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ジャノメ、2026年3月期は増収減益 2027年3月期は増収増益予想

決算サマリー 2026.08.20
ジャノメ、2026年3月期は増収減益 2027年3月期は増収増益予想

※本記事はジャノメが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ジャノメの2026年3月期は、家庭用機器における北米市場での販売増加や産業機器のロボット・プレス販売増加により売上高38,968百万円(前期比7.2%増)となった一方、原価率の悪化や為替影響、販管費増加により営業利益は1,910百万円(同14.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は590百万円(同67.1%減)となった。2025年11月公表の修正予想(営業利益1,300百万円)に対しては、売上高増加や販管費減少などにより610百万円上振れて着地した。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は前期比2,627百万円(7.2%)増の38,968百万円、売上総利益は70百万円(0.5%)増の15,110百万円となったが、売上総利益率は41.4%から38.8%へ2.6ポイント低下した。営業利益は原価率の変化(△300百万円)、為替影響(△647百万円)、販管費増(△300百万円)が響き、売上高増加による粗利増(+934百万円)を上回る形で314百万円(14.1%)減益の1,910百万円となった。経常利益は2,097百万円(同7.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は590百万円(同67.1%減)だった。

項目26/3期25/3期増減
売上高38,96836,3402,627(7.2%増)
売上総利益15,11015,04070(0.5%増)
売上総利益率38.8%41.4%2.6P減
営業利益1,9102,224△314(△14.1%)
経常利益2,0972,261△163(△7.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益5901,794△1,204(△67.1%)
連結業績の概要
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.4

セグメント別(事業別)の状況

家庭用機器は北米市場での販売増加により売上高29,787百万円(構成比76.4%、前期比1,013百万円増)となったが、営業利益は1,854百万円(同304百万円減)だった。産業機器はロボット・プレスの販売増加により売上高6,155百万円(構成比15.8%、前期比1,314百万円増)となったが、ダイカスト事業の原価率高止まりなどにより営業損失は543百万円(前期は423百万円の損失)に拡大した。IT関連は売上高2,896百万円(構成比7.4%、前期比366百万円増)、営業利益537百万円(同136百万円増)と増収増益だった。ミシンの地域別販売台数は、北米・大洋州で利益率の高い中高級機種の販売が好調に推移した一方、中南米・アジア・中東・アフリカでは中国製の低価格品との競争激化により減少した。

セグメント指標当期前期
家庭用機器売上高29,787(76.4%)28,773(79.2%)
家庭用機器営業利益1,8542,159
産業機器売上高6,155(15.8%)4,841(13.3%)
産業機器営業利益△543△423
IT関連売上高2,896(7.4%)2,529(7.0%)
IT関連営業利益537401
その他売上高128(0.3%)195(0.5%)
その他営業利益6288
事業セグメント別業績
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.7

通期業績予想

2027年3月期の連結業績は、売上高42,000百万円(前期比3,032百万円増)、営業利益3,000百万円(同1,090百万円増)、経常利益3,000百万円(同903百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,000百万円(同1,410百万円増)を見込む。セグメント別では家庭用機器が売上高32,700百万円・営業利益2,290百万円、産業機器は売上高6,200百万円・営業利益240百万円と黒字化を計画し、IT関連は売上高3,070百万円・営業利益460百万円を見込む。

項目27/3期予想26/3期(実績)
売上高42,00038,968
営業利益3,0001,910
経常利益3,0002,097
親会社株主に帰属する当期純利益2,000590
2027年3月期の連結業績予想
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.17

株主還元

2026年3月期の一株当たり年間配当金は55円(期初予想通り)を予定し、2027年3月期は前期比5円増の60円を予定する。配当方針は累進配当を意識し、DOE3%以上かつ連結配当性向40%以上を目安に決定するとしている。自己株式の取得については2025年11月17日から2026年4月9日の間に約15億円を取得済みで、資本市場の動向を踏まえ機動的に実施する方針を示した。

項目内容
2026年3月期 一株当たり年間配当金55円(予定、期初予想通り)
2027年3月期 一株当たり年間配当金予想60円(前期比5円増)
配当方針累進配当を意識し、DOE3%以上かつ連結配当性向40%以上を目安に決定
自己株式の取得実績2025年11月17日~2026年4月9日の間に約15億円を取得済み
株主還元(配当・自己株式取得)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.21

中期経営計画/トピック

中期経営計画「Move! 2027」では、ROE8%以上・PBR1倍以上の達成を目標に掲げ、資本効率向上・利益成長・株主還元の強化・サステナブル経営を通じて企業価値/株主価値の向上を目指す方針を示した。財務戦略では非事業用資産の売却等による資本効率改善や自己株式取得・配当増額等の株主還元強化に、人事戦略では評価・報酬体系の見直しなど人事制度改革に取り組むとしている。

※本記事はジャノメが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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