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日機装、2025年12月期は増収増益 営業利益・当期利益とも過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.28
日機装、2025年12月期は増収増益 営業利益・当期利益とも過去最高を更新

※本記事は日機装が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

日機装の2025年12月期(IFRS)は、売上収益2,156億円、営業利益153億円、税引前利益172億円、親会社の所有者に帰属する当期利益136億円となった。営業利益・税引前利益・当期利益は、子会社株式譲渡益を計上したFY2022を除き、いずれも過去最高を更新した。収益性改善と主力事業の拡大を踏まえ、期末配当を4円増額した。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

インダストリアル事業における受注済案件の着実な遂行と構造改革効果に加え、航空宇宙事業の下期回復およびメディカル事業の海外成長により、営業利益は前期比+89億円の大幅増益となった。2025年2月開示の業績予想(営業利益140億円)も13億円上回った。

項目当期(FY2025)前期(FY2024)増減
受注高2,314億円2,220億円+93億円(+4.2%)
売上収益2,156億円2,133億円+22億円(+1.1%)
営業利益153億円63億円+89億円(+139.6%)
売上高営業利益率7.1%3.0%+4.1pts
税引前利益172億円100億円+72億円(+72.4%)
親会社の所有者に帰属する当期利益136億円79億円+56億円(+71.6%)
FY2025決算のポイント
出典:日機装 2025年12月期 決算説明資料 P.4

セグメント別(事業別)の状況

工業部門ではインダストリアル事業・航空宇宙事業がともに増収増益。深紫外線LED(UV-LED)事業は損失幅が改善した。医療部門では血液透析事業が増収増益となる一方、CRRT事業は2025年2月の譲渡完了に伴い受注高・売上収益が減少した。

セグメント指標当期(FY2025)前期(FY2024)
インダストリアル事業売上収益1,170億円1,120億円
インダストリアル事業営業利益128億円99億円
航空宇宙事業売上収益195億円173億円
航空宇宙事業営業利益9億円△0億円
深紫外線LED事業売上収益3億円8億円
深紫外線LED事業営業利益△2億円△25億円
血液透析事業売上収益778億円756億円
血液透析事業営業利益69億円64億円
ヘルスケア事業売上収益1億円2億円
ヘルスケア事業営業利益△7億円△10億円
CRRT事業売上収益9億円75億円
CRRT事業営業利益0億円△13億円
工業部門(計)売上収益1,369億円1,302億円
工業部門(計)営業利益135億円73億円
医療部門(計)売上収益788億円832億円
医療部門(計)営業利益60億円40億円
調整額(全社費用等)営業利益△44億円△50億円
セグメント別・事業別業績(前年同期比)
出典:日機装 2025年12月期 決算説明資料 P.29

通期業績予想(2026年12月期)

新中期経営計画「NIKKISO 2028」の初年度となる2026年12月期は、2025年12月期比で増収増益を計画。インダストリアルおよび航空宇宙事業は市場拡大を背景に増収増益を見込む一方、メディカル事業は将来成長に向けた投資による経費先行局面となり、営業利益は前期並みを想定している。なお、為替差損益は織り込んでいない。

項目予想(FY2026)前期(実績)
受注高2,455億円2,314億円
売上収益2,335億円2,156億円
営業利益165億円153億円
売上高営業利益率7.1%7.1%
当期利益130億円136億円
1株当たり年間配当金50円40円
セグメント指標予想(FY2026)当期(FY2025実績)
インダストリアル事業売上収益1,280億円1,170億円
インダストリアル事業営業利益[率]130億円[10.2%]128億円[10.9%]
航空宇宙事業売上収益250億円195億円
航空宇宙事業営業利益[率]20億円[8.0%]9億円[4.9%]
メディカル事業/医療部門売上収益805億円788億円
メディカル事業/医療部門営業利益[率]60億円[7.5%]60億円[7.7%]
調整額(全社費用等)営業利益△44億円△44億円
合計売上収益2,335億円2,156億円
合計営業利益[率]165億円[7.1%]153億円[7.1%]
FY2026業績予想の概要
出典:日機装 2025年12月期 決算説明資料 P.19

株主還元

2025年12月期は増配と自己株式取得(2025年12月8日付)を実施し、総還元性向は30.6%となった。年間配当は中間18円・期末22円の合計40円(前期比+10円)。2026年12月期は年間配当50円(中間25円・期末25円)を見込む。新中期経営計画「NIKKISO 2028」では収益力向上を前提に累進配当を基本方針とし、2028年にDOE(株主資本配当率)2.5%水準を目安に株主還元を強化するとしている。

株主還元の状況
出典:日機装 2025年12月期 決算説明資料 P.23

中期経営計画

2026年12月期は新中期経営計画「NIKKISO 2028 – Toward a Healthier World」の初年度にあたる。収益力の向上を前提とした累進配当を基本方針とし、これまでの増配基調を加速する形で、2028年にDOE2.5%水準を目安として株主還元の強化に取り組むとしている。さらに長期的にはDOE3%を目安とした株主還元の安定的な向上を目指すとしている。

※本記事は日機装が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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