※本記事は高松機械工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
高松機械工業の2026年3月期は、受注高が132億93百万円(前期比11.6%増)となった一方、売上高は127億22百万円(同8.4%減)に減少した。営業損失は64百万円(前期は160百万円の損失)、経常損失は70百万円(前期は103百万円の損失)となり、いずれも損失幅は前期より縮小した。親会社株主に帰属する当期純損失は164百万円(前期は645百万円の損失)だった。2027年3月期は営業利益151百万円、経常利益179百万円、親会社株主に帰属する当期純利益133百万円を見込み、黒字化を予想している。
連結業績(2026年3月期 実績)
期前半は受注が低調に推移したが、後半にかけて回復基調となり、通期の受注高は132億93百万円(前期比11.6%増)となった。売上高は期前半の受注低迷を受けて低調に推移し、127億22百万円(同8.4%減)となった。売上原価は94億26百万円(同11.4%減)、売上総利益は32億96百万円(同1.1%増)だった。販管費は33億61百万円(同1.7%減)。営業損失は64百万円(前期は160百万円の損失)、経常損失は70百万円(前期は103百万円の損失)となり、損失幅は前期より縮小した。(単位:百万円)
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 受注高 | 13,293 | 11,912 | +1,381(+11.6%) |
| 売上高 | 12,722 | 13,893 | △1,170(△8.4%) |
| 売上総利益 | 3,296 | 3,259 | +37(+1.1%) |
| 営業利益 | △64 | △160 | +95 |
| 経常利益 | △70 | △103 | +33 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | △164 | △645 | +481 |
事業別の状況
事業別では、工作機械事業の売上高は112億15百万円(前期比9.0%減)、営業損失は156百万円(前期は200百万円の損失)となった。IT関連製造装置事業の売上高は13億38百万円(同3.2%減)、営業利益は77百万円(前期は31百万円)と増益だった。自動車部品加工事業の売上高は1億68百万円(同7.5%減)、営業利益は14百万円(前期は8百万円)だった。(単位:百万円)
| 事業 | 指標 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 工作機械事業 | 売上高 | 11,215 | 12,327 |
| 工作機械事業 | 営業利益 | △156 | △200 |
| IT関連製造装置事業 | 売上高 | 1,338 | 1,383 |
| IT関連製造装置事業 | 営業利益 | 77 | 31 |
| 自動車部品加工事業 | 売上高 | 168 | 182 |
| 自動車部品加工事業 | 営業利益 | 14 | 8 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の業績予想は、受注高140億円(前期比5.3%増)、売上高148億4百万円(同16.4%増)、営業利益151百万円(前期は64百万円の損失)、経常利益179百万円(前期は70百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益133百万円(前期は164百万円の損失)と、黒字化を見込む。1株当たり当期純利益は12.37円(前期は15.29円の損失)を予想する。(単位:百万円)
| 項目 | 2027年3月期予想 | 2026年3月期(実績) |
|---|---|---|
| 受注高 | 14,000 | 13,293 |
| 売上高 | 14,804 | 12,722 |
| 営業利益 | 151 | △64 |
| 経常利益 | 179 | △70 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 133 | △164 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 12.37 | △15.29 |

株主還元
配当方針は、安定的な配当水準を維持する方針のもと、1株当たり年間配当額10円を下限として維持し、配当性向は40%程度で設定して、業績の回復・利益の増額とともに株主への還元額を増加させるとしている。2026年3月期の年間配当は10円、2027年3月期も10円(計画)としている。

中期経営計画/トピック
中期経営計画「中期計画2027」の初年度にあたる2026年3月期は、「値決め(価格決定プロセスの再構築)」「営業体制強化」「全社バリューチェーン最適化」に注力した。当期純利益率の低迷がROEの低迷に直結しているとの現状認識のもと、収益性の改善を推進するとしている。2026年3月期のROEは△1.0%、当期純利益率は△1.3%で、2028年3月期にROE4.3%を目標としている。

※本記事は高松機械工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。