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サムコ、2025年7月期は増収増益で売上高・利益とも過去最高

決算サマリー 2026.08.28
サムコ、2025年7月期は増収増益で売上高・利益とも過去最高

※本記事はサムコが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

サムコの2025年7月期(2024年8月~2025年7月)は、売上高93.4億円(前年同期比13.9%増)、営業利益23.4億円(同16.1%増)、経常利益23.7億円(同13.6%増)、当期純利益16.9億円(同15.3%増)となり増収増益だった。会社は売上高を4期連続増収で過去最高、営業利益を5期連続増益で過去最高、経常利益・当期純利益を6期連続増益で過去最高としている。受注高は91.0億円(同11.8%増)で過去最高となった一方、受注残高は51.2億円(同4.4%減)となった。2026年7月期については、売上高10,200百万円(同9.2%増)、営業利益2,460百万円(同5.0%増)、経常利益2,440百万円(同2.8%増)、当期純利益1,720百万円(同1.4%増)を見込んでいる。

目次

業績(2025年7月期 実績)

2025年7月期の業績は、売上高9,342百万円(前年同期比13.9%増)、売上総利益4,668百万円(同11.3%増、売上高総利益率50.0%)、営業利益2,342百万円(同16.1%増、営業利益率25.1%)、経常利益2,373百万円(同13.6%増)、当期純利益1,697百万円(同15.3%増)となった。受注高は9,104百万円(同11.7%増)、受注残高は5,124百万円(同4.4%減)となった。

項目2025年7月期2024年7月期前年同期比
売上高9,342百万円8,203百万円13.9%
売上総利益4,668百万円4,193百万円11.3%
売上高総利益率50.0%51.1%
営業利益2,342百万円2,017百万円16.1%
営業利益率25.1%24.6%
経常利益2,373百万円2,088百万円13.6%
当期純利益1,697百万円1,471百万円15.3%
受注高9,104百万円8,147百万円11.7%
受注残高5,124百万円5,361百万円△4.4%
2025年7月期 業績ハイライト
出典:サムコ 2025年7月期決算説明会資料 P.4

品目別(装置別)の状況

装置別(品目別)の売上高では、エッチング装置が5,503百万円(前年同期比17.8%増、構成比58.9%)と最も大きな割合を占め、CVD装置は1,799百万円(同10.2%増、構成比19.3%)、洗浄装置は685百万円(同13.2%増、構成比7.3%)、部品・メンテナンスは1,354百万円(同4.7%増、構成比14.5%)となった。

品目2025年7月期構成比2024年7月期構成比前年同期比
CVD装置1,799百万円19.3%1,632百万円19.9%10.2%
エッチング装置5,503百万円58.9%4,671百万円56.9%17.8%
洗浄装置685百万円7.3%605百万円7.4%13.2%
部品・メンテナンス1,354百万円14.5%1,293百万円15.8%4.7%
合計9,342百万円100.0%8,203百万円100.0%13.9%
2025年7月期 装置別売上高
出典:サムコ 2025年7月期決算説明会資料 P.7

用途別・地域別の売上動向

用途別売上高では、電子部品分野が2,004百万円(前年同期比213.2%増)、ヘルスケア関連分野が185百万円(同189.0%増)、シリコン半導体分野が1,665百万円(同40.0%増)と伸びた一方、化合物半導体分野は3,066百万円(同10.8%減)、その他は1,066百万円(同32.5%減)となった。地域別では、日本向けが5,755百万円(同30.6%増、構成比61.6%)に伸びた一方、アジア向けは2,524百万円(同15.2%減)、海外合計は3,586百万円(同5.8%減、構成比38.4%)となった。

業績予想(2026年7月期)

会社は2026年7月期の業績予想として、売上高10,200百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益2,460百万円(同5.0%増)、経常利益2,440百万円(同2.8%増)、当期純利益1,720百万円(同1.4%増)を見込んでいる。上期は売上高4,750百万円・営業利益1,070百万円、下期は売上高5,450百万円・営業利益1,390百万円を予想している。

項目2026年7月期予想(通期)2025年7月期実績前年同期比
売上高10,200百万円9,342百万円9.2%
売上総利益4,990百万円4,668百万円7.0%
売上高総利益率49.0%50.0%
営業利益2,460百万円2,342百万円5.0%
営業利益率24.2%25.1%
経常利益2,440百万円2,373百万円2.8%
当期純利益1,720百万円1,697百万円1.4%
2026年7月期 業績予想
出典:サムコ 2025年7月期決算説明会資料 P.15

株主還元

会社の1株当たり配当金は、2021年7月期30円、2022年7月期35円、2023年7月期45円、2024年7月期45円、2025年7月期60円と推移し、配当性向はそれぞれ31.9%、26.7%、26.5%、24.6%、28.4%となった。2026年7月期は1株当たり配当金60円、配当性向28.0%を計画している。2025年7月期のキャッシュ・フロー計算書では、配当金の支払として361百万円を計上している。

1株当たり配当金配当性向
2021年7月期30円31.9%
2022年7月期35円26.7%
2023年7月期45円26.5%
2024年7月期45円24.6%
2025年7月期60円28.4%
2026年7月期(計画)60円28.0%
配当性向と1株当たり配当金の推移
出典:サムコ 2025年7月期決算説明会資料 P.16

中期経営計画/トピック

中期経営計画では、装置製造原価率46%以下、営業利益率25%以上、海外売上高比率50%以上を重要指標に掲げている。第46期(2025年7月期、実績)の売上高93.4億円、装置製造原価率46.6%、営業利益23.4億円(営業利益率25.0%)、海外売上高35.8億円(海外売上比率38.4%)、国内売上高57.5億円に対し、第49期の目標として売上高123億円(第46期比32%増)、装置製造原価率46.0%、営業利益31.4億円(同34%増、営業利益率25.6%)、海外売上高61.5億円(海外売上比率50.0%、同72%増)、国内売上高61.5億円(同7%増)を掲げている。トピックとしては、2025年3月31日に東北大学へクラスターツールシステム「クラスターH」を納入したほか、2025年9月1日に京都市伏見区の「先端技術開発棟」を竣工したことを挙げている。

※本記事はサムコが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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