※本記事はみらいワークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
みらいワークスは2025年9月期の連結決算を発表した。売上高・売上総利益は前期比で増収増益となり、創業以来14期連続増収でともに過去最高を更新した。一方、来期以降の成長に向けた人員採用の先行投資により人件費が増加したことから、営業利益・経常利益は前期比で減益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は前期比506.6%の91百万円と増加した。2025年6月6日付で修正した通期業績予想に対しては、売上高・売上総利益は未達となったものの、販管費を抑制した結果、営業利益・経常利益・当期純利益は計画を達成した。
連結業績(2025年9月期 実績)
売上高は前期比528百万円増の11,144百万円(前期比105.0%)、売上総利益は同108百万円増の2,840百万円(同104.0%)となった。販売管理費は人件費の増加(同320百万円増)を主因に同354百万円増の2,556百万円となり、営業利益は同246百万円減の284百万円(同53.6%)、経常利益は同238百万円減の295百万円(同55.3%)となった。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は同73百万円増の91百万円(同506.6%)となった。EBITDAは同32百万円減の279百万円(同89.7%)。
| 項目 | 2025年9月期(累積実績) | 前期(2024年9月期累積実績) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 11,144百万円 | 10,616百万円 | 528百万円 | +105.0% |
| 売上総利益 | 2,840百万円 | 2,732百万円 | 108百万円 | +104.0% |
| 販売管理費 | 2,556百万円 | 2,202百万円 | 354百万円 | +116.1% |
| うち人件費 | 1,729百万円 | 1,408百万円 | 320百万円 | +122.1% |
| 営業利益 | 284百万円 | 530百万円 | ▲246百万円 | +53.6% |
| EBITDA | 279百万円 | 311百万円 | ▲32百万円 | +89.7% |
| 経常利益 | 295百万円 | 534百万円 | ▲238百万円 | +55.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 91百万円 | 17百万円 | 73百万円 | +506.6% |


事業別の状況
主力のプロフェッショナル人材事業では、リリースの増加による契約数の伸び悩みにより売上高が計画に対して未達となったが、3月のリリース増加により落ち込んだ契約数は第3・第4四半期にかけて順調に積み上がり、業績は改善傾向にあるとしている。地方創生事業では、人材紹介サービスが3月以降回復基調にあるものの上半期の不調分を下半期でリカバリーするには至らず、また見込んでいた大型案件の失注等により自治体受託事業が前年並みにとどまり伸び悩んだ。全社では、AIの活用等による業務効率化や採用計画の見直しにより販管費を抑制した結果、利益ベースでは修正後計画を達成した。
| 事業 | 売上高 | 売上総利益 | 営業利益(共通費配賦後) |
|---|---|---|---|
| プロフェッショナル人材事業 | 10,508百万円 | 2,426百万円 | 508百万円 |
| 地方創生事業 | 398百万円 | 289百万円 | ▲161百万円 |
| ソリューション事業 | 237百万円 | 125百万円 | ▲48百万円 |
| 全社合計 | 11,144百万円 | 2,840百万円 | 284百万円 |

主要KPI
主力のプロフェッショナル・エージェントサービス(フリーコンサルタント.jp、みらいデジタル)では、売上総利益の最大化に向けて「①契約数」「②1契約当たり売上総利益」「③直接営業人員数」「④大手企業取引数」の主要4KPIを追っている。2024年9月期第1四半期より、利益の創出に着目し方針を「売上高最大化」から「売上総利益最大化」へ変更したうえで、KPIに「②1契約当たり売上総利益」を追加している。2025年9月期第4四半期の月平均契約数は829件、1契約当たり売上総利益(全体)は239千円、月平均直接営業人員数は56.5名、大手企業(売上高3,000億円以上)取引数は81社であった。また、プロフェッショナル人材の登録者数は第4四半期において9万名を突破した。
通期業績予想(2026年9月期)
2025年6月6日付で公表した2025年9月期の通期業績予想の修正に伴い、2025年8月14日付で2026年9月期・2027年9月期の事業計画も修正した。修正後の2026年9月期計画は、売上高13,000百万円(うちプロフェッショナル人材事業12,200百万円、地方創生事業500百万円、ソリューション事業300百万円)、売上総利益3,380百万円、営業利益600百万円、経常利益600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益360百万円としている。事業別営業利益は、プロフェッショナル人材事業800百万円、地方創生事業▲130百万円、ソリューション事業▲70百万円を計画している。なお、上記計画にはM&Aによる成長は前提として含まれていない。
| 項目 | 2026年9月期計画(修正後) | 2027年9月期計画(修正後) |
|---|---|---|
| 売上高 | 13,000百万円 | 16,000百万円 |
| 売上総利益 | 3,380百万円 | 4,200百万円 |
| 営業利益 | 600百万円 | 1,000百万円 |
| 経常利益 | 600百万円 | 1,000百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 360百万円 | 600百万円 |

※本記事はみらいワークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。