※本記事はオーイズミが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
オーイズミの2026年3月期決算は、食品・EC事業の成長を軸に収益性が向上し、増収増益で着地した。売上高は217億20百万円(前期比8.0%増)、営業利益は7億5百万円(同654.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億96百万円(同142.2%増)だった。アミューズメント事業は遊技機の新機種がカバーし通期黒字化を実現した。2027年3月期は食品・EC事業の拡大継続とアミューズメント事業のコスト構造改革により、増収増益を計画している。
業績(当期 実績)
売上高は217億20百万円(前期比8.0%増)、売上総利益は75億7百万円(同18.0%増、売上総利益率34.6%)となった。売上拡大と粗利率改善により販管費の増加を吸収し、営業利益は7億5百万円(同654.2%増、営業利益率3.2%)、経常利益は6億61百万円(同816.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億96百万円(同142.2%増)となった。1株当たり当期純利益(EPS)は26.52円。
| 項目 | 25.3期 | 26.3期 | 前期比増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 20,113 | 21,720 | +8.0% |
| 売上総利益 | 6,363 | 7,507 | +18.0% |
| 売上総利益率 | 31.6% | 34.6% | +2.9pt |
| 営業利益 | 93 | 705 | +654.2% |
| 営業利益率 | 0.5% | 3.2% | +2.8pt |
| 経常利益 | 72 | 661 | +816.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 246 | 596 | +142.2% |
| EPS | 10.95円 | 26.52円 | - |
セグメント別の状況
食品・EC事業は自社ブランドとOEMの二軸展開により売上高96億68百万円(前期比7.8%増)、セグメント利益2億9百万円(同50.4%増)と成長した。アミューズメント事業はスマート化で周辺機器需要が縮小する中、遊技機の新機種販売がカバーし売上高101億82百万円(同8.9%増)、セグメント利益は9700万円(前期は3億94百万円の損失)となり通期黒字化を実現した。不動産事業は売上高8億57百万円(同5.2%増)、セグメント利益3億99百万円(同4.1%減)、電気事業は売上高10億12百万円(同3.5%増)、セグメント利益5億50百万円(同10.5%増)だった。
| セグメント | 指標 | 25.3期 | 26.3期 |
|---|---|---|---|
| 食品・EC事業 | 売上高 | 8,967 | 9,668 |
| 食品・EC事業 | セグメント利益 | 139 | 209 |
| アミューズメント事業 | 売上高 | 9,352 | 10,182 |
| アミューズメント事業 | セグメント利益 | ▲394 | 97 |
| 不動産事業 | 売上高 | 815 | 857 |
| 不動産事業 | セグメント利益 | 416 | 399 |
| 電気事業 | 売上高 | 978 | 1,012 |
| 電気事業 | セグメント利益 | 497 | 550 |

通期業績予想
2027年3月期は、食品・EC事業の拡大継続とアミューズメント事業のコスト構造改革により、増収増益を見込む。売上高は225億円(前期比3.6%増)、営業利益は9億50百万円(同34.8%増)、経常利益は8億50百万円(同28.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億円(同0.7%増)を計画。EPSは26.67円を見込む。セグメント別では食品・EC事業の売上高104億95百万円(同8.6%増)、セグメント利益2億50百万円(同19.6%増)、アミューズメント事業は売上高102億78百万円(同0.9%増)、セグメント利益3億60百万円(同270.2%増)を計画している。
| 項目 | 26.3期(実績) | 27.3期(予想) | 前期比増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 21,720 | 22,500 | +3.6% |
| 売上総利益 | 7,507 | 8,000 | +6.6% |
| 営業利益 | 705 | 950 | +34.8% |
| 経常利益 | 661 | 850 | +28.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 596 | 600 | +0.7% |
| EPS | 26.52円 | 26.67円 | - |

株主還元
2027年3月期の年間配当は1株12.0円を予定し、配当性向は45%程度を見込む。26.3期の実績配当も1株12.0円(配当性向45.2%)だった。
| 項目 | 25.3期 | 26.3期 | 27.3期(予想) |
|---|---|---|---|
| 年間配当金 | 12.0円 | 12.0円 | 12.0円 |
| 配当性向 | 109.6% | 45.2% | 45.0% |

中期経営計画/トピック
中期経営計画では「競争力向上」「収益力強化」「経営体制強化」を基本方針とし、事業ポートフォリオ最適化・固定費削減・生産性向上に取り組む。食品・EC事業は自社ブランドとOEMで事業領域と収益を拡大する戦略で、株式会社オーイズミ下仁田の新工場が2026年5月から本格稼働する計画。アミューズメント事業はREAL A+プロジェクトなど重点コンテンツに絞った機種づくりを推進し、開発・販売両面での改革を進める。

※本記事はオーイズミが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。