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レイズネクスト、2026年3月期は増収増益 修正計画を上回り着地

決算サマリー 2026.08.28
レイズネクスト、2026年3月期は増収増益 修正計画を上回り着地

※本記事はレイズネクストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

レイズネクストの2026年3月期は、堅調なメンテナンス需要を背景に売上高1,745億31百万円(前期比10.9%増)、営業利益147億13百万円(同35.5%増)となり、いずれも前期実績および2026年第2四半期決算発表時に公表した修正計画を上回って着地した。定期修理における追加工事や保全工事の増加、選別受注の継続による採算性改善が寄与した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

受注高は前期比16.4%増の1,882億5百万円。EPCの大型案件受注、定期修理工事の追加工事の増加、2027年3月期案件の一部前倒し計上などが重なり、前期を大きく上回った。採算性を重視した選別受注の継続に加え、前期に発生した一過性のRS関連費用の剥落で売上総利益率が改善し、営業利益は前期比35.5%増と大きく伸長した。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)前期比
受注高188,205百万円161,747百万円+16.4%
受注残高86,510百万円72,794百万円+18.8%
売上高174,531百万円157,371百万円+10.9%
売上総利益24,488百万円18,926百万円+29.4%
売上総利益率14.0%12.0%+2.0pt
営業利益14,713百万円10,858百万円+35.5%
営業利益率8.4%6.9%+1.5pt
経常利益14,920百万円11,094百万円+34.5%
税引前利益14,995百万円11,485百万円+30.6%
当期純利益10,744百万円8,156百万円+31.7%
親会社株主利益10,459百万円8,100百万円+29.1%
EPS193.71円150.89円+28.4%
決算ハイライト
出典:レイズネクスト 2026年3月期 通期決算説明資料 P.3

事業別の状況

2026年3月期は、メンテナンス事業とタンク事業が売上高・受注高の拡大を牽引した。メンテナンス事業は定期修理における追加工事や保全工事量の増加が増収を牽引し、受注高でも定期修理の追加工事や2027年3月期案件の一部前倒し計上が寄与した。エンジニアリング事業は大型案件の寄与で売上高は前期実績を上回ったが、受注高は前期比マイナスに終わった。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
メンテナンス事業売上高101,179百万円91,887百万円
メンテナンス事業受注高114,205百万円92,291百万円
タンク事業売上高28,061百万円23,300百万円
タンク事業受注高32,327百万円24,558百万円
エンジニアリング事業売上高45,249百万円42,148百万円
エンジニアリング事業受注高41,673百万円44,896百万円
その他売上高41百万円35百万円
合計売上高174,531百万円157,371百万円
合計受注高188,205百万円161,747百万円
2026年3月期 業績サマリー
出典:レイズネクスト 2026年3月期 通期決算説明資料 P.23

通期業績予想(2027年3月期計画)

2027年3月期計画は、一部案件が2026年3月期に前倒しで売上計上されたことに加え、外部環境の不透明感を踏まえて現時点で見通せる案件のみを織り込んで策定しており、売上高は前期比0.3%増とほぼ横ばい、営業利益は同11.6%減の130億円を見込む。中東情勢を背景とした資材供給の逼迫による完工遅延リスクも慎重に見極めているとしている。

項目予想(2027年3月期)前期(2026年3月期実績)前期比
受注高167,000百万円188,205百万円△11.3%
受注残高78,510百万円86,510百万円△9.2%
売上高175,000百万円174,531百万円+0.3%
売上総利益23,900百万円24,488百万円△2.4%
売上総利益率13.7%14.0%△0.3pt
営業利益13,000百万円14,713百万円△11.6%
営業利益率7.4%8.4%△1.0pt
経常利益13,250百万円14,920百万円△11.2%
親会社株主利益9,000百万円10,459百万円△14.0%
EPS166.67円193.71円△14.0%
セグメント指標予想(2027年3月期)前期(2026年3月期実績)
メンテナンス事業受注高87,500百万円(△23.4%)114,205百万円
メンテナンス事業売上高98,600百万円(△2.5%)101,179百万円
タンク事業受注高24,100百万円(△25.4%)32,327百万円
タンク事業売上高26,900百万円(△4.1%)28,061百万円
エンジニアリング事業受注高55,400百万円(+32.9%)41,673百万円
エンジニアリング事業売上高49,500百万円(+9.4%)45,249百万円
その他売上高開示なし41百万円
2027年3月期計画|サマリー
出典:レイズネクスト 2026年3月期 通期決算説明資料 P.33

株主還元

2026年3月期の年間配当金は1株当たり117円(中間45円・期末72円)、配当性向は60.4%となった。会社は配当政策を変更し、2026年3月期配当実績117円を年間配当の下限とし、連結配当性向60%と株主資本配当率(DOE)7%のいずれか高い方を選択して配当を実施する新方針を決定した。株主優待制度「レイズネクスト・プレミアム優待倶楽部」の提供商品も拡充した。

配当政策の変更
出典:レイズネクスト 2026年3月期 通期決算説明資料 P.41

中期経営計画

第3次中期経営計画(2025-2028)策定当初から事業環境が大きく変化したことを受け、成長戦略を再構築し、最終年度である2029年3月期の業績目標を上方修正した。売上高目標は1,710億円から1,950億円(+14.0%)、営業利益目標は136億円から163億円(+19.9%)、当期純利益目標は93億円から112億円(+20.4%)にそれぞれ引き上げ、ROE目標も9.5%以上から10.0%以上に引き上げた。安定した営業キャッシュ・フローを基盤に、供給力拡張に向けた成長投資と高水準の株主還元を両立する資本配分方針も新たに開示している。

※本記事はレイズネクストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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