※本記事はリクルートホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
リクルートホールディングスが2026年5月15日に発表した2026年3月期(FY2025)通期決算説明資料によると、連結売上収益は3,697.3十億円(前期比+3.9%)、EBITDA+Sは794.3十億円(同+17.0%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は496.9十億円(同+21.6%)となり、増収増益となった。基本的1株当たり当期利益は349.78円(同+28.9%)。2027年3月期(FY2026)の連結業績予想は、売上収益4,030.0十億円(前期比+9.0%)、EBITDA+S949.0十億円(同+19.5%)としている。
連結業績(当期 実績)
FY2025(2026年3月期)の連結業績は、売上収益3,697.3十億円(前期3,557.4十億円、YoY+3.9%)、EBITDA+S794.3十億円(前期678.8十億円、YoY+17.0%、EBITDA+Sマージン21.5%)、EBITDA730.5十億円(前期598.4十億円、YoY+22.1%)となった。営業利益は630.5十億円(前期490.5十億円、YoY+28.5%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は496.9十億円(前期408.5十億円、YoY+21.6%)、ROEは31.0%(前期22.6%)。基本的1株当たり当期利益は349.78円(前期271.44円、YoY+28.9%)だった。なお、想定為替レートは1米ドル=150.7円(前期152.6円)。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減(YoY) |
|---|---|---|---|
| 為替レート(対米ドル) | 150.7円 | 152.6円 | – |
| 売上収益 | 3,697.3十億円 | 3,557.4十億円 | +3.9% |
| EBITDA+S | 794.3十億円 | 678.8十億円 | +17.0% |
| EBITDA+Sマージン | 21.5% | 19.1% | – |
| EBITDA | 730.5十億円 | 598.4十億円 | +22.1% |
| 営業利益 | 630.5十億円 | 490.5十億円 | +28.5% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 496.9十億円 | 408.5十億円 | +21.6% |
| ROE | 31.0% | 22.6% | – |
| 基本的1株当たり当期利益 | 349.78円 | 271.44円 | +28.9% |

セグメント別の状況
セグメントはHRテクノロジー、人材派遣、MMT(Marketing Matching Technologies)の3区分。2025年4月1日付でHR SolutionsがMatching & SolutionsからHRテクノロジーへ移管され、Matching & SolutionsはMarketing Matching Technologiesへ改称されたため、FY2024実績はプロフォーマ数値で比較表示されている。FY2025実績(2026年3月期)は、HRテクノロジーの売上収益1,458.4十億円・EBITDA+S549.9十億円(EBITDA+Sマージン37.7%)、人材派遣の売上収益1,703.4十億円・EBITDA+S99.7十億円(同5.9%)、MMTの売上収益564.6十億円・EBITDA+S154.9十億円(同27.4%)となった。
| セグメント | 指標 | 当期(2026年3月期実績) | 前期(2025年3月期プロフォーマ) |
|---|---|---|---|
| HRテクノロジー | 売上収益 | 1,458.4十億円 | 1,372.2十億円 |
| HRテクノロジー | EBITDA+S | 549.9十億円 | 452.8十億円 |
| HRテクノロジー | EBITDA+Sマージン | 37.7% | 33.0% |
| 人材派遣 | 売上収益 | 1,703.4十億円 | 1,666.9十億円 |
| 人材派遣 | EBITDA+S | 99.7十億円 | 97.4十億円 |
| 人材派遣 | EBITDA+Sマージン | 5.9% | 5.8% |
| MMT | 売上収益 | 564.6十億円 | 539.5十億円 |
| MMT | EBITDA+S | 154.9十億円 | 137.1十億円 |
| MMT | EBITDA+Sマージン | 27.4% | 25.4% |

通期業績予想
FY2026(2027年3月期)の連結業績予想は、想定為替レート1米ドル=154.0円のもと、売上収益4,030.0十億円(前期比+9.0%)、EBITDA+S949.0十億円(同+19.5%、EBITDA+Sマージン23.5%)、EBITDA869.0十億円(同+19.0%)、営業利益787.0十億円(同+24.8%)、親会社の所有者に帰属する当期利益623.0十億円(同+25.4%)、基本的1株当たり当期利益447.00円(同+27.8%)としている。セグメント別では、HRテクノロジーの売上収益1,653.7十億円(同+13.4%)・EBITDA+S677.4十億円(EBITDA+Sマージン41.0%)、人材派遣の売上収益1,802.5十億円(同+5.8%)・EBITDA+S100.5十億円(同5.6%)、MMTの売上収益605.0十億円(同+7.1%)・EBITDA+S181.5十億円(同30.0%)を見込む。
| 項目 | 予想(2027年3月期) | 前期実績(2026年3月期) | 増減(YoY) |
|---|---|---|---|
| 為替レート(対米ドル) | 154.0円 | 150.7円 | – |
| 売上収益 | 4,030.0十億円 | 3,697.3十億円 | +9.0% |
| EBITDA+S | 949.0十億円 | 794.3十億円 | +19.5% |
| EBITDA+Sマージン | 23.5% | 21.5% | – |
| EBITDA | 869.0十億円 | 730.5十億円 | +19.0% |
| EBITDAマージン | 21.6% | 19.8% | – |
| 営業利益 | 787.0十億円 | 630.5十億円 | +24.8% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 623.0十億円 | 496.9十億円 | +25.4% |
| 基本的1株当たり当期利益 | 447.00円 | 349.78円 | +27.8% |
| 1株当たり配当金 | 26.00円 | 25.00円 | – |

株主還元
2027年3月期の株式配当は1株当たり年間26.0円(上半期13.0円、下半期13.0円)を予定。2026年4月1日より上限3,500億円の自己株式取得プログラムを実施中であり、年度末の現預金(グロス)を7,500億円程度に維持する方針。FY2025(2026年3月期)実績では、株主還元総額713.1十億円(前期859.1十億円)、総還元性向143.5%(前期210.3%)、1株当たり配当金25.00円だった。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 株主還元総額 | 713.1十億円 | 859.1十億円 | △146.0十億円 |
| 総還元性向 | 143.5% | 210.3% | – |
| 現金及び現金同等物(グロス) | 767.9十億円 | 823.8十億円 | △55.8十億円 |
| 純現金(ネットキャッシュ) | 765.9十億円 | 822.7十億円 | △56.8十億円 |
| 発行済株式数(自己株式控除後、百万株) | 1,396.2 | 1,466.7 | △70.5 |
| 1株当たり配当金 | 25.00円 | – | – |

資本配分方針(キャピタルアロケーション、FY2026-FY2028)
会社は資本配分方針を維持するとして、①既存事業の継続的な成長に資する投資、②2027年3月期の株式配当(1株当たり年間26.0円、上半期13.0円・下半期13.0円)、③HRテクノロジー事業の成長に資する戦略的M&A、④2026年4月1日に開始した上限3,500億円の自己株式取得プログラムの4点を挙げている。また、年度末の現預金(グロス)は7,500億円程度を維持する方針。
※本記事はリクルートホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。