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ネクスグループ、2025年11月期は67.2%増収も親会社株主に帰属する当期純損失728百万円 2026年11月期は営業利益103百万円を計画

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事はJNグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ネクスグループは2026年1月16日、2025年11月期(2024年12月1日〜2025年11月30日)の連結決算短信を公表した。株式会社ネクスデジタルグループ(旧株式会社ZEDホールディングス)の連結子会社化などにより、売上高は3,562百万円(前期比67.2%増)となった。一方、営業損失は223百万円(前期は営業損失246百万円)、経常損失は250百万円(同経常損失230百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は728百万円(同親会社株主に帰属する当期純損失289百万円)となり、経常損失と親会社株主に帰属する当期純損失は前期から拡大した。2026年11月期は売上高4,383百万円(同23.1%増)、営業利益103百万円、親会社株主に帰属する当期純利益111百万円を計画している。

目次

連結業績(2025年11月期 実績)

同社グループは中期経営計画に基づき、デジタルコンテンツ領域及びWeb3関連領域の事業拡大に取り組むとともに、M&Aを含む収益力強化施策を推進した。2025年2月にネクスデジタルグループを連結子会社化し、暗号資産交換業者の株式会社Zaif、Web3のコンサルティング企業であるチューリンガム株式会社、ソフトウェアエンジニアリング業務を行う株式会社ネクスソフト等がグループに加わった。同年7月にはネクスデジタルグループに対する貸付債権の一部放棄及び増資の引受を決議している。また、IoT関連事業子会社の株式会社ネクスについては、株式会社CAICADIGITALを株式交換完全親会社とする株式交換を実施した。

連結損益計算書によると、特別利益に持分変動利益790百万円を計上した一方、特別損失に減損損失1,505百万円を計上した。なお、ネクスデジタルグループの支配関係に関しては、同社及び同社子会社と株式会社クシムとの間で複数の訴訟・紛争案件が係属している。同社は係属中の訴訟案件に係るリスク評価及び財務影響の把握を継続しているが、当連結会計年度において重要な財務影響は発生していないとしている。

セグメント別では、メタバース・デジタルコンテンツ事業は電子コミックの販促強化やコミッションサービス「Skeb」の拡大で増収となったが、営業損失を計上した。IoT関連事業は減収となり営業損失に転じた。ソリューション事業は増収増益となった。暗号資産・ブロックチェーン事業は売上高が拡大し、営業黒字となった。ただし暗号資産市況は一部期間で下落局面となり、Zaifの取引手数料収入及びステーキング関連収入は計画を下回った。

同社はM&Aに伴うのれん償却額を加味した参考指標としてEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)を開示しており、2025年11月期は38百万円(前期△70百万円)だった。1株当たり当期純利益は△20円05銭(前期△9円07銭)、自己資本当期純利益率は△20.1%(同△8.0%)、売上高営業利益率は△6.3%(同△11.6%)だった。

項目2025年11月期2024年11月期増減率
売上高3,562百万円2,130百万円67.2%増
営業利益△223百万円△246百万円-
経常利益△250百万円△230百万円-
親会社株主に帰属する当期純利益△728百万円△289百万円-

財政状態とキャッシュ・フロー

2025年11月期末の総資産は134,712百万円(前期末5,941百万円)、純資産は3,028百万円(同4,331百万円)、自己資本比率は2.2%(同72.7%)となった。短信によると、資産は主に利用者暗号資産、投資有価証券、現金及び預金の増加により増加し、仕掛品とのれんは減少した。負債は主に預り暗号資産、借入金残高、預り金の増加により増加した。暗号資産交換業者であるZaifの連結に伴い、利用者暗号資産と預り暗号資産がそれぞれ資産と負債に計上されている。純資産はその他有価証券評価差額金が増加した一方、利益剰余金が減少した。

項目2025年11月期2024年11月期
総資産134,712百万円5,941百万円
純資産3,028百万円4,331百万円
自己資本比率2.2%72.7%
1株当たり純資産83円92銭113円77銭

キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが59百万円の収入(前期は352百万円の支出)、投資活動によるキャッシュ・フローが391百万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローが91百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は1,467百万円となった。投資活動の収入は主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入によるもので、財務活動の支出は主に長期借入金の返済と社債の償還によるもの。

株主還元

2025年11月期の1株当たり年間配当金は0円00銭で、前期に続き無配となった。2026年11月期の1株当たり年間配当金も0円00銭を予想している。

項目2025年11月期(実績)2026年11月期(予想)
1株当たり年間配当金0円00銭0円00銭

2026年11月期の連結業績予想

2026年11月期は売上高4,383百万円(前期比23.1%増)、営業利益103百万円、経常損失184百万円、親会社株主に帰属する当期純利益111百万円を計画している。1株当たり当期純利益は3円06銭、参考指標のEBITDAは628百万円の予想。同社はM&Aで獲得した事業の成長と既存事業の収益拡大により連結収益力の向上を図り、EBITDAを指標とした投資回収計画の可視化を進めて、のれん償却額を上回る利益創出を目指すとしている。Zaifでは「Zaifカード」や「ステーキングサービス」等を安定収益サービスに育てるべく営業活動を強化し、暗号資産市況に左右されにくい収益構造の構築を進める。なお、M&Aで子会社化した株式会社実業之日本デジタルは、当期時点でのれん償却額が同社の生み出す利益額を上回っており、連結業績への寄与はマイナスとなっている。

項目2026年11月期(予想)増減率
売上高4,383百万円23.1%増
営業利益103百万円-
経常利益△184百万円-
親会社株主に帰属する当期純利益111百万円-

本記事はネクスグループが公表した2025年11月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はJNグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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