027年3月期は増収も最終減益予想

※本記事はミマキエンジニアリングが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ミマキエンジニアリング(証券コード:6638、東証プライム市場)は2026年5月27日、2026年3月期の通期決算説明会資料を公表した。売上高は83,725百万円(前期比△0.3%)とわずかに減収となったものの、営業利益は9,431百万円(同+3.5%)で過去最高益、経常利益は8,907百万円(同+5.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は6,741百万円(同+9.5%)といずれも増益だった。2027年3月期は売上高91,000百万円(同+8.7%)の増収を見込む一方、経常利益8,600百万円(同△3.5%)、当期純利益6,100百万円(同△9.5%)はいずれも減益を予想している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

通期実績は、売上高83,725百万円(前期比△238百万円、△0.3%、為替影響を除くと△1.3%)、営業利益9,431百万円(同+319百万円、+3.5%、除為替△2.4%)で営業利益率11.3%(前期10.9%)、経常利益8,907百万円(同+465百万円、+5.5%)で経常利益率10.6%(前期10.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益6,741百万円(同+585百万円、+9.5%)で当期純利益率8.1%(前期7.3%)だった。前回予想(売上高82,500百万円、営業利益8,500百万円、経常利益7,800百万円、当期純利益5,500百万円)をいずれも上回った。資料は、売上原価率の改善や製品ミックスの変化により収益性が改善し、営業利益は過去最高益になったとしている。

項目(百万円)2026年3月期2025年3月期前期比増減
売上高83,72583,963△238(△0.3%)
営業利益(利益率)9,431(11.3%)9,111(10.9%)+319(+3.5%)
経常利益(利益率)8,907(10.6%)8,441(10.1%)+465(+5.5%)
当期純利益(利益率)6,741(8.1%)6,156(7.3%)+585(+9.5%)
連結業績ハイライト(2026年3月期 通期実績)
出典:ミマキエンジニアリング 2026年3月期通期決算説明会資料 P.5

市場別の状況

市場別売上高(通期実績)は、SG市場向け34,650百万円(前期比+655百万円、+1.9%、除為替+0.6%)、IP市場向け21,557百万円(同△527百万円、△2.4%、除為替△3.5%)、TA市場向け9,588百万円(同△736百万円、△7.1%、除為替△8.0%)、FA事業4,140百万円(同△912百万円、△18.1%、除為替△18.0%)、その他13,788百万円(同+1,281百万円、+10.2%)で、合計83,725百万円(同△238百万円、△0.3%)だった。資料は、FA事業について自動車業界向けFA装置の減少により大幅減収と説明している。

市場区分2026年3月期2025年3月期前期比増減
SG市場向け34,65033,994+655(+1.9%)
IP市場向け21,55722,084△527(△2.4%)
TA市場向け9,58810,324△736(△7.1%)
FA事業4,1405,053△912(△18.1%)
その他13,78812,506+1,281(+10.2%)
合計83,72583,963△238(△0.3%)
市場別売上高(2026年3月期 通期実績)
出典:ミマキエンジニアリング 2026年3月期通期決算説明会資料 P.9

2027年3月期 通期業績予想

2027年3月期の業績予想は、売上高91,000百万円(前期比+7,274百万円、+8.7%、為替影響を除くと+11.5%)、営業利益9,500百万円(同+68百万円、+0.7%、除為替+14.6%)で営業利益率10.4%(前期11.3%)、経常利益8,600百万円(同△307百万円、△3.5%)で経常利益率9.5%(前期10.6%)、当期純利益6,100百万円(同△641百万円、△9.5%)で当期純利益率6.7%(前期8.1%)としている。売上高・営業利益は増収増益を見込む一方、経常利益・当期純利益はいずれも減益予想となっている。為替レートの前提は米ドル146.00円、ユーロ170.00円(前期実績はそれぞれ150.78円、174.79円)。上期予想は売上高43,200百万円・営業利益4,000百万円、下期予想は売上高47,800百万円・営業利益5,500百万円としている。

項目(百万円)2027年3月期予想2026年3月期実績前期比増減
売上高91,00083,725+7,274(+8.7%)
営業利益(利益率)9,500(10.4%)9,431(11.3%)+68(+0.7%)
経常利益(利益率)8,600(9.5%)8,907(10.6%)△307(△3.5%)
当期純利益(利益率)6,100(6.7%)6,741(8.1%)△641(△9.5%)
連結業績予想ハイライト(2027年3月期)
出典:ミマキエンジニアリング 2026年3月期通期決算説明会資料 P.15

株主還元

配当については、2026年3月期は中間25.0円、期末30.0円(内記念配当5.0円)で年間55.0円とし、業績及び今後の事業見通し並びに安定的・継続的な株主還元方針等を総合的に勘案して記念配当を含めた55.0円に増配したとしている。2027年3月期は中間27.5円、期末27.5円の年間55.0円を予想しており、前期の普通配当比では5円の増配としている。同社は5期連続増配の実績があるとしている。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想
中間配当25.0円27.5円
期末配当30.0円(内記念配当5.0円)27.5円
年間配当計55.0円55.0円
株主還元・配当実績と予想
出典:ミマキエンジニアリング 2026年3月期通期決算説明会資料 P.20

中長期経営計画「MI30」

同社は2025年5月に中長期成長戦略「Mimaki Innovation 30(MI30)」を公表しており、2030年3月期を最終年度として売上高1,500億円、営業利益率8%以上を目指すとしている。取り組み方針として、研究開発費への継続投資(売上高比7%、MI30期間中はさらに1〜2%を追加投資)、在庫マネジメントの最適化によるCCC(Cash Conversion Cycle)改善、株主還元の充実、株主・投資家との対話強化を挙げている。2026年3月末時点のCCCは4.67か月だった。

※本記事はミマキエンジニアリングが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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