※本記事はコンバムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
コンバムは2026年2月13日、2025年12月期(2025年1月1日〜2025年12月31日)の連結決算短信を公表した。売上高は1,982百万円(前期比7.1%増)と増収になった一方、営業利益は294百万円(同2.9%減)、経常利益は327百万円(同4.4%減)と減益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は248百万円(同0.3%増)だった。2026年12月期は売上高2,264百万円(同14.3%増)、営業利益294百万円(同0.0%)を見込む。
連結業績(2025年12月期 実績)
短信によると、同社グループでは電子部品・半導体製造装置関連の需要に徐々に回復傾向の兆しが見えてきた。ロボット関連、食品機械業界、各種自動機関連では原材料や部材価格の高騰の影響が継続しているものの、受注は堅調に推移した。開発面では、産業用ロボットや協働ロボットの普及拡大に対応してロボット向け吸着ハンドのバリエーションを拡充したほか、半導体業界の回復を見越して新素材・新形状の吸着パッドの開発を進めた。
地域別では、日本は半導体製造装置及びメンテナンスの需要が横ばいだったが、生産設備の省人化・自動化の流れからロボットハンド関連製品の引き合いが増加し、増収・減益となった。韓国は半導体製造装置及びメンテナンスの需要に回復の兆しがあり、新規顧客の獲得により受注が増加して増収となったが、営業利益は減少した。タイを含むその他の地域は、自動化設備への拡販活動により増収となり、営業損失が縮小した。
1株当たり当期純利益は162円11銭(前期159円33銭)、自己資本当期純利益率は4.2%(同4.3%)、売上高営業利益率は14.9%(同16.4%)だった。
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,982百万円 | 1,850百万円 | 7.1%増 |
| 営業利益 | 294百万円 | 303百万円 | 2.9%減 |
| 経常利益 | 327百万円 | 342百万円 | 4.4%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 248百万円 | 248百万円 | 0.3%増 |
財政状態とキャッシュ・フロー
2025年12月期末の総資産は6,404百万円(前期末6,360百万円)、純資産は6,040百万円(同5,969百万円)、自己資本比率は93.6%(同93.2%)となった。短信によると、流動資産は主に現金及び預金、売掛金、仕掛品の増加により増加し、固定資産は有形固定資産、無形固定資産、投資有価証券の減少により減少した。負債は未払法人税等や繰延税金負債の減少により減少した。純資産は自己株式の取得やその他有価証券評価差額金の減少があった一方、利益剰余金と為替換算調整勘定が増加した。
| 項目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 6,404百万円 | 6,360百万円 |
| 純資産 | 6,040百万円 | 5,969百万円 |
| 自己資本比率 | 93.6% | 93.2% |
| 1株当たり純資産 | 3,943円59銭 | 3,808円25銭 |
キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが430百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが691百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが151百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は2,253百万円となった。営業活動では税金等調整前当期純利益や減価償却費が増加要因となり、法人税等の支払額が減少要因となった。財務活動の支出は配当金の支払と自己株式の取得によるもの。同社は有利子負債及び支払利息がないとしている。
株主還元
2025年12月期の1株当たり年間配当金は50円00銭(前期50円00銭)、配当性向(連結)は30.8%となった。2026年12月期も1株当たり年間配当金50円00銭(配当性向32.8%)を予想している。
| 項目 | 2025年12月期(実績) | 2026年12月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 50円00銭 | 50円00銭 |
| 配当性向(連結) | 30.8% | 32.8% |
2026年12月期の連結業績予想
2026年12月期は売上高2,264百万円(前期比14.3%増)、営業利益294百万円(同0.0%)、経常利益329百万円(同0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益232百万円(同6.6%減)を見込む。1株当たり当期純利益は151円34銭の予想。短信は、昨年後半から半導体関連部品及び電子機器分野で受注回復の兆しが徐々に見られ始めているとし、真空吸着機器に特化した研究開発及び新製品開発を推進するとともに、自動成形機や自動検査装置を中心とした生産工程の自動化・効率化の強化、ロボットハンドのバリエーション拡大や環境対応型の新素材を用いた製品開発に注力するとしている。
| 項目 | 2026年12月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,264百万円 | 14.3%増 |
| 営業利益 | 294百万円 | 0.0% |
| 経常利益 | 329百万円 | 0.6%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 232百万円 | 6.6%減 |
本記事はコンバムが公表した2025年12月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はコンバムが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。