AIRMAN

AIRMAN、2026年3月期は増収増益で過去最高益 海外が牽引

決算サマリー 2026.08.20
AIRMAN、2026年3月期は増収増益で過去最高益 海外が牽引

※本記事はAIRMANが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

AIRMANの2026年3月期(2025年度)連結決算は、売上高55,604百万円(前期比2.3%増)、営業利益7,184百万円(同11.2%増)、経常利益8,014百万円(同17.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,596百万円(同17.4%増)となり、いずれも通期として過去最高を更新した。海外、特に北米の伸長が国内市場の伸び悩みを補い、原材料高騰の中でも価格転嫁を進め収益力を改善した。2027年3月期は、関税・原材料等の外部要因を織り込み減益を見込む。

目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期の連結業績は、国内の減少分を海外が補い増収となり、売上高は通期として過去最高を更新した。営業利益は売価変動が+1,396百万円寄与した一方、原材料高騰△522百万円、関税影響△425百万円、販管費△297百万円等があったが、11.2%増の7,184百万円となった。経常利益は前年同期に計上した為替差益の増加もあり17.4%増加した。

項目2026年3月期実績2025年3月期実績対前期増減率(%)
売上高55,60454,3532.3
営業利益7,1846,45911.2
経常利益8,0146,82817.4
親会社株主に帰属する当期純利益5,5964,76717.4

地域別・セグメント別の状況

建設機械は北米で大手広域レンタル会社との取引拡大によりエンジンコンプレッサの出荷が伸長し22.5%増となった一方、アジアはエンジンコンプレッサ・エンジン発電機ともに低調で18.6%減、日本は工事計画の停滞によりエンジンコンプレッサが伸び悩み3.6%減となった。産業機械(日本)は安定的なOEM供給や部品・サービスの売上増加により8.1%増となった。海外売上高比率は44.8%(前期43.7%)に上昇した。

区分2025年3月期2026年3月期対前期増減率(%)
建設機械 北米10,42712,77522.5
建設機械 アジア5,9564,850△18.6
建設機械 中近東2,8943,35215.8
建設機械 その他4,4963,945△12.2
建設機械 日本20,35419,626△3.6
建設機械 合計44,12844,5521.0
産業機械 日本10,22511,0528.1
連結合計54,35355,6042.3
地域別・セグメント別売上高
出典:6364_AIRMAN_2026年3月期_通期_説明資料 P.5

通期業績予想

2027年3月期は、海外建設機械ルートでの北米需要拡大による拡販戦略の展開等により売上高は58,500百万円(前期比5.2%増)を見込む一方、原材料価格の高騰や米国の関税による影響を織り込み、営業利益5,630百万円(21.6%減)、経常利益5,760百万円(28.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3,960百万円(29.2%減)と減益を計画する。想定為替レートは1ドル150円、1ユーロ170円。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想対前期増減率
売上高55,60458,5005.2%
営業利益7,1845,630△21.6%
経常利益8,0145,760△28.1%
親会社株主に帰属する当期純利益5,5963,960△29.2%
2027年3月期業績見通し
出典:6364_AIRMAN_2026年3月期_通期_説明資料 P.13

中期ビジョン2027

中期ビジョン2027は「さらなる飛躍に向けた改革期間」と位置付けられる。国内建設機械ルートは市場の成熟・縮小を前提にプライスリーダーのポジションを活かして収益を安定化し、成長投資の原資として活用する。海外建設機械ルートは北米を中心に新規販路開拓とシェア拡大に取り組みCAGR+7.2%を目標とする。国内産業機械ルートは営業・顧客管理・サービス体制を拡充し、新たな収益源となるチャネル構築を目指しCAGR+4.8%を目標とする。

KPI2025年3月期実績2026年3月期実績2026年3月期業績予想進捗率(%)
国内建設機械 売上高20,35419,62619,82199.0
海外建設機械 売上高23,77324,92524,259102.7
国内産業機械 売上高10,22511,05210,920101.2
連結売上高54,35355,60455,000101.1
連結営業利益6,4597,1846,920103.8
連結営業利益率(%)11.912.912.6
中期ビジョン2027の成長戦略
出典:6364_AIRMAN_2026年3月期_通期_説明資料 P.16

株主還元

総還元性向70%を目安に、3年間で総額100億円規模の株主還元を実施する方針。2026年3月期は期末配当を52円とし、年間配当72円(前期比15円増配)を予定する。財務状況や成長投資等を勘案し、安定的な配当と機動的な自己株式の取得を実施する。資本コストを9%と設定しROE目標を12%とする中、2026年3月期のROEは13.0%(PBR1.1倍)と資本コストを上回る水準を確保した。

株主還元政策・ROEとPBRの推移
出典:6364_AIRMAN_2026年3月期_通期_説明資料 P.22

トピックス

2025年12月には伊藤忠メタルズ株式会社と組み、コールドチェーン業界向けにリーファーコンテナ用発電機を発売した。まずは国内で実績を積み、海外展開も視野に入れる。また、中期ビジョン2027の推進に向け、海外営業本部と産機営業部をそれぞれ独立させ、意思決定の迅速化とリソースの集中、市場シェアの拡大を図る組織体制改革を実施した。

※本記事はAIRMANが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次