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アマノ、2026年3月期は増収減益 純利益は13.0%増

決算サマリー 2026.08.13
アマノ、2026年3月期は増収減益 純利益は13.0%増

※本記事はアマノが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アマノは2026年3月期(2025年4月~2026年3月)連結決算で、売上高176,467百万円(前期比+0.6%)、営業利益22,551百万円(同△2.1%)、経常利益24,358百万円(同△1.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益20,146百万円(同+13.0%)となった。売上高・純利益は計画(売上高180,000百万円、純利益18,000百万円)を上回った一方、営業利益は計画24,500百万円に届かなかった。単体では売上高76,689百万円(同△2.8%)、営業利益12,912百万円(同△11.1%)となった。

目次

連結業績(当期 実績)

連結売上高は前期比0.6%増の176,467百万円。売上総利益は80,291百万円(売上総利益率45.5%、前期45.0%)で前期比1.8%増加した一方、販管費が57,740百万円(同+3.3%)と増加したため、営業利益は22,551百万円(同△2.1%)と減益となった。経常利益は24,358百万円(同△1.2%)。親会社株主に帰属する当期純利益は20,146百万円(同+13.0%)で、4Qに特別利益1,739百万円を計上したことなどが寄与した。

項目当期(26.3期)前期(25.3期)増減
売上高176,467百万円175,423百万円+0.6%
売上総利益80,291百万円78,909百万円+1.8%
営業利益22,551百万円23,040百万円△2.1%
営業利益率12.8%13.1%△0.3Pt
経常利益24,358百万円24,642百万円△1.2%
親会社株主に帰属する当期純利益20,146百万円17,828百万円+13.0%

事業部門別業績(セグメント別)の状況

事業別では、情報システムが新勤怠管理システム「TimePro-eX」の拡販やAIを融合したソリューション提案強化により売上高41,631百万円(前期比+4.2%)と増収。パーキングシステムは新紙幣特需の反動減などにより93,042百万円(同△0.4%)、時間管理機器は標準機・TimeP@CKシリーズの減収により2,251百万円(同△7.6%)といずれも減収となった。環境システムは大型システムの増収により25,557百万円(同+1.0%)、クリーンシステムは小型ロボット洗浄機「HAPiiBOT」の大口案件反動減により13,983百万円(同△2.0%)となった。

事業26.3期実績25.3期実績前期比
情報システム41,631百万円39,953百万円+4.2%
時間管理機器2,251百万円2,436百万円△7.6%
パーキングシステム93,042百万円93,459百万円△0.4%
環境システム25,557百万円25,306百万円+1.0%
クリーンシステム13,983百万円14,267百万円△2.0%
合計176,467百万円175,423百万円+0.6%
事業別売上高(連結)
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.6

セグメント別営業利益

利益段階では、時間情報システム計(情報システム・時間管理機器・パーキングシステム)の営業利益が22,064百万円(前期比△766百万円、△3.4%)、環境関連システム計(環境システム・クリーンシステム)の営業利益は4,918百万円(同+393百万円、+8.7%)となった。全社費用は△4,432百万円(前期△4,316百万円)。

セグメント別売上高・営業利益(連結)
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.10

通期業績予想

2027年3月期の連結業績計画は、売上高184,000百万円(前期比+4.3%)、営業利益24,000百万円(同+6.4%)、経常利益25,600百万円(同+5.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益17,600百万円(同△12.6%)。為替レートは1ドル155.00円、1ユーロ180.00円を想定している。事業別売上計画は情報システム42,800百万円(同+2.8%)、時間管理機器2,400百万円(同+6.6%)、パーキングシステム96,800百万円(同+4.0%)、環境システム27,000百万円(同+5.6%)、クリーンシステム15,000百万円(同+7.3%)。

項目27.3期計画26.3期実績前期比
売上高184,000百万円176,467百万円+4.3%
営業利益24,000百万円22,551百万円+6.4%
経常利益25,600百万円24,358百万円+5.1%
親会社株主に帰属する当期純利益17,600百万円20,146百万円△12.6%
2027年3月期計画(連結)
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.31

株主還元

配当政策は安定配当に業績に応じた成果配分を組み合わせ、機動的な自己株式取得を実施する方針。連結配当性向は60.0%以上、総還元性向は70.0%以上、純資産配当率は2.5%を下限とすることを目標としている。自己株式取得は2025年4月~7月に900,000株(3,901百万円)、2026年2月に1,147,000株(4,489百万円)を実施した。また2025年8月8日には当社普通株式5,551,700株(消却前発行済株式総数の7.24%)を消却し、消却後の発行済株式総数は71,106,129株となった。

株主還元策
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.28

第10次中期経営計画

第9次中期経営計画期間(2023年3月期~2026年3月期)は、円安効果と国内特需が重なり当初計画を上回る業績推移となった。連結売上高は1,328億円から1,764億円へ32.9%増加、連結営業利益は157億円から225億円へ42.8%増加し、ROEは9.6%から14.7%(投資有価証券売却益等の一過性要因あり)へ向上した。これを受け、2027年3月期から2029年3月期を対象とする第10次中期経営計画「100年企業への5th Stage」を策定。29.3期の数値目標(連結)は売上高2,000億円、営業利益280億円、営業利益率(OPR)14%、ROE14%超。成長ドライバーとして①情報システム(AIを融合させたHR領域の深化・拡大)②パーキングシステム(データセンターを核とした次世代製品の展開と運営受託事業の拡大)③クリーンシステム(ロボット×クラウドサービス)の3本柱に加え、海外未展開事業・地域を開拓する「+One」を推進する。キャッシュアロケーションでは3ヵ年の営業キャッシュフロー(IFRS16号等の影響除外)約660億円を、設備投資15%、成長投資10%以上、株主還元30%以上に配分する方針で、現預金は26.3期末時点の約600億円水準を維持する。

指標29.3期目標26.3期実績
売上高2,000億円1,764億円(176,467百万円)
営業利益280億円225億円(22,551百万円)
営業利益率(OPR)14%12.8%
ROE14%超14.7%(一過性要因あり)

※本記事はアマノが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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